2026年注目!シンガポールの働き方トレンドと経済見通しまとめ

新年明けましておめでとうございます!
リーラコーエン シンガポール リサーチャーのShihoです。

昨年は大変お世話になりました。
本年もリーラコーエンをどうぞよろしくお願いいたします。
年が明け、本日5日が仕事始めという方もいらっしゃることと思います。
そこで新年初回の本ブログでは、2026年のシンガポールが進むであろう方向性と労働市場の変化を過去の弊社記事のおさらいも交えながら整理し、これからのキャリアやビジネスの選択を考えるヒントとしてご紹介してまいります。
【目次】
1. アジアとシンガポールの2026経済予測・見通し
2. 2025年の労働市場調査結果のまとめ
3. 2026年注目の労働市場トレンド
4. 最後に
1. アジアとシンガポールの2026経済予測・見通し

アジア太平洋地域のインフラ開発を支援するアジア開発銀行 (ADB) の2025年12月レポートでは、アジア地域全体の経済成長率を2026年は4.6%と予測しています。
2025年の5.1%予測よりは低下していますが、総観としては比較的強い成長を維持すると見られています。
インフレ率も2025年1.6%→2026年2.1%と上昇傾向との予想です。
関税摩擦の再燃と貿易政策の不透明感、金融市場の変動性拡大が主要なリスク要因として残っています。
また地政学的圧力に加え、中国の不動産市場の低迷もアジア全体の成長見通しを圧迫するとの可能性が指摘されています。
シンガポールに限って言えば、シンガポール金融管理局 (MAS) は、2026年のGDP成長率は約2.3%と予測しています (2025年12月時点)。
これは2025年の成長が約4%超になるという実績からの減速を示しますが、長期的な潜在成長率近辺ではあります。
世界的な金融グループHSBCの分析でも、投資の活性化やインフラ建設効果により2026年の成長予測を約2.0%に引き上げています。
金利は比較的安定、インフレは緩やかに上昇見込みですが、金融政策は大きく変わらない見通しです。
2025年を振り返ると、シンガポールは製造業を中心に強い成長を遂げました。
電子・医薬品セクターの伸びがこれに寄与しています。
またチャンギ空港ターミナル5の建設プロジェクトなどインフラ中心の投資も加速しており、個人消費は伸び悩みつつも労働市場の堅調さからこのような力強い結果となっています。
2. 2025年の労働市場調査結果のまとめ

2025年のシンガポール労働市場にフォーカスしてまいります。
シンガポール労働市場は堅調ながら変化の多い推移となりました。
第1四半期は雇用は引き続き増加したものの、増加ペースは前年末から鈍化し、失業率はやや上昇しつつも低水準を維持、求人件数は前年末比で増加し求人倍率も高止まりしました。
リストラ件数は減少し、再就職率も改善するなど総じて底堅さが見られました。|
第2四半期では、雇用者数の増加が加速し、特に医療・社会サービスなど成長分野での居住者雇用が拡大。
失業率は引き続き低水準で、求人倍率も高水準を保ちましたが、外需依存の分野では慎重な採用姿勢が見られました。
第3四半期には更に雇用拡大が進み、総雇用増加数は前期の2倍以上に達しました。
失業率と解雇率は安定し、求人倍率も依然として高く、特にPME (専門職・管理職) 需要が強い状態が続きました。
全体として労働市場は安定した成長を維持しつつ、業種ごとの採用動向とスキル需要の変化が顕著となった一年でした。
【2025年第2四半期】シンガポール労働市場調査結果 確定版
【2025年第3四半期】徹底解説!シンガポール労働市場調査結果
3. 2026年注目の労働市場トレンド

ここでは、2025年の労働市場の動きを振り返りながら、2026年に注目すべきトレンドを整理していきます。
AI・デジタル化が働き方を加速
AIやデジタル技術の導入がさらに進み、採用やスキル需要の高度化が顕著に。専門職・管理職や技術職へのニーズが増え、リスキリングやデジタルスキルの習得がキャリア戦略の必須条件となっていくでしょう
【2026年に向けて】シンガポールで加速するAI採用の今と未来
高齢化社会に対応した「長く働くスタンダード」
労働力の高齢化が進む中、柔軟な勤務制度や育休拡充が標準化。長く働くことを前提とした働き方や、ワークライフバランスを重視した企業文化が浸透していくことが見込まれます
高齢化するシンガポールの労働力 - 長く働くことが「新しいスタンダード」に
シンガポールの2025年人口レポートが明らかにする、労働力にまつわる10のポイント
【2025総まとめ】シンガポールで加速した生活×働き方 5つの変化と採用トレンド
インフラ・都市開発による生活圏の拡大
マレーシアのジョホールとシンガポールを結ぶ鉄道RTS Linkやマリーナベイサンズ拡張計画、チャンギ空港ターミナル5建設など大規模インフラプロジェクトが進行しています。通勤環境や居住選択肢が変化し、職場やライフスタイルの柔軟な選択が求められてまいります
マリーナベイサンズ拡張計画がついに始動!シンガポール最大級の拡張が生む、労働市場へのインパクトについて考える
【最新】RTS Linkとは?シンガポールとマレーシアを結ぶ新鉄道|2026年開業で生活・労働市場に起きる変化
経済成長の安定と業種別の人材需要変化
製造業・インフラ投資の影響で経済は安定的成長を維持。業種ごとの採用動向が変化し、外需依存分野では慎重な採用、医療・社会サービスなど成長分野では雇用が拡大していくでしょう
シンガポール労働市場の今とこれから 2025/26年版給与ガイド解説
包摂的社会と福利厚生重視の企業文化
「We-First」社会の理念に基づき、社会的包摂や公平な働き方が企業文化に反映。給与・福利厚生設計もインフレ対応やデジタルスキル支援を組み込む方向で、個人と企業の柔軟な対応力が求められるようになりそうです
ナショナルデー2025 施政方針演説の要点 「We-First」社会の実現に向けたシンガポールの未来図とは
【2026年版】シンガポールの給与・福利厚生トレンド 企業が検討したい予算のポイント
シンガポール採用トレンド2026 / 企業・HRがいま準備すべき10のトレンド
4. 最後に

2026年のシンガポールは安定した経済成長を背景に、AIやデジタル技術の導入、都市インフラ拡張、高齢化対応の働き方改革など、多様な変化が進むことが予想されます。
個人や企業にとっては柔軟性と適応力を持って変化に対応することで、新しいキャリアチャンスやビジネスの可能性を広げられるでしょう。
未来志向の働き方と生活スタイルの融合によって、明るいシンガポールの一年を創っていくことが期待されます。
弊社リーラコーエンも、昨年より引き続き、企業・求職者の皆様にとって人材採用・転職のパートナーとして頼られる一年を目指してまいります。
また、毎週更新の企業ブログでも、シンガポール経済や労働市場、社会トレンドなどをタイムリーにお届けいたします。
本年もどうぞお付き合いの程、よろしくお願いいたします。
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