こんにちは。

リーラコーエン シンガポールの平林です。

 

心地良い気候が続くシンガポール、日本もそろそろ長い冬が明けて過ごしやすい季節を迎えますね。

ガーデンズバイザベイでは今年も3月4日～4月3日の1か月間、さくら祭りが開催されるそうです！

コロナ禍での群衆を避けるため、土日祝日は三脚を用いたカメラ撮影は禁止されているそうですが、

こうした世の中でも異国で日本の桜が見れることにとても有り難さを感じます。

 

そんな素敵な季節ですが、別れも多いこの時期。

既に日本へのご帰国や他国への移動の準備を進められている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで今回はシンガポールから本帰国が決まった際のやるべきことについてまとめてみました。

 

目次:

1．引越業者の手配

2．オーナー、不動産エージェントへの連絡

3．荷物の整理、不用品の処分

4．離星届の提出

5．就労ビザキャンセル

 

1．引越業者の手配

帰国が決まったらまず一番最初に連絡すべきは引越し業者さんです。

特に毎年2月3月は繁忙期となり、最低でも3か月前までには予約をしないと希望日が取れないこともあるそうです。

 

日系、外資含めて複数業者があり、会社が手配してくれるケースもあるかと思いますが、

概算や下見、見積もり手配など、早目に連絡するに越したことはありません。

 

また船便で荷物を送る際のシンガポールから日本までの輸送期間はおよそ25日～30日以内だそうです。

そのため、衣類や寝具、靴などは梱包前に良く干して湿気をとっておくのがポイントです。

 

他にも関税対象の識別や通し番号の記載等、事前に引越し業者へ確認しておくとスムーズです。

 

2．オーナー、不動産エージェントへの連絡

次にオーナーもしくは不動産エージェントへ退去連絡を行います。

契約内容により異なるかと思うのですが、通常は退去日から2か月程前の申告が必要となり、

それ以降は残存期間の家賃を請求されるケースもありますので、退去連絡については事前に契約内容の確認が必要です。

 

また一般的には退去日までにクリーニング業者を手配し、室内やカーテンを綺麗にします。

オーナー側で手配するケースもあるのですが、退去時に少しでも良い印象を与えるため(デポジット返却にも繋がります）重要な作業となります。

 

その他、退去に伴うインターネットや電気水道ガス(SP service)への連絡も順次必要となります。

また、退去までの期間に次のテナントの内覧予約が入るケースもあり、都度スケジュールの調整が必要なこともあります。

 

3．荷物の整理、不用品の処分

いざ引越しの準備を進めるとなると、一番大変なのは荷物の整理ですよね…。

不用品だけれども、捨てるにはもったいない。そんな時は以下のサイトでリセールが可能です。

 

・シンガポール掲示板

・お役立ちWeb

・Carousell

 

シンガポール掲示板、お役立ちWebは当地で有名な日本人向けのサイトとなりますので、日本語でのやり取りが可能です。

一方、Carousellはシンガポール在住者向けの大手英語サイトとなり、やりとりは英語必須ですが

利用者が多い分、割とスピーディーに買い手が見つかるかもしれません。

 

4．離星届の提出

もし在シンガポール日本国大使館へ在留届を提出されている場合、離星届(在留届の抹消届)の提出が必要となります。

電子届出システム(ORR net)で在留届を行った場合は、帰国、転出の際にもシステム上で簡単に申請できるそうです。

 

メールや郵送、Faxでの提出は以下の通りとなります。

フォームをダウンロードの上、以下へご提出ください。(詳細はこちらからご確認ください) 

 

メールアドレス：zairyuhenko@sn.mofa.go.jp

住所：16 Nassim Road, Singapore 258390

Fax：+65-6733-1039

 

5．就労ビザのキャンセル

最後に就労ビザのキャンセルについてです。

ついバタバタしてキャンセルをせずに帰国されるケースも多く聞きます。

 

14日前から事前のキャンセルリクエスト予約が可能となりますので、

シンガポールでの最終就業日が決まり次第、手続きをお願いしておくとスムーズかと思います。

就労ビザキャンセル後はカードを会社へ返却、誤用防止のためにハサミを入れて廃棄する必要があります。

 

就労ビザキャンセル後はShort Term Visit Passが発行され、その期間内はシンガポール国内に滞在が可能です。

(2022年3月現在は最大60日までSTVPで滞在可能となります。詳しくはこちらをご確認ください)

 

最後に

今回はシンガポールから本帰国が決まった際にやるべきことをまとめてみました。

国を跨ぐ移動は何かと手続きも多く、また新天地でのお家探しや学校探しなどもあいまって、なかなかゆっくりした時間が取れないかもしれませんが、

できるだけ合間を縫って、シンガポールでの思い出もたくさん作ってくださいね。

皆様にとって、安全な旅路となりますように。

 

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