新年、キャリアについて考える~パート勤務からフルタイム勤務へのキャリアアップを考え始めたら~
こんにちは! リーラコーエン シンガポール リサーチャーのShihoです。
旧年中はご支援を賜り 厚く御礼申し上げます。
2024年も より一層のご支援を賜りますよう 社員一同心よりお願い申し上げます。
クリスマスから新年、そして2月の旧正月へとホリデー気分は続きますが、自身のキャリアの振り返りや今後についても考えることの多い時期ではないでしょうか。
今回は、パートタイム勤務の方が自身のキャリアを振り返り、フルタイム勤務にキャリアアップを考えたら…というテーマでお伝えしてまいります。
パートタイム勤務は、シンガポールでもDPホルダーの方を中心に多くいらっしゃることと思います。
以前より時間が捻出できるようになった、より自身の力を発揮したくなった、更なる給与アップを狙いたいなど、ライフスタイルの状況や気持ちも、時間と共に変化するもの。
その変化に向き合いフルタイム勤務への移行を考えるようでしたら、ぜひ以下を参考にしてみてください。
【目次】
1.実現可能性を確かめよう
2.上長に相談しよう
3.同僚や関係者にも積極性を見せよう
4.転職を考えたら
5.最後に
1. 実現可能性を確かめよう
パートタイム勤務とフルタイム勤務の大きな違いは、時間的制約と職務に伴う役割です。
これまでは出勤日や勤務時間の点で融通が利く部分があっても、フルタイム勤務となると会社の就業規則に定められた時間通りに働く必要が出てきます。
例えばお子様の送迎やその他の用事など、フルタイム勤務となってもそれらを遂行することは可能でしょうか。
従来通りが難しいようであれば、それを補う方法にどのようなものがあるかを考えておきましょう。
場合によってはヘルパーや業者など、外部の力を頼る必要も出てくるでしょうし、家族の更なる理解・協力も要ることでしょう。
フルタイムへ転向することで自分や周囲にとってどういったメリット・デメリットが出てくるか、費用や労力なども考慮して総合的に検討してみましょう。
また、社内での役割にも、パートタイムとフルタイムでは大きく異なることと思います。
パートタイム勤務はサポート業務であったり、誰かの補助的な職務であることが多いと思われますが、社内でのフルタイム勤務のポジションはどのような職務になるのか。
発生する責務はどのようなもので、自身はそれに向き合おうと思えるか。
こういったシミュレーションをしておくことは、今後のキャリアを考える上でも有効です。
会社や個人によって職務内容や責務の範囲は大きく異なるかと思いますが、フルタイム転向に際して自身のマインドセットを変えることも必然です。
2.上長に相談しよう
フルタイム勤務でもできそうだとの目処が立ったら、まずは現在の上長に相談してみましょう。
現在のパートタイム勤務からフルタイム勤務に変更したいとの意思はもちろん、そう考える理由や背景、積極性の高さも伝えたほうが良いでしょう。
会社は常に良い人材を求めているものですし、仕事へのポジティブな意欲、積極性を見せられて嬉しくない上長はいないはず。
きっとオープンな姿勢で話を聞いてくれることでしょう。
例えば、現在のパートタイムのお仕事の延長線上にあるポジションは可能なのか、社内でジョブチェンジする形で適したポジションは空いているのか、その時々の会社側の状況もあります。
あなたの希望と会社・部署の状況の良い決着点をすり合わせる話し合いが持たれることと思います。
また、思いもかけない提案がされることもあるかもしれません。
どのような状況にあっても、現在の仕事をより飛躍させるやる気があると意思表明をしておくことは、非常に重要と言えます。
もしご自身の希望するポジションに、すぐの移行が難しいと分かったとしても、それに向けたアドバイスや実現可能性がどれほどあるかを求めるなど、前向きな姿勢を崩さずチャンス到来を待ちましょう。
3.同僚や関係者にも積極性を見せよう
パートタイムとフルタイム勤務では、あなたの周囲の人に及ぼす影響にも変化が出ます。
例えばあなたにお願いする業務の幅が広くなるかもしれませんし、成果に対する要求レベルも高くなるかもしれません。
いずれにせよ、すぐフルタイム転向するのでなくとも、積極的であることは周囲にも知らせておいたほうが良いでしょう。
周囲のあなたへの期待も良い意味で高まることと思いますし、フルタイム転向した場合のシミュレーションを同僚・周囲の人たちにも促しておくことは、後々役に立つことでしょう。
また家族もそうですが、いざフルタイム転向となった場合は、例えば関係の深い友人知人やお子様の預け先(ナーサリーや学校、習い事の関係者など)にも自身の変化を知っておいてもらったほうがベターです。
一人や家族だけで抱え込もうとせず、いざという時には信頼できる誰かに頼るなど、プランB、プランC…と代替案を考えておくことは夫婦共働きが一般的なシンガポールでは受け入れられやすいことと思います。
4.転職を考えたら
これまでのパート勤務の経験を踏まえて新しい会社で再スタートを切りたい、と考えることもあるかもしれません。
その場合も、現職社内でポジションを探すのと、考え方は大きく変わりません。
なぜフルタイムに転向したいのか、どのような仕事に就きたいのか、これまでの勤務経験を新ポジションではどのように活かせるのか、といったことを自分の言葉で話せるように整理し、それをレジュメに落とし込みましょう。
自身だけでは言語化が難しいと感じるようであれば、弊社のような転職エージェントのコンサルタントにぜひご相談くださればと思います。
面接の場などでも、これまでパートタイムだったからと言って気後れすることはありません。
将来なりたい自分像を思い描き、そこに行き着くためのプランを現実性をもって話すことができれば、良いご縁があるはずです。
5.最後に
今回は、パートタイム勤務の方がフルタイム勤務にしたいと考えたら、というテーマでお伝えしました。
キャリアコンサルタントとして転職相談に乗っていても、自信の無さなどに言及する求職者はよくいらっしゃいました。
私自身も長いブランクを経ての復職でしたのでお気持ちは痛いほど分かりますが、キャリアコンサルタントとなってからは自分を卑下する必要は全くなかったということにも思い至りました。
フルタイム勤務への転向を考えたのであれば、パートタイム勤務もそのために必要な通過点だったと言えるでしょう。
ぜひ希望する方向へとキャリアを変化させていけますように。そのための一歩が、周囲への意思表示をすることだと思います。
新年、気持ちも新たにお仕事に臨まれますことを応援しております。
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