CEOの現地レポをお届け!2022FIFAワールドカップカタール体験記
こんにちは。
リーラコーエンシンガポールマーケティング担当の野上です。
年末の華やかな雰囲気とともに、カタールで行われた2022年FIFAワールドカップも盛り上がっていますね!
シンガポール島内のスポーツバーをはじめ、レストランなどではスクリーンがワールドカップ一色!
カタールとの5時間の時差を感じさせないほどの熱狂に包まれていました。
日本代表選手たちの健闘ぶりも感動的でしたね。
さて、中東・アラブ諸国での開催は初となった今回のワールドカップ。
弊社代表の内藤が現地にて観戦してきましたので、その様子についてたっぷりと聞いてみました。
インタビュー形式でお届けいたします。
【目次】
1.カタール・ドーハについて
2.試合観戦について
3.ワールドカップから学んだこと
4.最後に
1.カタール・ドーハについて
シンガポールからドーハへの入国について、最新状況を教えてください。
シンガポールからドーハはおよそ直行便で8時間で、日本に行くのと同じくらいのフライト時間でした。
2022年12月現在は、渡航前の新型コロナウイルスのPCRやARTテストは不要でした。
一方で、今回のワールドカップでは出発前に入国と観戦管理用のアプリをダウンロードし、個人情報を入力しておくことが義務付けられていました。
また、シンガポール出国の際にカウンターでダウンロード完了を証明する必要がありました。
カタール航空の機内では、有名サッカー選手が出演する機内安全の映像を見たり、空港では歓迎パフォーマンスがありお祭り状態でした。
すでにワールドカップの雰囲気を感じることができ、試合までの気持ちも高まりました。
(写真:中東の玄関口と言われているカタール・ハマド国際空港(DOH)内に設置されたW杯モニュメント。
なお、カタール航空のみの発着となっており、世界の空港ランキングでは2年連続で1位に輝いている)
(写真:こちらも空港内にて。至るところでパフォーマンス)
ドーハについて、どんな印象を持ちましたか?
実はドーハは初めて訪れた国でしたが、多数東南アジアの方々が働いている姿や、誰もがフレンドリーに話しかけてくれる雰囲気にとても良い印象を持ちました。
昨年のGDP成長率は1.9%(IMF推計)に対して、総合物価上昇率は+6.5%(同じくIMF推計)。
日用品や食品など、昨今インフレが話題になっているシンガポールよりも少し高い程度に感じました。
一方で、移動手段としてよく使用する地下鉄はすべて無料でした。
なんと朝3時まで運行、身分によって入れる車両と入れない車両があるといった区分けには驚きました。
(写真:地下鉄駅構内)
街並みはこれまで抱いていたイメージとは異なり、高層ビルが立ち並び、整然とされていたことが印象的でした。
(写真:カタール市内。立ち並ぶ高層ビル群)
今回の注目ポイントの1つであるスタジアム。8つのスタジアムにて試合が行われていました。
中でも7つは今回のために特別に新設されたものだそうです。
野外にも関わらず、ピッチおよび観客席の温度を一定にできる冷房温度管理システムを完備した最新鋭の技術が使われていました。
また、スタジアムへの観客の導線やオペレーションも徹底されていました。
中でも今回試合を観戦した974スタジアムは本大会のために974個のコンテナを使用して建てられたそうです。
974はカタールの国際電話の国番号でもあり、こだわりが感じられました。
なお、今大会終了後は解体予定とのことです。
今回はファンフェスタにも足を運びました。
試合観戦に関わらず、世代を超えた全てのサッカーファンが様々な側面から本大会を楽しめるようにデザインされたイベント、こちらでもスタジアムでの観戦とは一味違ったエンターテイメントを味わうことができました。
(写真:ファンフェスタの様子。設置された大型スクリーンで2試合を同時に見られた。
屋外施設と屋内施設に分かれていたが屋外施設で雰囲気を楽しんだ。
なお、屋内施設では飲み放題で6万円程度とかなり高額だった模様。)
実際のスタジアムの雰囲気はどうでしたか?
皆がサッカーを愛している一体感を感じられつつも、他国のサポーターも日本の選手を心底労ってくれる友好的な空間。
パンデミックを経てこのようなイベントに参加する機会が少なくなっていたものの、参加できて本当に良かったと思います。
特に日本対スペイン戦は前から3列目で観戦することができ、選手の様子やフィールドの熱狂がそのまま伝わってきました。
私は日本のユニフォームを着て観戦しましたが、様々な国のサポーターに友好的な声をかけてもらいました。
観戦に来ていたサポーターもそれぞれ自国を応援する中でも、最終的には国を超えて勝ったチームも負けたチームも皆交流をする。
そのような平和的な雰囲気がとても印象に残りました。
(写真:ポーランド対アルゼンチンの試合開始前のセレモニーの様子)
2.試合観戦について
(写真:スタジアム観客席)
各国の選手たちが激闘を繰り広げたワールドカップ。観戦してどのようなことを感じましたか?
今回、選手たちから改めて気づかされたポイントは、今後ビジネスシーンにおいても役に立つ教訓だと思います。
まず一つは、どんな困難に当たっても諦めない、粘り強く立ち向かうことです。
困難に当たって跳ね返されても、一度立ち止まり回復力を養う。そのうえで戦略を立て、改めてこれまでの教訓を活かしながら戦う、という選手たちの姿勢を目の当たりにしました。
特に日本対スペインの試合で、日本チームは諦めないという気持ちが強かったように思います。
前半戦はスペインが優勢でしたが、日本は強い意志で2-1で勝利。
日本がクロアチアと対戦したとき、日本は延長戦も含めて 90 分間ずっと粘り強くプレーしました。
疲れていても諦めず、最後まで走り続けました。
ベンチから大声で仲間を応援する選手たちからも、1つのチームとして、諦めないという強さを感じました。
少し先の未来が読めない昨今、これからも予期せぬ事態が起こり得る世の中です。
課題や困難に諦めず、スピード感を持って立ち向かう、というビジネスに対する姿勢は今後ますます大切になるのではないでしょうか。
仮に挫折しそうになったときは立ち止まり、これまでの成功体験を思い出す。
そしてそれを糧に、改めて克服するという強い姿勢を私も体現していこうと思いました。
(写真:今回の観戦メンバーと)
もう一つのポイントは、常に自分の周りのメンバーへ敬意を持って接することです。
これは昔から私も心がけていますが、今回のワールドカップで改めて考えさせられました。
フィールドで戦う選手への敬意、一緒に観戦するサポーター。
スタジアムには様々な国籍のサポーターが集まっていました。
それぞれのファンが相手国のプレーをリスペクトし、試合終了後は労い合う。
多様性を尊重し、互いへ敬意を払うという姿勢、その重要性を改めて肌で感じました。
また、次の試合で同じ会場を使うサポーターへの配慮も忘れません。
日本から来ているサポーターが試合前にゴミ袋を配ってくれており、試合後は皆でゴミ拾いを行いました。
このような活動に対して、周りで観戦していた多くの外国人から、試合中のマナーだけでなく多くの称賛を受けましたし、素晴らしいことだと感じました。
(写真:試合後のゴミ拾いの様子)
このような、当たり前のようでいてなかなか出来ないことはオフィスシーンでも多数あると思います。
周りのメンバーを気遣うちょっとした思いやりを改めて忘れないようにしたいと思った出来事でした。
(写真:シンガポールにて。元々地域美化活動は積極的に行っています。タンピネス地区にて週末ゴミ拾いを行ったときのもの)
3.最後に
(写真:試合後に映し出された祝福メッセージ)
今回は内藤のワールドカップ観戦体験インタビューをお届けしました。
2022年FIFAワールドカップ、いよいよ今週末、頂点を掴むチームが決まります。激闘を制し、王者になるチームは一体どのチームになるでしょうか。
本記事が、皆様の新たな気づきの1つとしての一端を担えたら幸いです。
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