留学なし&営業未経験からシンガポール勤務!海外勤務への挑戦で人生が変わった社員インタビュー
こんにちは! リーラコーエン シンガポール リサーチャーのShihoです。
先週の記事に引き続き、社員インタビューをお届けしてまいります。
過去記事: 経理から芸能事務所立ち上げ、結婚を機にシンガポールへ!— 異色キャリア社員インタビュー
今回お届けするのは、弊社で法人営業を務めるミズキさん。
以前の彼女なら想像もできなかった海外転職を果たした今、自分には不可能だと思っていたこともそうではなかった、という気付きを得ています。
彼女へのインタビューは、諦めないことや挑戦することの大切さを再確認させてくれるものでした。
海外転職に迷いをもっておられる方の背中を、きっと押してくれるはず!
【目次】
1. 幼い頃から英語が身近にあった
2. 未練があった海外への道
3. かつてない無力感
4. 海外に出なければ、分からなかった
5. 最後に
1. 幼い頃から英語に親しんだ
物心つく前から、英語が身近にあったミズキさん。
ご両親は英語教育への熱が高く、英会話主体の幼稚園や英語塾に通う生活が彼女の日常でした。
実際に英語を学ぶことは好きで、大学も英語学科に進み、社会人になっても英語レッスンを受けていたと言います。
そんな彼女にも、長期で海外に滞在した経験がないというコンプレックスがありました。
大学4年時にはオーストラリアに留学する予定でしたが、コロナ禍によって行けるか行けないか不透明な時期が続いた挙句、留学自体が潰えてしまったのです。
海外留学の夢も一旦諦めるしかなく、急遽する羽目になった就職活動もしばらく身が入りませんでした。
なかなか気持ちが乗らなかった就職活動ですが、複数参加していたインターン先の一社である人材系企業への就職を最終的に決めました。
彼女の就職にあたってのキーワードは、自己成長。
人とコミュニケーションをとるのが好きなこともあって営業職に就くことを自然に捉えていましたが、別職種である新卒採用担当を打診され、興味をもったことをきっかけに、採用担当者としての日々が始まりました。
2. 未練があった海外への道
新卒採用の仕事も2年が過ぎ充実した日々を過ごしていたところ、オフィス内でちょうど横に、海外事業部が立ち上がりました。
新卒採用担当として国内向けの仕事しかしていないミズキさんでしたが、なんだか隣の部署が気になったそう。
英会話が飛び交いわいわい賑わう隣の部署を見ていると、自身も海外に出たかった気持ちがまた湧いて出てきたのです。
時期を同じくして、英語が話せるからということで海外の採用にも携わるようになり、その流れで海外法人への出向を打診されました。
「国外在住や留学経験のない自分に、海外勤務なんて務まるんだろうか?」
迷いはありましたが、若いうちはとにかく自ら進んで苦労しようと決めていた彼女はこうして、シンガポール行きを決めました。
3.かつてない無力感
覚悟はしていたものの、リーラコーエン シンガポールでの最初の半年は辛いものでした。
営業職、海外生活といった人生初が重なり、また、なかなか人に助けを求められない性格も相まって上手くいかず、涙することが多かったそう。
今まで感じたことのないほどの無力感に苛まれた彼女が、苦しみながらも少しずつ変えていったのは、周囲を頼るということでした。
分からないこと、困ったことは自身で解決しようとせず、ほかの社員に聞いてアドバイスを実行する。
それが小さな成功体験に繋がり、人に聞くことを心がけていると、次第に仕事の要領も掴めるようになりました。
今、彼女が当時の自分を振り返って言うのは、「物事の子細に捉われ、俯瞰で見られていなかった」ということ。
要領を掴んだことで、仕事の優先順位のつけ方も明確になり、仲間を信頼するようになり、現在の良いサイクルにつながっていると話してくれました。
4. 海外に出なければ、分からなかった
仕事面での躍進に加え、ミズキさんのシンガポールでの生活も充実しています。
シンガポールに来るまでの国のイメージは、都会、なんだかキラキラした国、という漠然としたものでした。
住みやすさにはあまり期待せず来ましたが、公共交通が高度に発達し、衛生的、食事もバリエーションが豊富、と意外にも住みやすさを体感しています。
また、英語が完璧でない自分のような人間にはシンガポール人は冷たいのでは、との不安もありましたが、むしろ優しい人ばかり!と、いい意味で驚いたそうです。
こうして国外に出たからこそ、日本の良さも実感しました。
家族や、昔ながらの幼馴染、気心の知れた友人を恋しく思う時は今もあります。
でもそれらは全て、「海外に出てみなければ分からなかった」こと。
彼女は今、海外で働いてみて良かった、飛び込んでみて良かったと感じています。
帰国子女や長期留学経験者にしか、海外就労は叶わないと思っていた…。
でも、自分にもチャンスが巡ってきて、今その状況を楽しめているという事実は、ミズキさんに大きな自信を与えてくれました。
「『海外で働いてみたいけれど、自分にできるだろうか』そう迷う、かつての自分のような人には、ダメなら帰ればいいだけなんだから、やってみたらいい。挑戦することで見えるものが必ずあると伝えたい、と話してくれました。
5. 最後に
自分の意志でシンガポールに来て、営業職として自立しているミズキさんは、弊社内でも頼れられる存在です。
20代と若くして大車輪の活躍をする彼女に、私も尊敬せずにはいられません。
これまでのキャリアを、人とのご縁によって自然にそうなったと彼女は謙虚に表現しますが、岐路に立った時、彼女は自身をより成長させてくれるほうを選び、また結果を出してきています。
過程では苦しいこともあったことと思いますが、良い意味での割り切りをもって挑戦する彼女の存在は、海外就職など未知の領域に足を踏み入れる方々にとって、勇気づけられるものではないでしょうか。
この記事が、海外就職を検討なさる誰かの心に、届きますように。
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