ポストパンデミックにおける人材確保の鍵:新卒採用について

こんにちは。

リーラコーエンシンガポール拠点長の鵜戸西です。

新型コロナウイルスによるパンデミックが世界に混乱をきたしてから早2年半が経とうとしています。

人々の国をまたいだ移動も少しずつ戻り、ニューノーマルな経済活動や生活への新たな一歩が始まる中、今度はまたロシアによるウクライナ侵攻といった別の問題が浮上しています。

激動の日々の中、私たちの生活はもとより、ビジネスにおいても新たな課題が浮き彫りになってきています。

これまでのやり方を見直し、様々な軌道変更を強いられています。

 

今回は、私たちが身近に直面する求職者優位の市場における採用のヒントを一つ、ご紹介したいと思います。
 

【目次】
1.新しい時代に企業が直面する「課題」
2.解決の糸口となる「サステナビリティ」
3.浮き彫りになる従業員の重要性
4.新卒採用のすすめ
5.最後に
 

1.新しい時代に企業が直面する「課題」

すでにご存知のとおり、現在、企業様による求人募集と求職者のニーズに大きな乖離がでています。

私たち人材会社は、これを大きな課題と認識しており、目下柔軟な対応やご提案を求められています。

直近の弊社のデータによると、1人の求職者に対する求人の数は2.27から2.39にて推移しています。

これは、1ヶ月で求職者はほぼ3つのオファーを受けるということです。

求職者にとっては、より良い条件を優先して選択することになり、企業様にとっては、優秀な人材確保のための競争が高まり苦戦を強いられるケースが増えていくでしょう。

この乖離は今後さらに開いていくと予想されております。

 

また、来年以降ですが、EPビザ取得のための最低給与の引き上げおよびCOMPASSの適用により、日本人駐在員がシンガポールで就労するためのハードルはさらに高くなります。

これまでよりさらに厳格な人数比率なども求められ、これまでのやり方では立ち行かなくなることが懸念されます。

駐在員数の調整や、より法人の現地化を進めることを余儀なくされる企業様も増えるでしょう。

このような状況では、そもそものビジネス継続について検討しなければならない最悪のケースも出てくると言っても過言ではありません。
 

2.解決の糸口となる「サステナビリティ」

このような状況の中、今後より良い成果を出しながら成長していくためにはどうすれば良いのでしょうか。

私は、とにかく長期的な視野を持った持続的な活動の維持(サステナビリティ)にこだわることだと思います。

ここで言うサステナビリティとは、もちろん企業活動を行う上での資源や環境保護という観点もありますが、

ビジネスの維持と成果を出すことを優先したい私達にとっては、ともにゴールを目指す「人材」を必要数確保し、

長期的な視野を持ってそれぞれの価値を最大限発揮してもらい、社会貢献を任せることになります。
 

3.浮き彫りになる従業員の重要性

シンガポールでは、政府が奨学金制度やSkills futureスキームなどによる人材育成に力を入れています。

幼少期からの厳しい教育により、名高い国内の大学への進学または留学のためのレールを敷き、振り落とされないように必死で勉強します。

もちろんこれはとても素晴らしいことで、このようなベースがあるからこそ優秀な人材が育つのだと思いますが、

企業に入社後に、上司からは「人材」として見られるのではなく、背景にある学歴や学力を見て判断されていると感じる人も多いそうです。

 

状況が次々と変わる世の中において、私たち企業は最大限無駄を省くために効率重視のコストカットを進めてきました。

環境に順応し、持続していくためにもちろん仕方がないこともありますが、

本来最も大切な従業員について「企業の存在意義、価値を発揮するための大切な資源」としてではなく、

必死の生き残りをかけて「ただ目的を達成するためのコマの1つ」として捉えてしまわざるを得ないケースもあったのではないでしょうか。

 

この先どうなるのか、未だ不透明なことが多い中ではありますが、ポストパンデミックに差し掛かる今、

求職者優位の状況という現状課題に対しては、さらに自社従業員へ目を向け、人材の維持、そして継続的な発展のために新たな人材の確保に努めていくことが大切だと考えます。
 

4.新卒採用のすすめ

殊に新たな人材確保という目的においては、まずは新卒か中途か、という選択をされるかと思います。

もちろん空席のポストを埋めることや、新しい領域へのチャレンジのため経験者を優先する、など様々なニーズはあるでしょう。

また、新卒・中途の両方におけるメリット・デメリットはありますが、もしこれから採用計画をされるのであれば、私は一度新卒採用を検討されることをおすすめいたします。

これまでの調査においても、インハウス型の研修を受けた従業員の方が、企業への忠誠心が高く、長期的な視野を見据えてとどまることが分かっています。

結果、すぐに辞職され新たな人材を探すよりも効率がよく、最終的なコスト削減にもつながります。

 

また、実際にフレッシュなマインドを持ち、企業理念やゴールに共感して入社した新卒従業員のほうが、

研修後は進むべきゴールに向かってより柔軟に対応できることが期待できます。

よりポテンシャルを持った人材を一度確保し、長期的な視野を持って既存の従業員とともに大切に育成していくことは、先に述べた人材におけるサステナビリティにも繋がります。

 

5.最後に

冒頭でも申し上げましたが、今月第一週の最新データによると、シンガポールでは現在1人の求職者に対する求人数は2.27から2.39にて推移しています。

今年これから卒業予定の大学生が少しずつ職探しを始めたことにより、求人数の比率には若干の減少がありました。

そのため、多くの企業様にとっては今がより自社に合ったポテンシャルを持つ人材確保のための見極めを行うチャンスと言えるでしょう。

 

今回を機に、今後弊社のブログでは、隔週で何度かにわたり新卒採用をキーワードに、採用計画のヒントをお伝えしてまいります。

また最後には、マニュアルのようなものをご用意する予定です。

これまで主流であったジョブ型雇用の一辺倒から、時代の変化に合わせたインハウス型の雇用を取り入れ、

持続可能な人材育成、確保を進めていく必要性を改めて感じる昨今、皆さまのお役に立てるよう努めてまいります。

 

採用ご計画に際し、ご不安な点やご不明な点等ございましたら弊社営業担当までいつでもお問い合わせください。

本記事が皆様へのご参考、また新たな気付きの一端を担えましたら幸いです。
 

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