旅行者必見!マレーシア・デジタル・アライバル・カード対象者と登録方法


こんにちは! リーラコーエン シンガポール リサーチャーのShihoです。

歴史、地理、政治経済、あらゆる面でシンガポールと非常に密接な関係にあるマレーシア。

シンガポール在住邦人の皆様のあいだでも、ホリデーやビジネスでマレーシアに出かける方は多くいらっしゃることと思います。
 

シンガポール入国時のSGアライバルカード登録は、コロナ禍以降すっかり定着しましたが、一方のマレーシアでは今年2024年より、すべての国際線旅客へのデジタル入国カード「マレーシア・デジタル・アライバル・カード」の事前登録が新たに義務付けられています

今回のブログでは、対象者や登録方法などについてお伝えしてまいります。

(掲載情報は2024年4月時点での情報です)


【目次】
1.マレーシア・デジタル・アライバル・カードとは?
2.MDAC登録義務のある対象者
3.MDAC登録方法
4.最後に

 

1.マレーシア・デジタル・アライバル・カードとは?


入国書類の申請手続きをスムーズにし、より多くの観光客誘致することを目的に、2024年1月1日からマレーシア・デジタル・アライバル・カード(以降MDAC)の運用が開始されています。

マレーシア入国時は、陸路・空路などの手段を問わず、到着3日前からの事前登録が必要です。

日帰りや、トランジットでの入国の場合も登録は必要ですので、ご用心ください。


最新情報は、マレーシア入国管理局のHPの確認をおすすめします。

マレーシア入国管理局(Jabatan Imigresen Malaysia)
 


2.MDAC登録義務のある対象者

MDACへの登録ですが、基本的にマレーシアに入国する全ての旅行客に登録義務が発生します。

日本国籍保有者は現在、観光・商用目的であればビザ免除で90日間の滞在が可能ですが、MDACへの登録は必要なので覚えておきましょう。

ただし、以下の方々は義務の対象外と定められています。
・マレーシア国籍の方
・シンガポール国籍の方
・外交・公用パスポートを使って入国する方
・マレーシア永住権保持者・長期滞在ビザ保持者
・ブルネイ一般身分証明書(GCI)保持者
・ブルネイ=マレーシア・フリークエント トラベラー ファシリティ保持者
・タイ国境パス保持者
・インドネシア・クロスボーダー ドキュメント(PLB)保持者

 ※除外対象者は今後変更となる可能性があるので、旅行の予定がある方はご出発前に最新情報を確認しておくとベターです



3.MDAC登録方法


(画像:MDACwebsiteより引用)


MDACの登録は、マレーシア入国管理局の専用ウェブサイト上での手続きとなります。

SG Arrival Cardと同様、到着予定日から逆算して3日前から登録受付が可能になるので、渡航前に忘れずに登録しましょう!

 

1)  MDAC専用ウェブサイトにアクセス

2) 「Register」をクリック

3) 必須事項を入力
■個人情報:氏名、パスポート番号、パスポート有効期限、国籍、生年月日、性別、Eメールアドレス、電話番号
■旅行情報:マレーシア到着予定日、マレーシア出国予定日、渡航手段(AIR / LAND / SEA)、渡航手段の旅客番号、最終出発地、マレーシアでの滞在先の種類、マレーシア滞在先住所、
滞在州(クアラルンプールに行く場合はWP KUALA LUMPURを選択、ジョホールバルに行く場合はJOHORを選択)、
都市(州を選択すると、選択肢が出てくる。クアラルンプール市内の滞在ならKUALA LUMPURを選択。ジョホールバルならJOHOR BAHRUを選択)、
郵便番号(住所の最後のあたりについた5桁の番号)

4) 入力内容を確認後、「SUBMIT」をクリック

5) 画面上に「Successfully Registered」の表示が出て、入力したメールアドレス宛に確認メールが届く
 ※少し時間をおいても確認メールが届かない場合は迷惑メールフォルダも確認しておきましょう

入国管理システムに情報が入っているので、実際の入国時には旅行者側で事前登録内容を提出する必要はありません。

心配な方は、確認メールの印刷や画面スクリーンショットをとっておくと安心かと思います。
 

なお登録画面の見方はマレーシア政府観光局HPの添付資料が非常に丁寧で分かりやすかったので、こちらもご参照ください!

マレーシア政府観光局

 

4.最後に

今年2024年1月1日より運用が始まったマレーシアの入国申請システム「マレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC)」についてお届けしました。

シンガポールとマレーシア・クアラルンプール間の距離はおよそで東京ー名古屋の距離程度と非常に近く、両国間は毎日多くの人々が行き来しています。

シンガポール人にはMDAC申請の必要はありませんが、日本国籍の保有者は余裕をもってマレーシアに入国できるようにしたいものです。
 

また、MDACを初めて登録し入国する際に指紋登録を行っておけば、次回以降のマレーシア出入国時に自動化ゲートを利用できるという仕組みもあります。

こちらについても追って当ブログでお伝えしてまいります。


では、マレーシアへの良い旅を!


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