ムスリムの祭典!ハリラヤ・プアサ【シンガポール 2026年最新情報】

こんにちは! リーラコーエン シンガポール リサーチャーのShihoです。
3月に入り、夜になると色鮮やかなイルミネーションが灯り、屋台が並び、人々が賑やかに行き交う…そんな光景がやってきました。
もうすぐイスラム教徒にとって一年で最も大切な祝祭のひとつ、ハリラヤ・プアサ (Hari Raya Puasa Aidilfitri) の季節です。
多民族国家であるシンガポールにおいて、この日は公的な祝日でもあります。
イスラム教徒にとってはもちろん、私たち外国人にとっても、この国の文化を深く知る大切な機会です。
そこで本ブログでは、ハリラヤ・プアサの意味や文化、シンガポールでの過ごし方、そして職場での配慮のポイントについてお届けしてまいります。
弊社の2026年ラマダン記事と併せてお楽しみください。
【ラマダン2026】シンガポールの職場でのムスリム同僚への理解と働き方のコツ
【目次】
1. ラマダン明けを祝う、街が緑と金色に華やぐ季節
2. 2026年のハリラヤ・プアサはいつ?
3. ハリラヤ・プアサ、どうお祝いする?
4. 職場でのハリラヤに配慮する実践的アプローチ
5. シンガポールでハリラヤを味わう場所: ゲイラン・セライ!
6. 最後に
1. ラマダン明けを祝う、街が緑と金色に華やぐ季節

マレー語で「盛大な祝祭日 (Hari Raya) 」と「断食 (Puasa) 」を意味するハリラヤ・プアサは、イスラム教の断食月ラマダンの終了を祝う日です。
アラビア語では「Eid al-Fitr」と呼ばれ、こちらでは「アイディルフィトリ(Aidilfitri) 」の単語も併せて見かけることと思います。
当地では「ハリラヤ」の一言で、意味が通じます。
約1ヶ月のラマダン期間、イスラム教徒は日の出から日没まで飲食を断ち、心身を清め、忍耐と感謝を学びます。
その1ヶ月をやり遂げたことを祝う、喜びと安堵に満ちた祝祭がハリラヤ・プアサなのです。
2. 2026年のハリラヤ・プアサはいつ?

今年2026年の断食は3月19日(木) または 20日(金) まで続く予定ですが、シンガポールが定めたハリラヤ・プアサ祝日は3月21日(土) を予定しています。
※イスラム暦は月の観測に基づくため、正式日は直前に確定します
今年は土曜日が当日となるため、前後の金曜や月曜でお休みとなるところも多いのではないでしょうか。
旅行や商談の予定がある場合は、早めの確認をオススメいたします。
3. ハリラヤ・プアサ、どうお祝いする?

こちらではハリラヤ・プアサは一つの祝日ですが、シンガポールやマレーシアにいるイスラム教徒にとっては約1ヶ月間のお祝いが続く季節の幕開けです。
ハリラヤ・プアサ前後では 「Selamat Hari Raya (ハリラヤおめでとう) 」といった声がけが喜ばれます。
また、お祝いの伝統や慣習にはこのようなものがあります。
・礼拝と家族・親族訪問
断食明けの朝には、多くの人々がモスクへ礼拝に向かい、その後、両親や年長者を訪ねてこれまでの行いについて許しを請い、感謝を伝えます。さらに親戚や友人の家を訪れ、共に食卓を囲みながら祝います。親しい友人を招く、オープン・ハウスと呼ばれる会を開くことも
・伝統料理を囲む
ハリラヤ・プアサでは、多彩な伝統料理が振る舞われます。
代表的な料理は、
Rendang / レンダン: 牛肉をココナッツミルクと香辛料でじっくり煮込んだ料理
Lontong / ロントン: スパイシーなカレー風味のスープ
Satay / サテ: 味付けした肉の串焼き
Ketupat / クトゥパ: ココナッツの葉に包まれたマレー風ちまき
などがあります。
また、デザートとしてパイナップルタルトやオンデオンデ (ヤシの砂糖を包んだ団子) などが楽しまれています。これらのごちそうを囲み、神の恵みに感謝を捧げるのが慣習となっています
・伝統衣装を着る
ハリラヤ・プアサでは、新しい服を身にまとい、心身ともに清めることが大切とされています。男女で異なる伝統衣装があります。
女性: Baju Kurung / バジュ・クルン (ロングスカートとゆったりとしたブラウス)
男性: Baju Melayu / バジュ・マラユ (ゆったりとしたズボンとシャツ。腰にサロンという布を巻くことも)
素材や色のバリエーションが豊富で、華やかな衣装が目を引きます。最近では、家族で同系色の衣装を揃えるスタイルも人気のよう!
・ドゥイ・ラヤを贈る
「Duit Raya」と呼ばれる、日本のお年玉とよく似た風習です。イスラム教において神聖な色とされる緑色の封筒を用いて子どもや年長者、メイドさんなどに贈ります。旧正月のアンパオと同様にデザインも多様化し、カラフルな封筒も近年見られます
4. 職場でのハリラヤに配慮する実践的アプローチ

休暇や勤務スケジュールに関するコミュニケーション
ラマダンおよびハリラヤ・プアサの期間中は、勤務パターンに変化が生じる従業員も少なくありません。
企業としては、
・柔軟な働き方の方針を早めに共有する
・業務引き継ぎやカバー体制を透明性をもって計画する
・直前のスケジュール変更を避ける
といった対応が求められます。
明確なコミュニケーションをとることで不要な摩擦を減らし、結果、従業員へのリスペクトを示すことにつながります。
形式にとらわれない、誠実な配慮
ハリラヤ・プアサを祝うにあたり、会社を挙げての大規模なイベントを行う必要はありません。
効果的なのは、
・経営陣からの心のこもったメッセージ
・チーム単位でのささやかな配慮
・祝日の過ごし方について多様な選択を尊重する姿勢
といった、規模感よりも、誠実さがポイントとなります。
なお、社内でケータリングサービスなどを利用する際には、ハラル認証を受けた業者の利用を検討する、またはハラル対応と非ハラル対応のエリアを明確に分けて分かりやすく表示するなど、異なる文化や宗教への理解と配慮を忘れないようにしましょう。
このようなちょっとした心遣いが、職場での良い関係作りにつながります。
5. シンガポールでハリラヤを味わう場所: ゲイラン・セライ!

ハリラヤの季節を象徴する場所が、Geylang Serai / ゲイラン・セライです。
シンガポール東部、主にWisma Geylang Serai周辺を指すこのエリアは、Paya Lebar MRT駅から徒歩圏内にある、イスラム文化・マレー文化が色濃い地域です。
ラマダン期間中、このエリアでは大規模なバザール (Geylang Serai Ramadan Bazaar) が開催されます。
バザールでは伝統菓子やスイーツ、ケバブやレンダンなどの屋台グルメ、伝統衣装やアクセサリーなどで溢れ、期間限定のライトアップによって街がいっそう華やぎます。
ライトアップのある夜になると特に賑わい、お祭り雰囲気を高めてくれます。
イスラム教徒でなくても楽しめる、シンガポールの風物詩です。
Visit Singaporeページ (リンク)
6. 最後に

ハリラヤ・プアサは、単なる休日ではなく、忍耐を終えた喜びや家族への感謝、分かち合いの心を祝う大切な日です。
多民族国家であるシンガポールに暮らす人々にとって、ハリラヤは異文化理解の入り口でもあります。
皆様にとって今年のハリラヤも、この国の多様性と温かさ、包容力を感じる素敵な季節となりますように。
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