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子どもたちの笑顔と明るい未来のために続けて20年、弊社代表が取り組む「+one (プラスワン)」活動とは

シンガポール生活を知る September 29, 2023 10:00

こんにちは。

リーラコーエンシンガポール　マーケティング担当の野上です。

先日、弊社の代表である内藤兼二は、学生時代に設立したチャリティー団体「+one (プラスワン)」の活動の一環でフィリピンの児童施設へ訪問を行いました。

初めての活動から20年。

毎年欠かさず訪問していたなか、コロナ禍を経て実に4年ぶりの訪問となりましたが、「誰かのために何かをする楽しみ」を味わいつつ、今回も感動と思い出にあふれた2日間滞在となったそうです。

そこで今回は、およそ20年に渡り取り組む「+One (プラスワン)」について、そして今回の活動内容について、弊社代表に詳しく聞いてみました。

【目次】

1.「+one(プラスワン)」とは？
2.今年のフィリピンでの活動について
3.子どもたちの明るい未来のために
4.最後に

1.「+one(プラスワン)」とは？

+one(プラスワン)は、学生時代に訪問したフィリピンでの経験が大きなきっかけとなり2003年に設立したチャリティー団体です。

「スキューバダイビングのライセンスを取得しながらボランティア活動を行う、というツアーで児童施設を訪問時に様々な境遇に置かれた子どもたちに出会いました。

120人くらいの子どもたちが一同に集まっていましたが、親が出稼ぎに行っているため一緒に暮らしていない。

中には親に捨てられたためそこにいる子どももいました。

その出会いがあまりに衝撃的で、この子たちにできることはないか、夢を叶えてあげたいという想いが湧き、それをどうしても形にしたかった。

そこから日本へ帰国してすぐ、+One(プラスワン)を立ち上げました。」

+one(プラスワン)は、主にカンボジアとフィリピンの児童施設への資金支援を行っているほか、活動の一環として実際に現地へ渡航し、子どもたちと時間を過ごしながら夢を叶える「Dreams Come True企画」を恒例行事としています。

これまでには遊園地をはじめ、水族館、プール、リゾート、ショッピングモールなど、様々な場所へ訪問しています。

活動開始から20年間で200名を超える方々からの参加があり、大きなプロジェクトとなっています。

2003年設立当初。フィリピンの遊園地「Enchanted Kingdom」前にて

2.今年のフィリピンでの活動について

今回は9月の13‐14日の2日間、弊社代表のほか、6名の当社に関わるメンバーがフィリピンの児童施設へ滞在しました。

子どもたちが用意をしてくれた歓迎セレモニーでは、なんと20年前に初めて行った時と同じ歌、同じパフォーマンスがあったそう。

「これまでの記憶が一気に蘇るとともに、この活動をしてきて良かったと心から感じ涙が出ました。」

毎回恒例の『Dreams come true企画』では、今年はコロナ禍を経て4年ぶりにショッピングモールへ一緒に行き、子どもたちが好きなものを買うという企画を実施しました。

子どもたちの喜ぶ顔を見て、参加したメンバーにとって忘れられない経験となったそうです。

また、滞在2日目には日本式の夏祭りを準備し、チョコバナナや水鉄砲ゲームなどを通して、子どもたちへ日本の文化やお祭りの雰囲気を楽しんでもらったそうです。

「一緒にいられる時間は2日間と短いですが、その中で出来ることを精一杯行い、一瞬を喜んでもらえることを第一に考えています。」

今年の20周年記念撮影

2019年、コロナ禍前の最後の訪問でショッピングモールへ行った際の記念撮影

3.子どもたちの明るい未来のために

+one(プラスワン)は国境を越えたコラボレーションも果たしています。

これまでに行ってきたコラボレーションの中には、日本の姉妹ボランティア団体や企業、当社のReeracoenフィリピン法人も活動に賛同し、寄付をしたり、共同的にボランティア活動に参加しています。

また、活動先であるフィリピン・キリスト教伝道庁(CMSP)の「子ども省支援プログラム」とも協力関係を結んでいます。

一方で、+one(プラスワン)からの寄付金が子どもたちの生活に与えるインパクトは全体でみると未だたったの3％程度。

施設の運営はかなり厳しいと言います。

「今後もサステナブルな支援を続けるためには、方法を再考していかなければなりません。」

ぜひ+one(プラスワン)の考えにご賛同いただける方は、募金活動やサポーターへの登録などについてご検討をいただけますと幸いです。

また、まだ使える洋服や靴、日用品・文房具、家電やバイクなどの不用品を提供いただける方も募集いたします。

ご不明な点がございましたら弊社代表までお気軽にご連絡ください。

2016年の訪問時。CMSP前にて

4.最後に

[pic]

今回は、弊社代表が設立したNGO団体「+one (プラスワン)」について、そして9月に実施したフィリピンでの活動について、詳しくお届けしました。

弊社は、社員一人ひとりの行動規範に「Reeracoen Way(リーラコーエン・ウェイ)」を掲げています。

その一つに、「I'm Here For You」というフレーズがあります。

+one (プラスワン)における活動は、「I'm Here For You」を具現化しているように思います。

また、このような行動規範や、当グループの理念「Creating a wonderful future with those pursuing happiness.(幸せを求める人々と、Wonderfulな未来を創る)」は、まさにこのような経験からの弊社代表の想いが表現されていることを実感しました。

社員としても、子どもたちの未来が少しでも明るく、希望に満ち溢れるものであることを願いながら、活動のサポートをしていきたいと思います。

本情報が皆様にとっても新たな発見となり、サステナビリティについて考えるきっかけとなれば幸いです。

内藤兼二　プロフィール:
リーラコーエングループ代表。東京生まれ東京育ち。
2006年に大学卒業後、前職で海外事業を牽引後、2015年にリーラコーエンへ参画。
上海をはじめ、マレーシア事業の立ち上げなどを含むアジア各国での16年間の人材支援の経験および知見を活かし、日々各国を飛び回りながら業務に奔走する。

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