ニューノーマルな旧正月を楽しむ!知っておきたい、できることとできないこと

こんにちは。

リーラコーエン シンガポールマーケティング担当の野上です。

年が明け、シンガポールでは1年の中でも最大級の祝日である旧正月を控え、街中を彩る装飾の華やかな赤に染まってきています。

今年は新型コロナウイルス感染予防のための行動規制緩和がされて初めての旧正月。

これまでの2年間はマスク着用、一度に集まれる人数などの行動制限がある中、比較的静かに国内で祝ってきました。

一方で今年は、国境を超えた人の往来も活発になり、大人数での集まりも様々な場所で見かけるようになってきている中、どのような旧正月になるでしょうか。

今回は、感染対策は万全にしながら、ニューノーマルな旧正月でできること、できないことについて、改めてご紹介いたします。

 

旧正月の慣習に関する記事はこちら

 

【目次】
1.旧正月期間の醍醐味、大人数での集まり
2.1日に訪問可能な家の数は?
3.訪問時のマスク、必要?
4.アンパオの受け渡し
5.食事の際の儀式「ローヘイ」今年はどうなる?
6.訪れてみたい、旧正月のイベント
7.最後に


1.旧正月期間の醍醐味、大人数での集まり

まず1つ目、今年の旧正月は大人数で集まることは可能なのでしょうか。

答えは「可能」です。

シンガポールは昨年の4月より、ワクチンを接種済であれば人数制限なく外食を楽しむことができるようになりました。

2022年1月現在も、場所に限らず大規模な集まりが許可されています。

旧正月は親戚や家族、オフィスや同窓会など、ゆかりや繋がりのある人々が日頃の功を労い、一同に集まる大きな機会であり、それが醍醐味でもあります。

多数の飲食店では先月より旧正月の特別メニューを公開、また予約受付を開始しており、様々なプロモーションを実施しています。

今月より8%になったGSTですが、一部ではGST が7%のうちに事前に請求書を決済していることも。

ぜひこの機会に皆でテーブルを囲み、連休を楽しみたいですね。

 

2.1日に訪問可能な家の数は?

旧正月には家族や親戚同士がそれぞれの家を訪問し、食卓を囲む慣習があります。

シンガポールでは、昨年1日に接触して良い人数、また訪問軒数の規制がありましたが、今年の1月現在撤廃されています。

また、国外からのゲストも隔離なしでシンガポール観光を楽しめるようになっています。

今年の旧正月は、より会いたい人に会える賑やかな雰囲気に包まれそうです。

 

一方で、万が一高齢者や小さな子どもがいる家を訪問する機会がある場合には抗原迅速検査 (ART) 自己検査キットを使用することをおすすめいたします。

また、体調が悪い場合や新型コロナウイルス感染症の症状がある場合は、家にいるべきであることは言うまでもありません。

 

今年は旧正月の元旦(1月22日) が日曜日のため、次の火曜日までがお休みとなります。

そのため、丸 3 日間にわたってホームパーティーや集まる予定を分散することができます。

感染リスクを最小限にするため、なるべく今から分散した計画を立てておくと良いですね。

 

3.訪問時のマスク、必要?



シンガポールでは、現在マスクは公共交通機関またはその施設内、病院や高齢者施設以外では義務付けられていません。

一方で、外出先のいつどこで必要になるか分からないもの。このため、マスクは常に1~2枚携帯しておくと安心です。

また、マスクの着用は任意であるものの、密室となるタクシーに乗車する際は着用をお勧めいたします。

 

4.アンパオの受け渡し

旧正月の慣習の代表的な1つとして、アンパオの受け渡しがあります。

「アンパオ」とは日本のお年玉のようなもの。

この期間、日頃お世話になっている人へ赤い封筒に新札を入れて渡します。

コロナ禍を経て、シンガポールでは現在デジタルの「e-アンパオ」を推奨しており、渡す機会のある方はぜひこのe-アンパオに切り替えることをおすすめいたします。

例年、旧正月前にになると銀行やショッピングモールのATMに新札に替える人で長蛇の列ができていました。

今年はその代わりに、シンガポールのデジタル送金サービス「PayNow」 を介してお金の受け渡しのやりとりを行うことができます。

テクノロジーを取り入れながらも伝統を守りたいという方のためには、シンガポールの大手銀行DBSは「QR ギフト」と呼ばれる選択肢を用意しています。

「QRギフト」は、ギフトカードのQRコードを介して金額を受け取ることができるというサービスです。

まさにニューノーマルな習慣となりそうですね!

 

e-アンパオを使用するメリットとして、感染対策としてはもちろん、これまでのように銀行に並ぶ必要がなくなることや、金額を任意でいくらでも設定ができることが挙げられます。

シンガポール金融庁​​ (MAS) も、環境の持続可能性のために e-アンパオの使用を奨励しています。

アンパオの受け渡しの予定がある方は、ぜひご検討されてみてはいかがでしょうか。

 

5.食事の際の儀式「ローヘイ」今年はどうなる?

シンガポールでは、中国本土では行われない食事の際の儀式「ローヘイ」が有名です。

鮭のお刺身をはじめとした、それぞれに縁起の良い意味を持つ様々な食材を混ぜ合わせた「魚生(ユーシェン)」というサラダを、皆で箸を高く持ち上げながら分け合って食べるというものです。


高く持ち上げれば持ち上げるほど幸運が訪れるといういわれがあるため、大きな掛け声をあげながらサラダをいただきます。

昨年まではこのローヘイ、保健省により大きな声を出さずに静かに実施しなければなりませんでしたが、今年はまだ公式なルールは出ていません。

規制当時は大きな掛け声をあげてくれる携帯電話のアプリが使用されるシーンが多かったと聞きますが、今年も参加者や人数に合わせてケースバイケースで使い分けてみるのも良いですね。

当日の混乱を避けるため、予め集まる人たちの間でローヘイをどうするか、話し合っておくこともおすすめです。

 

6.訪れてみたい、旧正月のイベント

最後に、ホームパーティーや食卓を囲む以外に、旧正月と言えばのお出かけスポットをご紹介します。

今年は行動規制緩和とともに、これまでシンガポールで代表的なイベントとして実施されていた「チンゲイ・パレード」やチャイナタウンでの出店バザー、そして例年大人気のガーデンバイザベイでの「リバーホンバオ」の開催が予定されています。

いずれも大盛況になることが予想されている一大イベント。

ぜひマスクを常備の上この時期ならではの空気を楽しんでみてくださいね。

 

チンゲイ・パレードについて詳しくはこちら

 

7.最後に

今回はニューノーマルな今年の旧正月、できることや過ごし方についてお届けしました。

このほかにも、ホームパーティーで食べ物を振る舞う場合は使い捨てグローブを使用する、など相手へできる気遣いは多数あります。

まだまだ新型コロナウイルスの感染状況の油断はできないものの、ぜひ周りの人への思いやりを忘れずにシンガポールならではの楽しみ方を見つけてみてくださいね。

本情報がご参考になれば幸いです。

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