こんにちは。

リーラコーエン シンガポールの平林です。

 

明けましておめでとうございます！

昨年も多くのご支援を頂きありがとうございます。

今年も更に皆さまのお役に立てる情報を発信できればと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。

 

そんな2022年1発目となる今回のブログですが、

改めて海外転職を成功させるポイントについてお話できればと思います。

 

ここ数年、新型コロナウイルスの影響により海外転職を先延ばしにせざるを得ない方も多くいらっしゃったのではないでしょうか。

 

昨年からのワクチン接種を皮切りに、入国規制も緩和傾向にあり、少しずつ国を跨ぐ移動がしやすくなってきております。

シンガポールの求人数はコロナ以前を上回っており、旧正月に向けて更なる増加が予測されておりますので、

この記事が、今年こそは海外転職を叶えたいと願う方々のお役に立てば幸いです。

 

目次

1．最大のアピールポイント！英語、語学力

2．即戦力採用がほとんど、専門性や応用力

3．コミュニケーション能力、アピール力（履歴書、面接）

4．絶対的なスピード、決断力

5．優先順位と期待値の調整

 

1．最大のアピールポイント！英語、語学力

海外転職を目指す上で、どの業界、職種においてもまず必要となるのが英語力です。

外資系企業であればビジネスレベル以上は必須、日系企業であっても社内コミュニケーションは英語を使用する企業様がほとんどのため

英語でのコミュニケーションはマストです。

 

職種によっては、そこまで高いレベルの英語力が必要ない場合もありますが、

他に候補者がいた場合、英語ができる方を優先するケースが多く見られます。

 

要は一番差別化しやすいポイントとなり、同時に最大のアピールポイントともなりえます。

TOEICやTOFELの点数などを履歴書に数値化できるのも大きなポイントです。

 

英語力に自信がない方は、まずはTOEICのテストを受けてみてはいかがでしょうか。

ご自身の英語力(点数)を上げることは確実に海外転職成功の近道となりますし、可視化できる点もモチベーション維持に繋がります。

 

更には英語力だけでなく、他の語学も大きなポイントとなります。

シンガポールでは中国語を多く使用する企業様も多く、中国語が少しでもできるだけで社員とのコミュニケーションがぐっとしやすくなります。

 

他にも欧州系の企業も多くありますので、その企業の本籍がある、

もしくはターゲット(営業先や関係会社)国の語学が堪能であればあるほど、選考は有利に進むかと思います。

 

書類選考の段階からアピールできる語学力は最大の武器となりますので、できるだけ装備して選考に臨みましょう！

 

2．即戦力採用がほとんど、専門性や応用力

海外ではいわゆる日本の新卒採用のようなものはなく、増員もしくは欠員募集がほどんどです。

そのため、即戦力を重視した採用となり、過去の経歴が重要です。

 

もちろん入社時に研修や引継ぎの期間はあるのですが、

ベースの知識や経験がある方が企業としてはより好ましいのは明らかです。

 

更に専門知識を持ち合わせていると、選考が進む確率は数段あがります。

業界や職種によって異なるかと思いますので、応募するポジションに対して

ご自身の経験や知識がどの様に活かせるかを予め想像して選考に臨むことをおすすめしております。

 

またご自身が経験していない業界や職種へトライされる方も多くいらっしゃるかと思います。

その場合は、過去の経験との関連性を見つけ出し、どういった点を応用できるかもアピールのポイントとなります。

 

面接の際には事前に必ず企業研究を行い、ご自身の経験や知識と照らし合わせて

どういった点が共通しているのか、どこで貢献できるのかをしっかりと準備することが重要です。

 

企業研究はご入社後のギャップを減らす役割もありますので、ぜひ企業研究にはたっぷりとお時間を確保しましょう。

 

3．コミュニケーション能力、アピール力(履歴書、面接)

上記に「語学力」「専門性」のアピールポイントを記載いたしましたが、

実際にそれをアピールできるだけのコミュニケーション能力はかなり重要です。

 

特に海外でのお仕事では多国籍な環境における様々なメンバーとのコミュニケーションが必要不可欠となり、

その中で自身をアピールする場面も多く存在します。

 

過度にアグレッシブである必要はないのですが、

多国籍な環境下においても円滑に業務を遂行するためのコミュニケーション能力、アピール力は重要です。

 

もし不安な方は、まず履歴書から見直してみましょう。

特に英文レジュメは細かいフォーマットがないため、自由度が高く、アピールするにはうってつけの場です！

 

具体的な売上数字や達成率の記入、プロジェクトの詳細や業務以外の経験やスキル等、

アピールできることはすべて記載しましょう。(ただしあまり長すぎるのも好ましくないため、1～2ページ以内を目安にまとめましょう)

 

レジュメを整理することで自身の頭の中もクリアになるので、とてもおすすめです！

面接の際にはそれらの情報をかみ砕いて説明することでアピールに繋がるかと思います。

 

更にはその企業で貢献できること、挑戦したいことなど、

ご自身の経験が過去から未来へと1本道で繋がるイメージ(一貫性)を持ちつつ、面接内でお伝え頂ければと思います。

 

4．絶対的なスピード、決断力

海外の選考は回数も少なく、日本の選考スピードよりも早く進みます。

そのため、スピーディーな対応が必要となります。

 

面接調整一つとっても、早めの調整を好みますので、

選考時プロセス中はできるだけ連絡がつきやすい状況にしておくのが良いでしょう。

(事前に長期休暇などのスケジュールが分かっていれば、コンサルタントへ連携することをおススメしております)

 

またオファー連絡から意思決定までの期間も短いため、決断力も重要なポイントとなります。

予め自身の優先順位を確認、コンサルタントと共有し、限られた時間内で良い決断ができるように準備しておくことが大切です。

 

面接スケジュールやその他の調整事は上手くコンサルタントと協力しながら、選考を進めていきましょう。

 

5．優先順位と期待値の調整

上記にも記載した通り、良い決断を下すためには転職におけるご自身の優先順位を明確にしておくことが重要です。

今回の海外転職でご自身が最も大切にしたいこと、譲れないポイントやそうでないことを整理しておきましょう。

 

また海外転職に過度な期待やイメージを膨らませないことも大きなポイントとなります。

海外といえど、残業や休日出社がある企業も多く、職務以外の仕事を任せられるケースもあります。

 

思ったほど英語を使用しない職場やオフィスが市内から遠い、通信手段が安定していない等々、、

時に日本では考えられないハプニングにも見舞われます。

 

私も海外転職したての頃は、隣のローカルスタッフが勤務開始早々に毎朝食べる朝食の

何とも言えない匂いが気になっていました。(かなり小さなことですが…笑)

いつの間にかその匂いにも慣れてしまい、今では多少のことでは動じなくなりました。

 

ご自身の優先順位ももちろん大事なのですが、思い通りに行かないのもまた海外転職の醍醐味！

海外ならではの就業環境や文化、習慣を楽しめることも転職成功の秘訣かもしれません。

 

最後に

今回は海外転職を成功させるポイントについてご紹介いたしました。

今年もお仕事や子育てのこと等、たくさんの情報を皆さまにお届けできればと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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