【海外転職Q&A】海外転職のよくある疑問にズバリお答え!リージョナルマネージャーに聞いてみた(PART3)

こんにちは。

リーラコーエン シンガポールマーケティング担当の野上です。

先日、弊社のYoutubeチャンネルにて海外転職の疑問に関するYoutubeライブ第3弾を実施しました。

今回のキーワードは「タイミング」。

ご視聴者の方からの質問も多く、大変盛り上がるライブとなりました!

改めて要点を抜粋してお届けいたします。


・第1回目の様子はこちらから
・第2回目の様子はこちらから


【目次】
1.転職先での始業タイミングが決まっている場合、いつから転職活動を始めたら良いか?
2.現職に退職届を出すタイミングについて
3.現職の「退職理由」、どのように説明すべきか?
4.Sパス取得にあたり、これまでの就労年数は関係ある?
5.海外間での転職の場合、一度日本に帰る必要はある?
6.最後に
 

1. 転職先での始業タイミングが決まっている場合、いつから転職活動を始めたら良いか?

例えば7月の入社をターゲットにする場合は、4月~5月ごろから応募を始められると丁度良いかと思います。

応募する企業や国などによって異なりますが、実際の選考期間は早ければ2~3週間となります。

その後ビザの申請、現職での退職連絡、引継ぎ、渡航準備などを鑑みてトータル期間は目安として2~3カ月見ていただけたらと思います。

この期間をイメージしていただきながら、希望される企業の選考期間がどのくらいかかるか確認して開始時期を逆算して決めていただくことをおすすめいたします。


2.現職に退職届を出すタイミングについて

基本的には現職を続けたまま転職活動を行い、内定が出たら現職へ退職届を出すというケースの方がリスクが少なく、多くの方がこの順番で進めておられます。

また、海外の場合は内定後に就労ビザの申請があるため、万が一に備え、ビザ申請の承認が下りるのを待ってから退職届を出すというように慎重に進めていただくことをおすすめしています。

また、就労ビザ申請時に現職での在籍証明書(英語)が必要な場合もあるため、この場合は事前に書類のご準備等をお願いする可能性があります。

詳細については各国のキャリアアドバイザーへご相談いただければと思います。


シンガポールのキャリアアドバイザーにご相談の場合はこちらから


正直、退職後に選考を受けるのと在籍中はどちらが有利?

様々な事情があるため、一概にどちらが有利とは言えないところではありますが…。

もしも事情があって退職後に選考を受けている場合、採用担当者が気になる点は「退職してからの期間」、また「事前に退職した理由」です。

しっかりとした理由があれば不利になるケースは少ないものの、退職期間が数か月以上~年単位の場合、また大きな理由がない場合はどうしてもネガティブに捉えられてしまう場合があります。

いずれも納得感のある理由であればそこまで問題になるケースは少ないでしょう。

面接で聞かれたときのために、事前に準備しておくことをおすすめいたします。


3.現職の「退職理由」、どのように説明すべきか?

原則として、退職理由に現職の批判や文句は避けた方が良いでしょう。

しかし、転職の理由がネガティブ(残業が多い、パフォーマンスに対して賃金で評価されない等)な場合は、正直にお伝えすることをおすすめしています。

その理由は、どのようなネガティブな転職理由であっても、志望動機に繋がってくるためです。

言い回しや表現などは検討の上、現職の退職理由はしっかりと伝えることがおすすめです。

また、志望動機は1つだけではないと思います。

いくつかリスト化する中で、現職の退職理由を裏返しながらご自身の将来のキャリアプランや理想の働き方を伝えられるよう検討してみてください。

ご不安な場合はお気軽にコンサルタントへご相談ください。


4.Sパス取得にあたり、これまでの就労年数は関係ある?

シンガポールの就労ビザの1つである「Sパス」の取得条件の中には、就労年数は基準として含まれていません。

ご経験がある場合は記載をすることができますが、これがないからと言って申請ができないということではありませんのでご安心ください。

一方で、そもそもSパス枠・サポートができる企業は限られているため、事前にご自身の希望する企業や職種にSパス枠があるかどうかをご確認いただくことをおすすめいたします。

シンガポール就労ビザについての記事はこちら


5.海外間での転職の場合、一度日本に帰る必要はある?

次の就業先の国の大使館がお住まいの国にある場合、手続きができますので、特段一時帰国しなければならないことはありません。

新型コロナウイルスの入国規制についても2023年2月現在、ほとんどの国で撤廃されていますが、ワクチン接種条件など諸条件がありますのでご確認ください。

(※2023年2月現在、日本より中国へのビザの発行は停止されています)

 

最後に

今回は、海外転職のよくある質問について先日のYoutubeライブより要点をお届けしました。

弊社では、今後も皆様からのご質問にお答えするYoutubeライブを定期的に行ってまいりますが、聞きにくいことや、もっと詳しく聞いてみたいことがありましたらお気軽にキャリアコンサルタントまでお問い合わせくださいませ。

本情報がご参考になれば幸いです。

 

話を聞いたのは:
飯田 洋平
リーラコーエンシンガポール リージョナル・マネージャー
1990年生まれ、2013年に大手自動車メーカーへ入社。
2017年より日系人材会社へ転職し、製造業向けのキャリアコンサルタントを経験。
2019年にリーラコーエンシンガポールに入社。
2020年1月よりジャパンデスクの責任者となり、同年7月にマネージャーに就任。
以降、4年間シンガポール拠点年間売上ナンバー1MVP賞を受賞し続けている。

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