2025年最新|シンガポールで人気急上昇中のピックルボールとは?初心者向けの魅力・始め方ガイド

こんにちは! リーラコーエン シンガポール リサーチャーのShihoです。
2025年も残りわずかとなりましたが、今年一気に注目を集めたスポーツのひとつに、ピックルボールがあります。
私自身、ここ2〜3年で急に耳にするようになったスポーツですが、すでにプレイしたことがある方もいるのではないでしょうか。
シンガポールでもピックルボールの人気は急上昇中です。
今回のブログでは、ピックルボール未体験の方に、その魅力やメリット、シンガポールでの状況や注意点などを紹介していきます。
【目次】
1. ピックルボール、その魅力とは?
2. シンガポール / アジアでの人気ぶり
3. ピックルボールをする上で気を付けておきたいこと
4. ピックルボールを始めよう!
5. 最後に
1. ピックルボール、その魅力とは?

ピックルボールは、テニス・バドミントン・卓球を組み合わせたアメリカ発祥のラケットスポーツです。
意外と歴史は長く、1965年にワシントン州で家族向けの遊びとして考案されたのが始まり。
穴が空いた軽量ボールと小型のまな板のようなパドル (ラケット) を使用し、バドミントンとほぼ同サイズのコートでプレーできるように設計されています。
昔からあったスポーツながら、近年ではプロリーグの発足や著名人の投資・SNSでの話題化などにより、世界的なブームとして注目されるようになりました。
日本にもピックルボールの連盟があり、現在プロリーグも始動しています。
このように近年、一気に人気が加速したのにはさまざまな理由があります。
・ルールはシンプル、装備も手軽!
ピックルボールの最大の魅力はラケットスポーツ経験がなくてもすぐに楽しめる参入のしやすさ。道具も、ボール一つとプレイ人数分のパドルがあれば十分なので、初期投資も少なくて済みます。
ルール詳細はこちらをご覧ください
・子どもから大人まで楽しめる!
コートが小さめ、ボールの軽さなどから身体への負荷が他のラケットスポーツより少なく、子どもから高齢者まで幅広い年齢層に受け入れられています
・手軽さゆえにソーシャル!
ダブルスでのプレイが主流なので社交目的にも適していることから、コミュニティ作りとの相性が良い点も人気の理由です
2. シンガポール / アジアでの人気ぶり

ここシンガポールでも協会が立ち上がっており、大会も頻繁に開催されているようです。
Singapore Pickle-Ball Association (SPA)
・シンガポール内での競技人口は1,500人以上 (CNA、2023年5月)
・2025年上半期、ActiveSG登録のピックルボール施設には毎月8,000人近くの予約があった
・毎年恒例の大会Pesta Sukanの参加者が、2022年は424人だったのに対して2025年は2,106人と5倍に増加した
(Pickleball News Asia、2025年9月)
・アジア12の国・地域においてピックルボールの成長率は前年比60%と急上昇している。調査回答者の約62%が過去2年以内にピックルボールについて知ったという
・シンガポールでのピックルボール認知度は70%
(UPA Asia、2025年6月)
これは私の個人的な見解ですが、バドミントンが当地で元々人気が高いスポーツであったことも、ピックルボールが広がる下地になったように感じます。
ピックルボールのコートはバドミントンコートとほぼ同サイズなので、事業者もピックルボール人気にあやかってバドミントンコートから鞍替えしやすいように思います。
3. ピックルボールをする上で気を付けておきたいこと
ただ、短期間で人気に火がついたことから、課題も生じています。
Singapore’s pickleball boom brings growing pains (CNA、2025年9月)
Pickleball noise causes tension in some estates as the sport gains popularity (The Straits Times、2025年9月)
これらの記事によると、シンガポールでの急な需要拡大に供給が追いついておらず、コートの予約が困難であることや近隣への騒音の問題が指摘されています。
人気が出て間もないピックルボール用のコート市場はまだ発展途上です。
現状では他のスポーツと兼用となるコートも多く、取り合い必至なのだとか。
またそもそも屋内施設も少ないため、パドルでボールを打つ甲高い音が騒音として報告されるケースも増えてきています。
このことから、プレイ時間は朝9時半から夜10時までにとどめることなどが推奨されています。
別記事では、ピックルボールをしてできた怪我で医療機関を受診する人も増えてきていることが報じられています。
Some Singapore clinics report rise in pickleball injuries as sport’s popularity surges (CNA、2025年10月)
運動習慣が少ない人でも始めやすいスポーツであるが故、その楽しさについつい無理をしてしまうのかもしれません。
特にオフィスワーク中心の方などで、手首、腰を痛める人が出ているそう。
開始前後での入念な体操や、無理な体勢は避ける、慣れないうちは長時間のプレイは控えるなど、注意を心がけたいものです。
4. ピックルボールを始めよう!

用意するもの
道具 (ボールとパドル) 、運動しやすい服装&シューズがあれば十分です。デカトロンで手頃に揃えられます。最初から道具を揃えるのに抵抗がある方には、コートによりますがレンタルしてくれるところもあって便利です
【過去記事】シンガポールでアウトドア・スポーツ用品を買うなら!デカトロン(Decathlon)の魅力とは
コートの予約
前述の通り、シンガポールではピックルボールコートの争奪戦が激化しています。公共施設はActiveSGを通しての予約が必要ですが、シンガポール人・PR保有者とは料金体系などが異なる場合もあります
pickball.sg 主要なピックルボールコートのまとめあり
プレイグループに入ってみる
定期開催されているプレイグループに入れば、友人の輪も広がり、いいことづくめです。
Active SGの「Join a Prigramme」ページからアクティブなグループが検索できます。
お役立ちウェブ上では、日本人サークルも紹介されています。
レッスンに参加する
フォームやルールなどをしっかり学んでから始めたいという方には、レッスンへの参加がおすすめです
PLAY! Pickle 大人向けグループレッスンページ ※別途プライベートレッスンもあり
pickball.sg レッスンページ
5. 最後に

世界的に人気のピックルボール。
聞いたことはあるけれどまだ未体験という方も、ぜひ一度挑戦してみてください。
軽量ボールを使うため速度も遅めで、身体への負担も少ないため、運動が苦手な方でも楽しめます。
暖かいシンガポールの気候も手伝い、年中楽しめるスポーツです。
ピックルボールを通して、新たなシンガポール体験を楽しんでみましょう!
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