【2027年版】シンガポールの祝日カレンダー発表!5回の3連休と、多文化国家ならではの祝日の意味

こんにちは。

リーラコーエンシンガポール マーケティング担当の野上です。

2026年6月18日、シンガポール人材開発省 (以降MOM) は来年2027年のシンガポールの祝日を発表しました。

2027年の祝日は全部で11日。例年と同じ日数ですが、月曜日や金曜日に祝日が配置されていることから、3連休が多い一年になることが注目されています。

当地では「ロング・ウィークエンド (Long Weekend) 」という言葉が定着しており、祝日に有給休暇を組み合わせて近隣諸国へ旅行に出かけたり、その時期にレジャーを楽しんだりする人も少なくありません。

シンガポールで働く人々にとっては、年間の予定を立てるうえで毎年注目される話題の一つです。

企業ご担当者様にとっては、毎年この時期になると採用計画や人員配置、従業員の休暇管理について考え始める頃ではないでしょうか。

また、シンガポールで働く方々にとっては、旅行や一時帰国の計画を立てる際の重要な情報でもあります。


そこで今回は、2027年の祝日一覧をご紹介するとともに、シンガポールならではの祝日文化や、企業・求職者が押さえておきたいポイントについて解説してまいります。

【目次】
1.2027年シンガポール祝日一覧
2.2027年はロング・ウィークエンドが豊富な1年!
3.シンガポールの祝日が多彩な理由
4.職場でも感じるシンガポールの多文化共生
5.企業が押さえておきたいポイント
6.求職者にとってもキャリアを見つめ直しやすい一年
7.最後に


1. 2027年シンガポール祝日一覧

今回MOMより発表のあった2027年の祝日は以下の通りです。

※Hari Raya PuasaおよびHari Raya Hajiの日程は、イスラム暦や月の観測状況により変更となる場合があります


2. 2027年はロング・ウィークエンドが豊富な1年!

2027年の祝日の最大の特徴は、その配置とも言えます。

冒頭で触れた3連休「ロング・ウィークエンド」が複数回予定されています。

金曜日と月曜日の祝日は以下の通りです。


・新年 (New Year's Day) 
1月1日 (金)


・旧正月 (Chinese New Year) 
2月6日 (土)・7日 (日)  ※振替休日により2月8日 (月) が休み


・グッド・フライデー (Good Friday)
3月26日 (金)


・ハリラヤ・ハジ (Hari Raya Haji)
5月17日 (月)


・ナショナルデー (National Day) 
8月9日 (月)


・ディパバリ (Deepavali) 
11月1日 (月)


旅行や一時帰国、または家族との時間を楽しみにしている方にとっては、早めに予定を立てやすい一年となりそうです。

また企業側にとっても、従業員の休暇取得時期を見据えながら業務計画を立てやすいカレンダーと言えるでしょう。

それぞれの祝祭日の詳細については、弊社の過去ブログをご覧ください。


なお、2027年はLabour Day (5月1日) とChristmas Day (12月25日) が土曜日にあたります。

シンガポールの雇用法下では、通常土曜日を休日としている従業員に対して振替休日 (Day Off in Lieu) が付与されます。

詳細な取り扱いは雇用契約や社内規定によって異なる場合がありますが、土曜日に勤務する必要のある場合はあらかじめ企業・従業員ともに運用方法を確認しておくことが望ましいでしょう。


3. シンガポールの祝日が多彩な理由

私たち日本人がシンガポールの祝日一覧を見ると、「さまざまな宗教や文化の祝日が含まれている」と感じる方も多いかもしれません。

それもそのはず、実際にシンガポールの祝日には、旧正月 (Chinese New Year) からイスラム教の断食明けの祝祭 (Hari Raya Puasa)、仏教のヴェサックデー (Vesak Day)、そしてヒンドゥー教のディパバリ (Deepavali)、キリスト教のクリスマスなど、多様な宗教・文化に由来する祝日が含まれています。

これは、多民族国家であるシンガポールならではの特徴とも言えるでしょう。

シンガポールでは、中華系、マレー系、インド系をはじめ、さまざまなバックグラウンドを持つ人々が共に暮らしています。

のため、街を歩いていても、職場で働いていても、異なる文化や宗教に触れる機会が多くあります。

実際にシンガポールで生活していても、旧正月の華やかな飾り付けからハリラヤのにぎやかな雰囲気、クリスマスの美しいイルミネーションなど、その月々さまざまな文化のお祝いを身近に感じることができます。

四季こそないものの、このような祝日のお祝いムードで「もう〇〇月か」などと一年を感じることのできる経験は当地ならではです。


こうした多様性を大切にする考え方は祝日制度にも反映されており、祝日は単なる「お休みの日」ではなく、それぞれの文化や信仰に敬意を払い、お互いを理解するきっかけとなる大切な日でもあります。

シンガポールの祝日カレンダーには、この国らしい多文化共生の姿が表れていると言えるのではないでしょうか。


4. 職場でも感じるシンガポールの多文化共生

こうした多様性は、街中だけでなく職場にも自然と根付いています。

シンガポールで働いていると、祝祭日に合わせて同僚同士で「Happy Hari Raya」「Happy Deepavali」と声を掛け合ったり、お祝いのお菓子を共有したりする光景を目にすることがあります。

異なる文化や宗教を持つ人々が互いを尊重し合う姿は、シンガポールの職場ならではの魅力と言えるでしょう。


5. 企業が押さえておきたいポイント

祝日カレンダーは、従業員の休暇計画だけでなく、人員配置や人材定着施策にも関わる重要な情報です。

そこで、ここでは人材紹介会社の視点から2027年の祝日カレンダーを見る際のポイントをご紹介いたします。


ロング・ウィークエンドは従業員満足度にも関わる

お伝えした通り、2027年はロング・ウィークエンドが多く、旅行や帰省を計画しやすい一年になりそうです。

シンガポールでは、日本をはじめとする近隣諸国への短期旅行が人気で、祝日と有給休暇を組み合わせてまとまった休みを取る方も少なくありません。

企業にとっては休暇取得の調整が必要になる一方で、従業員にとってはリフレッシュや家族との時間を確保する大切な機会でもあります。

弊社の調査でも、近年は働き方に対する価値観も変化しており、「休暇を取得しやすい環境かどうか」を重視するビジネスパーソンが増えていることが確認されています。


人材定着の観点からも見逃せない

シンガポールでは依然として優秀な人材の獲得競争が続いています。

そのような中、企業選びの基準は給与や役職だけではなく、ワークライフバランスや柔軟な働き方、企業文化や従業員への配慮といった要素にも広がっています。

特に多文化社会であるシンガポールでは、従業員それぞれが大切にしている祝祭日や家族行事を理解し、尊重する姿勢も企業文化の一部として評価されることがあります。

祝日カレンダーは単なる年間スケジュールではなく、従業員エンゲージメントや人材定着を考えるきっかけの一つとも言えるでしょう。

カレンダーを確認する際には、スケジュール管理だけでなく、「従業員が働きやすい環境づくり」という視点でも活用してみてはいかがでしょうか。


6. 求職者にとってもキャリアを見つめ直しやすい一年

2027年はロング・ウィークエンドが多く予定されていることから、働く方々にとっては仕事から少し離れてリフレッシュする機会が増えそうです。

こうしたまとまった休みは、旅行や帰省を楽しむだけでなく、自身のキャリアについてゆっくり考える時間にもなるかもしれません。

例えば、今後のキャリアプランを整理したり、転職市場の情報を集めたり。

面接や応募書類の準備を進めたり、家族と将来の働き方について相談したり。

自分を見つめなおす時間に充てるのも良いのではないでしょうか。

特にシンガポールで働く日本人の方にとっては、日本の大型連休と組み合わせることで、普段なかなか会えない家族や友人と過ごす時間を確保しやすくなるかもしれません。

また、転職活動は必ずしも「今すぐ転職するため」だけのものではありません。

市場の動向を知ったり、自身のキャリアを整理したりするだけでも大きな気づきにつながることがあります。

2027年のロング・ウィークエンドを、将来の働き方について考えるきっかけとして活用してみてはいかがでしょうか。


7. 最後に

今回は、2027年のシンガポール祝日カレンダーについてご紹介しました。

ご覧の通り、2027年はロング・ウィークエンドが多く、旅行や帰省、家族との時間を計画しやすい一年になりそうです。

一方で、シンガポールの祝日の魅力はそれだけではありません。

多様な宗教や文化に由来する祝日が並んでおり、多様なバックグラウンドを持つ人々が共生するシンガポールで、それぞれの文化や価値観を肌で感じられることも大きなポイントです。

私たちも日々、多様なバックグラウンドを持つ企業や求職者の皆様と接しています。

その中で感じるのは、異なる文化を理解し尊重する姿勢が、働きやすい職場づくりや良好な人間関係の土台になっているということです。


2027年の祝日カレンダーを確認する際には、ぜひスケジュール管理だけでなく、その背景にあるシンガポールならではの文化的な豊かさにも目を向けてみてはいかがでしょうか。

本情報が、企業様、求職者の皆様にとって少しでもご参考になれば幸いです。

弊社では引き続き、シンガポールで働く・暮らすをテーマにしたトピックスをお届けしてまいります。
 

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