シンガポール幼稚園選び インターvsローカルvs日系幼稚園?!

こんにちは。

リーラコーエン シンガポールマーケティング担当の野上です。

シンガポールに引っ越してきて、いざお子様の幼稚園探しをされる際、どのような幼稚園に通わせたら良いのか迷う方も多いのではないでしょうか。

それもそのはず、保育園の頃から定員や待機児童と言った概念のある日本とは異なり、シンガポールは比較的にすぐに入れる施設の選択肢がとても多いことが特徴です。

まず始めにぶつかる壁は、インターにするのか、ローカルにするのか、それとも日本語教育をメインに行う日系幼稚園にするのか。

実は私もその一人で、在星歴が長くなればなるほど同年代の子どもを持つ友人から様々な学校の話を耳にし、未だに他の選択肢へ揺らぐ日々です(笑)

つい先日も、改めてそれぞれの幼稚園の持つ特徴や良さについて考えたところです。


そこで今回は、シンガポールの数ある幼稚園について、それぞれの特色をご紹介できればと思います。

シンガポールでの幼稚園選びのご参考になれば幸いです。


【目次】
1.グローバルな環境を優先するなら!インター幼稚園
2.預かり時間が長く、アットホームな環境が特徴、ローカル幼稚園
3.異国にいても母国語を学べる安心感が特徴の日系幼稚園
4.最後に


1.グローバルな環境を優先するなら!インター幼稚園

2023年現在、シンガポールに66校ほどあると言われているインターナショナル幼稚園、通称インター幼稚園。

国際色豊かな子どもたちが通う幼稚園の代表格として人気を誇ります。

主な特徴は以下の通りです。


・幼稚舎から国際バカレロアに沿ったカリキュラムを提供しているところが多い
・欧米に合わせ、6‐8月に新年度が始まる場合が多い
・冬季・夏季休みが長い(夏休みは特におよそ2カ月間もあります!)
・高等学校までが同じ校舎を使用するところが多く、豪華な施設を使用できる


お子様をインター校に通わせる保護者の皆様は、やはり限られたシンガポール生活ならではの国際色豊かな経験をさせたいという声を圧倒的に多く耳にします。

また、コロナ禍が明けて幼稚舎から高校生までの沢山の生徒が一堂に集う大規模イベントも次々と再開しているそう。

このようなイベントはインター校ならではですよね!

そして逆に、シンガポール生活が長くなりそうな方は、幼稚舎からそのままインター小学校へ進学することを見据え、初めからインター校の幼稚舎へ入れるケースも多いようです。

人気のインター校は、実は年齢が小さければ小さいほどスペースに空きがある、ということもよく聞きます。


2.預かり時間が長く、アットホームな環境が特徴、ローカル幼稚園

シンガポール国籍を持つ子供たちが多数を占めるローカル幼稚園。

シンガポール全土に様々な幼稚園があります。

一括りに「幼稚園」と言っても、両親が働いている場合に優先的に預けることのできるチャイルドケアセンター(保育所)なども含まれます。

ローカル幼稚園の特徴は以下の通りです。


・1月始まりが基本
・預かり可能時間が朝7:00~夜7:00までと長時間
・シンガポール政府が定める祝日のみがお休みで、長期休暇がないところが多い
・少人数でアットホームな園が多い
・モンテッソーリ、レッジョ・エミリアなど教育方式を謳っている園が多い


ローカル校は、何といっても預かり時間の長さとお休みの少なさを魅力に感じる方が多いようです。

長期の休みなど、子どもが家で退屈せずに登園することができるのは良いですよね!

また、クラス数や一クラスの人数がインター校と比較すると少人数であることも、安心感があるように思います。

季節ごとのイベントも多民族国家ならではでバラエティに富んでおり、ローカル園でも年間を通して様々なイベントを楽しむことができます。

ローカル幼稚園のリストはシンガポール教育省(MOE)のホームページに掲載されています。

気になる方はぜひチェックされてみてくださいね。

 

3.異国にいても母国語を学べる安心感がある日系幼稚園

最後にご紹介するのが、日系幼稚園です。

担任の先生やスタッフの方々が日本語を話し、日本の幼稚園と同様の教育が受けられることが最大の特徴です。

また、最近では英語教育に力を入れている「日系インター」と呼ばれる幼稚園も増えています。

日系幼稚園の主な特徴は以下の通りです。


・日本のカレンダーに合わせ、4月始まり
・日本の文部科学省のカリキュラムに沿っていることが多く、日本ならではの季節行事などを大切にする
・インター校ほど休みは長くないが、春休み・夏休み・冬休みがある
・給食で日本食を出す園が多い


日系幼稚園に通わせている方の多くは、シンガポールにいても、やはり小さいうちは母国語を最大限に伸ばしたい、そして日本の文化に触れさせたいというポイントを重要視されている方が多い印象です。

また、先生も日本人の場合が多く、まだ渡星間もなくお子様ともども英語に不安がある場合、日本語で意思疎通ができるというところは不安感を取り除ける最大のメリットではないでしょうか。

異国にいても日本の文化、母国語に触れて日本人としてのアイデンティティを育てられることの安心感という点ではダントツの選択肢かと思います。


4.最後に

今回はインター幼稚園、ローカル幼稚園それぞれの特徴についてご紹介しました。

インターネットやSNSでも情報収集は可能ですが、やはり百聞は一見にしかず。

ぜひ一度お子様を連れて見学に行ってみることをおすすめいたします。

また、見学する園を絞る際には、譲れないポイントをリストアップしつつ、他にもシンガポール生活がどのくらいになりそうか、母国語をどうするのか。

また我が子にどのような経験をさせたいのか、などをクリアにして行くと良さそうですね。

一生懸命考えて選び抜いた幼稚園、お子様が安全に、何より楽しんで登園してくれることが一番ですよね。

よほどのことがない限り、子どもは周りの環境に慣れるのがとても上手なように思います。

現在ローカル園に通う私の息子も、初めの3カ月間は泣いて登園していましたが、今ではすっかり幼稚園が大好きになり、その日に覚えたことを家でも英語で話してくれるようになりました。

お子様にとってその時々でベストな幼稚園探しができますように。

本情報がご参考になれば幸いです。

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