海外就労8年目、ボーダレスに働ける未来創りを担う人材会社の拠点長インタビュー
こんにちは。
リーラコーエン シンガポールマーケティング担当の野上です。
今回は、海外就労8年目、弊社の拠点長として活躍する鵜戸西さんのインタビューをお届けします。
鵜戸西さんは、2014年に新卒でリーラコーエンに入社後すぐにインドネシアに配属され3年間ジャカルタに駐在。
2017年にシンガポールへ異動し、2019年に最年少マネジメントとして拠点長に就任しました。
以降、プレイングマネージャーとして人材紹介コンサルタントを兼任しています。
拠点長になることへの不安や葛藤から現在の自身について、そして将来のビジョンまで幅広く語っていただきました。
鵜戸西さんの前回のインタビューはこちら
【目次】
1.シンガポールに異動したかった理由
2.思い切ってマネジメント職にチャレンジするまで
3.大切にしていることと、将来のビジョン
4.海外で働きたい方へのメッセージ
5.最後に
1.シンガポールに異動したかった理由
インドネシアからシンガポールに来たのは、自分の意思が大きかったです。
インドネシアでは、候補者の年収を上げるための転職活動のお手伝いをすることが主なミッションでした。
新卒で、初めての海外駐在。予期せぬ出来事も多いながらも様々な人に助けられて楽しくお仕事をしていました。
十分やりがいはあった一方で、もっともっとチャレンジングな環境に身をおいてみたいと考えるようになりました。
人の将来をデザインする人材会社。転職活動の理由も様々ですが、先進国になるにつれて、求職者の競争率も高くなることから、
給与だけではなく、人々を取り巻く環境やワークライフバランスにも重きをおいた転職活動をしている人が多いのではないかと考えたのです。
そういった国に身をおいて、候補者のビジョンや価値観に寄り添った転職活動支援をしたかった。
シンガポールは、先進国でありつつ、様々な人種や価値観を持った人々が集まっており、
自分の目指すキャリア支援が実現しやすいのではないかと思い、異動を志願しました。
2.思い切ってマネジメント職にチャレンジするまで
実はシンガポールに来た当初から拠点長にならないかという打診を受けていましたが、
従業員の一人ひとりの人生を背負うリーダーとしての役割から、もっと自分の引き出しを作ってからと決めていました。
社内には、様々な国籍や背景を持つ社員がいて、それぞれの幸せを拠点責任者として自分が担うにはまだ早すぎる、そう思っていました。
それでも、拠点責任者のポジションに一刻も早く立ちたかったので、自分に自信をつけるべく、とにかく毎日努力しました。
インドネシアと比較して、業務の難しさに特別な変化を感じることはなかったものの、
とにかく社内外でスキルの高い方々との出会いやコミュニケーションが刺激的で、多くを吸収しようと必死でした。
また、同僚からの信頼を得るには、まずは約束を守る、マナーを重んじるなど基本的な部分は徹底するよう心がけつつ、
自分が楽しく仕事をすることを最も大切にしました。
これは人材紹介会社で働く一従業員としても、今でも常に心がけていることですが、
人生の大部分を費やす仕事が楽しくなかったらもったいないですし、お客様のキャリアデザインをする身としても不可欠だと考えています。
拠点長が自分に務まるのか。能力以上のことにチャレンジする葛藤やプレッシャーはついて回りましたが、
着任後2年立った2019年に、ようやく拠点長としてのスタートを切りました。
今でも日々新しいことや勉強の連続です。
在宅勤務がメインで希薄になりがちな従業員とはオンオフ問わずコミュニケーションを取りながら、
お客様をはじめとした様々なスキルを持った方々からのインプットで猛勉強の日々です。
とても楽しく、やりがいも多い毎日ですが、ワークライフバランスもしっかり心がけています。
シンガポールは中華料理が美味しく、気のおけない仲間や友人とはよく外食しています。
また、就労後にチームの皆とマリーナベイサンズの周りをランニングをするなどして、リフレッシュも心がけています。
先日同僚と行った岩盤浴もおすすめです(笑)
3.大切にしていることと、将来のビジョン
新卒のときからの座右の銘にしているのは「昨日より今日」。
昨日まで当たり前だったことでも、どのように改善すればより良い結果を得られるか常に考えながら、
自分らしく楽しく活き活きと働き続け、そのような環境を周りにも提供することを大切に考えています。
今後はシンガポール拠点の規模をより大きくしていきつつ、
会社の成長に携わってくれた全ての人が、培ったスキルを活かしながらどこでも自由に働けるような支援をしたいと思っています。
シンガポールでの就労を志し、シンガポールに来て終わり、の片道切符だけではなく、
きちんとその先を見据えた切符も用意するようなキャリアデザインに携わりたいです。
また、携わる人自身が気づいていない魅力やスキルにいち早く気づき、色々な角度からの支援ができるような手本であり続けたいと思っています。
4.海外で働きたい方へのメッセージ
日本の高齢化が進む中、今後ますます多様性を重んじながら、どこにいてもご自身のスキルを活かして働けるということが大切になっていくと思います。
そういった意味では、シンガポールは様々な国籍や人種の方が集まっており、多様性を肌で感じながらスキルアップする場所としては最適だと思います。
ぜひご自身を振り返り、近い将来どのような人物になっていたいかを具体的にイメージし、それを実現するためのステップを描いてみてください。
その内容が、少しチャレンジングだったとしても、諦める必要はありません。
ハードルが高くても、乗り越えようとする努力で成長することができます。
年齢が上がるにつれて、様々な固定概念に囚われやすくなり、柔軟な考え方が難しくなると思います。
すでにご自身のなりたい人物像があるのであれば、なるべく早めに行動を起こし、チャレンジできる環境に身を置くことをおすすめします。
5.最後に
今回は、弊社拠点長のインタビューをお届けしました。
言葉を選びながらまっすぐに、そして楽しそうに話す姿は、チームを背負って成長しつづけるという努力が滲み出るとても印象的なインタビューでした。
これから海外で働きたいと思っている方や、もっとスキルアップをしてマネジメントを目指したいとお考えの方のご参考になれば幸いです。
【今回のインタビューに協力してくれたのは】
鵜戸西 奨(うどにし しょう)
リーラコーエンシンガポール拠点長
1992年生まれ。日本大学卒業。
2014年からインドネシア法人でインターンシップを開始。
2015年より株式会社ネオキャリアへ新卒入社後、3年間のインドネシア駐在を経て、
最年少マネージャーとして、 2017年7月にシンガポールへ異動。
2019年7月より拠点長に就任。
2020年4月から人材紹介コンサルタントを兼務し、プレイングマネジャーとして活躍。
2015年、2016年に2度の新卒ルーキー賞を受賞。
2016年インドネシア拠点年間売上ナンバー1MVP賞を受賞。
2018年シンガポール拠点年間売上ナンバー1MVP賞を受賞。
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昨年、DP保持者の就労規定改定が発表されました。
「DP(Dependent Pass)保持者であればWP(ワークパーミット, 労働許可証)を取得すればお仕事ができる」という新しい制度になりました。
この変更を期に、シンガポールで働きたいと思う方や新しいチャンスをご検討中の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
個別の質問や在住者向けにカジュアル相談も受け付けておりますので、
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