海外就職は思っていたより”身近”だった / 新卒でマレーシア・シンガポールで働く社員インタビュー
こんにちは! リーラコーエン シンガポール リサーチャーのShihoです。
弊社社員のインタビュー記事シリーズ。
今回は、新卒でリクルートメントの世界に飛び込んだハットンゆりかさんをご紹介します。
シンガポールに異動して数ヶ月が経った現在、法人営業職として日々クライアントの採用課題に向き合っています。
【目次】
1. 英語ネイティブ?だけど自信がなかった
2. 海外就職を見据えながら、日本で就職
3. 海外就労のチャンスはすぐ訪れた
4. リクルートメントの仕事の面白さ
5. 最後に
1. 英語ネイティブ?だけど自信がなかった
大阪で生まれたゆりかさん。
イギリスとケニアにルーツをもつ父と、日本人である母との間で英語と日本語が飛び交う家庭で育ちました。
高校までは日本で教育を受けましたが、海外の大学を志すのは彼女にとって自然な成り行きでした。
「父との会話は英語でしたが、日本で教育を受けて育ったので英語が中途半端だという想いがあり、大学では国外に出たいとずっと願っていました」
ただしアメリカやイギリス、カナダなどのメジャーな留学先では、学費や生活費が莫大です。
奨学金を得て進学するにしても、限度があります。
マレーシア留学の話を聞きつけたのは、ちょうど進学先に悩んでいた頃でした。
留学費用が他国に比べてリーズナブルで、日本に近く治安もほど良いマレーシア留学はゆりかさんにとってうってつけ。
こうしてマレーシアの大学へ進学し、留学生活を大いに楽しみました。
2. 海外就職を見据えながら、日本で就職
充実した留学生活も終わりが近づくと、就職が気がかりになってきます。
マレーシアでは通常、新卒への就労ビザが下りない*ことからも、当初から就職は日本でと考えていました。
*特定事業などでの例外はあります
誤算だったと少し感じたのは、日本のいわゆる新卒就職活動シーズンと、マレーシアの大学生活とでは時期に大きくズレがあり、日本の活動期にゆりかさんはまだ学業に忙しく、就職活動に踏み切れるタイミングでは多くの企業が既に門戸を閉じていたことでした。
海外に関わる仕事に就きたいと考え、ご縁を感じて入社したのが弊社・日本支部にあるバイリンガル人材の紹介事業部。
そこで更にマレーシア拠点への異動を打診され、1年間限定のトレーニー・ビザを得てマレーシアで営業職としてデビューしました。
3. 海外就労のチャンスはすぐ訪れた
マレーシアに来たての頃は、まさに手探りの状態。
「学生生活を過ごした国なので、現地での暮らしに心配はありませんでした。ただ仕事面では最初、何をすればいいのか分からなくて…とにかく売上目標を達成するために必死でした」
「こんなにも早く海外就職という機会を得た自分は、本当にラッキーでした。でもそのぶん『ぺーぺー』な自分の代わりは、いくらでもいる。そう考えると、必死でやるしかないなと感じていました」
先輩や同僚たちの支えを受けて少しずつ自信をつけていき、今年2025年8月にはシンガポール拠点に異動となりました。
「シンガポールはどんどん自主的に行動していかないと置いて行かれるファストペースな環境。私にできるのは、必死でくらいついていくことだけです」
日本、マレーシア、シンガポールと、若くして既に3ヶ国で勤務したゆりかさんですが、彼女自身が今の境遇に一番驚いているそう。
「就職して初めての東京生活は、なかなかなじめず自分には辛いものでした。ただ、海外で働くという目標はありましたが、それがこんなにも早く実現するとは思ってもいませんでした」
「海外で働いていると言うと、『すごいね』『エライね』という言葉をもらいますし、私もかつては海外就職にそういう立派なイメージを抱いていました。でも、実際にそれを体験している身としては、日本でも海外にいても、置かれた環境でベストを尽くして頑張る、ということだけです。やる前から心理的なハードルを上げると行動に起こせなくなってしまいます。自分にできることを着実にしていくことで、後で『自分でもできた!』という自信につながります」
4. リクルートメントの仕事の面白さ
リクルートメントの世界に入って1年半。
拠点移動も重なり、今も手探りの状態が続く中、彼女はこう話してくれました。
「クライアントの期待に応えることは私にとって大きな挑戦です。でも積極的にフィードバックをもらいながら学び続けていけば、実現できると信じています」
「自分の仕事が、誰かの人生に影響を与えられるのがすごく嬉しいです。新しい環境で自分を試すのが好きなんです」
マレーシアへの留学、憧れだった海外就職の実現―—
挑戦が続くタフな日々を過ごしてきたゆりかさんですが、転職希望者・企業双方に貢献できるというやりがいと、自分自身の可能性を広げたいという想いが、今の彼女の原動力になっています。
5. 最後に
海外就職の目標を、思いがけずも早くに実現したゆりかさん。
今、その目標を叶えた先にいる彼女が伝えたいのは、海外で働くことはそう特別なことではなく、目の前のことに必死で対応して学んでいった先に、自身のなりたい姿があるのではないか、ということです。
着実にステップを上る彼女の言葉は謙虚でいながら、挑戦し続ける信念と困難にもくじけない力強さも感じるものでした。
企業・転職希望者双方にとって良いインパクトを与えていける人材になれるよう、弊社でも期待されている彼女。
今後の活躍をぜひ温かく見守っていただければ幸いです。
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