インター校の「部活」はどんな感じ?息子のスポーツ大会出場で感じたこと

こんにちは! リーラコーエン シンガポール リサーチャーのShihoです。
インターナショナルスクールに通う息子が先日、タイ・バンコクで開催された学校対抗の国際バドミントン大会に学校代表として出場しました。
ここぞとばかりに親である私も現地まで応援に行き観戦を楽しみ、子どもの成長を感じる良い機会となりました。
インターナショナルスクール (以下、インター校と表記) でのスポーツやクラブ活動は、日本の「部活動」とはまた異なり、私も最初は戸惑いも抱きましたが、今では「これも悪くないな」と感じています。
今回は自身の子育てを通じて知った、インター校での課外活動についてお届けします。
ただしインター校といっても国や地域、カリキュラム、学校により千差万別で、私がすべてを語れるわけではありません。
本記事はあくまで体験に基づく内容ですので 、軽い読み物としてお捉えください。
【目次】
1. インター校に部活はある?
2. 日本の部活とは何が違う?
3. 対抗試合や大会出場の機会も
4. 最後に
1. インター校に部活動はある?

インター校に部活動はあるのか。
その答えは「ある」です。
日本の学校の部活動に相当するものとしては、「Competitive Sports」「School Sports」などの名で呼ばれます (文中ではCompetitive Sportsと表記) 。
これに対して、課外活動として部活動より広い概念のものとして「CCA (Co-Curricular Activities) 」や「ECA (Extra Curricular Activities) 」などと呼ばれるものがあります (文中ではCCAと表記) 。
Competitive Sportsは大まかにはスポーツ系の活動を指し、学校を代表して他校との競技大会に出るものだとご想像ください。
一方で、CCAにはスポーツ / 文化系のさまざまなプログラムがあります。
Competitive SportsもCCAも、選択肢の多さは学校の規模感に比例します。
Competitive Sportsへの参加は基本無料であることが多いのですが、CCAは有料 / 無料に分類され、外部講師を招くプログラムは有料、学校教師によるプログラムは無料であることが一般的です。
CCAは、部活というよりは「習い事を校内でする」ものだと、私自身は捉えています。
2. 日本の部活とは何が違う?

上記のCompetitive Sportsの説明を聞くと、「日本の部活と同じでは?」と思われることでしょう。
ただ、中身は大きく異なります。
Competitive Sports は学期ごとのシーズン制で、また入るのにセレクション (選別) が行われることも多々あります。
一人がひとつの部に入り、入部したら基本は卒業まで在籍する、入部希望すれば誰でも入れる…という日本の学校の部活動の考え方とは、大きく異なります。
我が家でも、息子たちが入部を希望してもセレクションで落とされ、入部できない…という経験が何度もありました。
もちろん学校によって異なるかと思いますが、Competitive Sportsは学校を代表して大会出場する機会があるものです。
好成績を収めれば学校の宣伝にもなる ー そういった性質を帯びることから、一定のレベルを保つためにセレクションが存在すると思われます。
また、日本の部活動は活動日が多く 、一日の練習時間も2~3時間と長いというイメージがあります (令和では変わりつつあるのでしょうか) 。
一方、インター校のCompetitive Sportsは週1~2日、1回あたり1時間程度の練習が一般的です 。
これによって1シーズンのうち複数のスポーツに触れることが可能で、息子も今学期はバドミントン、バレーボール、CCAでサイエンス・クラブ、ピックルボールにと大忙しです。
こうした背景から、日本の部活動が忍耐や連帯、勝利を重視する傾向があるのに対し 、インター校でのスポーツの捉え方は、楽しむことや参加すること (インクルージョン) 、自己挑戦などに重きが置かれているように感じています。
ただ、日本のように保護者も一丸となってチームを応援・サポートをしたり、仲間たちと上を目指して一体感を高めたり…といった感覚は、インター校では少し弱まるかと思います。
「熱さ」を求める方にとっては、インター校でのスポーツは少し物足りないかもしれませんね!
3. 対抗試合や大会出場の機会も

インター校のスポーツ活動は、日本の部活動のように一つの枠組みに属するというより、複数の競技や大会、リーグに参加しながら経験を積む仕組みになっています。
学校によって参加する大会は異なりますが、リーグ戦やフレンドリーマッチは日常的に行われており、子どもたちが実戦経験を積む機会があります。
シンガポールでは、Athletic Conference of Singapore International Schools (ACSIS) が中心的な役割を果たしており、多くのインター校が参加して年間を通じてリーグ戦が開催されています。
マレーシアはインター校が広範囲に位置するため、ACSISのように一本化されておらず、複数のネットワークが並存しています。
クアラルンプール周辺で言えばAssociation of International Malaysian Schools (AIMS) を中心に、地域大会や学校間交流試合などが行われています。
さらに、東南アジア全体ではSouth East Asia Student Activities Conference (SEASAC) のような枠組みもあり、ラグビー・サッカー・バスケットボールなど競技ごとに大会が開催されています。
また、Federation of British International Schools in Asia (FOBISIA) といった英国式カリキュラムの枠組みでのスポーツ / 文化系大会なども多数開かれており、アジアにおけるインター校の多さを印象付けるものとなっています。
総じて言えるのは、インター校スポーツは「単一の世界統一リーグ」ではなく、地域・国・競技ごとに複数の大会が並立している構造だということです。
そのため学校は一つのリーグに固定されるのではなく、複数の大会に「掛け持ち」で参加しながらシーズンを過ごすことが一般的です。
この柔軟な仕組みにより、子どもたちは多様な相手と対戦しながら経験を積むことができるようになっています。
4. 最後に

今回、息子の国際大会への出場を通じて改めて感じたのは、インター校におけるスポーツは「勝つことだけ」でも「楽しむことだけ」でもなく、その中間にある多様な経験の場だということでした。
日本の部活動のような一体感や長期間の経験の積み上げとは少し異なり、インター校ではセレクションやシーズン制の中で、自分のレベルに応じた挑戦を繰り返していきます。
そのぶん複数のスポーツに関わる機会も多く、子どもたちはよりバランスをとって経験を広げているように感じます。
また交流試合を通じて、子どもたちは国や学校を越えた競争環境の中でプレーすることができます。
実際、息子は大会参加によって学校チームメイトとの結束が固くなっただけでなく、他校生徒とも交流する場面が見られたりして、親としては喜びもひとしお。
これは日本ではなかなか得難い経験ではないかと思います。
もちろん、どちらが良い・悪いという話ではなく、それぞれの文化や教育方針の違いです。
親もその違いを受け入れながら、子どもが挑戦し続けられる環境を楽しんで見守ることが大切なのだと改めて考える機会となりました。
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