【シンガポール60周年】ナショナルデー 2025年の見どころをご紹介

こんにちは。

リーラコーエンシンガポール マーケティング担当の野上です。

気づけば2025年6月も下旬、一年の折り返し地点を迎えましたね!

年間を通じて気候の変化が少ないシンガポール、様々な祝祭日を前にして街が華やぐのを見て、「もうそんな季節なのか」と思うことが多々ある私。

まさに先日、戦闘機の飛行演習が聞こえてきたと思ったらナショナルデーがもうすぐそこまで来ていることに気づかされ、一年の早さに驚いたばかりです。

 

さて、毎年8月9日に迎えるシンガポールの建国記念日「ナショナルデー」は、シンガポールの1年の中でも特に盛り上がりを見せる祝日です。

6月を過ぎた頃から、街中の装飾や音楽も徐々にお祝いムードに包まれていきます。

また、今年は独立60周年のジュビリーということもあり、国民への政策やお出かけ先でのプロモーションを含めてかなり大々的なお祝いムードが漂っています。


今回は、シンガポールを象徴するこのナショナルデーについて、今年2025年の最新情報も併せてご紹介してまいります。


【目次】
1.ナショナルデーとは?
2.ナショナルデーの風習と街の様子
3.NDPと2024年の注目ポイント
4.今年のイベント情報は?
5.リハーサルを見に行こう!
6.最後に


1. ナショナルデーとは?

ナショナルデーとは、1965年8月9日にシンガポールがマレーシアから独立を果たしたことを記念する日です。

この日は国を挙げた祝日。

とにかく大きなお祝いムードに包まれます。

花火やパレードなどが各地で行われ、多くの人々が赤と白の服を身にまとい当日のお祝いに参加します。

冒頭でご紹介したとおり、2025年の今年は建国60周年という節目の年にあたります。

「SG60」と銘打ち、すでに街中では様々なプロモーションが行われており、お祝いムード満載です。


2. ナショナルデーの風習と街の様子

ナショナルデーが近づくにつれ、街中は赤と白の色彩で彩られていきます。

これは、シンガポール国旗のカラーでもあり、それぞれ「普遍的な愛と平等」そして「清廉さ」を象徴しているそう。

7月頃からは、各家庭がベランダや窓辺に国旗を掲げ始めるように。特にHDB(公営住宅)では整然と並ぶ国旗が壮観です。

そよ風にたなびくシンガポール国旗が見られるのはこの時期だけ。

この国旗の掲揚は9月30日まで許可されており、それ以降の掲揚には罰則が課される点も特徴的です。


さらに、街ではシンガポールを象徴するモチーフもよく目にします。

「ライオンの頭と魚の体」で知られるマーライオン、さらに国花の「バンダ・ミス・ジョアキム(蘭の一種)」も、ナショナルデーシーズンを盛り上げる存在として至る場所に登場します。

例えばコンドミニアムに飾られるバナーや、スーパーなどでもよく目にするように。


これらは、シンガポールの歴史や精神性を象徴する大切なアイコン。

街全体がシンガポール「らしさ」に包まれる時期でもあり、在住者としても、旅行者としても自然と晴れやかな気持ちになるシーズンです。


3. NDPと2025年の注目ポイント

ナショナルデー最大の見どころといえば、「National Day Parade(NDP)」です。

このパレードは1966年、建国1周年を記念して開催されたのが始まり。

以来、年を重ねるごとに規模や演出が進化し、国民にとって欠かせないイベントになりました。

軍事パレード、文化パフォーマンス、市民参加型の催しなど、プログラムは多岐にわたりますが、クライマックスを飾る夜の花火は毎年多くの人が心待ちにしている風物詩。

夜空が色とりどりの光で染め上げられます。


NDPには毎年テーマやロゴ、テーマソングが設けられています。

今年のテーマは国歌でもある「Majulah Singapura」(進めシンガポール)

国民が一つになり歩んできた道のりを振り返るとともに、希望と勇気、そして団結の心をもって未来を見つめる、という思いが込められているそう。


今年のロゴは、「60」と「GO(前進)」をかけた動くロゴです。

「独立60年という節目と、これからも進み続ける力強い動きを表現している」とのことで、シンガポール人有志25人がそれぞれデザインした「GO」が順番に表示されるデザインになっています。

バドミントン選手や水泳選手、コミュニティサービスのメンバーなど、デザイン裏に秘めたそれぞれのストーリーもとてもドラマチック。

気になる方はぜひNDP2025のホームページからチェックしてみてくださいね。


テーマソング「Here We Are」も既に公開されており、当地のシンガーソングライターであるチャーリー・リム氏による楽曲が話題を呼んでいます。



4. 今年のイベント情報は?

NDP実行委員会の公式発表によると、2025年は8月9日当日のみならず、7月26日と8月2日の3日間にわたってイベントが開催される予定です。

9日当日は、初めてパダンからマリーナベイまで範囲を広げて実施されるそう。

当日は軍事展示や戦闘機の飛行、国旗を掲げたヘリコプターによるフライパスト(飛行ショー)、花火など、迫力満点の演出が期待されています。


毎年、当日に先駆けて募集されるシンガポール人・PRが応募対象となる式典参加のチケットの抽選はかなりの高倍率だそう。

このため、より多くの国民・市民が参加できるよう、他にもシンガポール各地でファミリー向けイベントや地域ごとの展示・催しが予定されています。


イベント詳細は今後も順次発表されるとのことなので、気になる方は公式サイトをチェックしてみてくださいね。

 

5.リハーサルを見に行こう!

当日のハイライトとなるNDP、オンライン開催となったコロナ禍以降、毎年6月中旬から当日にかけて、週末の土曜日にリハーサルが行われることも見どころです。

特に最後の花火まで「リハーサル」に含まれていることも驚きですよね!

午後6時過ぎからの戦闘機の飛行演習やレッドライオン、トータル・ディフェンス・ディスプレイ、そして8時過ぎの花火を少しでも近くで見るべく、マリーナベイは多くの人で賑わいます。

今年2025年の残りのリハーサル日程は以下の通りと発表されています。(※演目によって開催可否は天候によりけりです)

6月28日(土)
7月5日(土)
7月12日(土)
7月19日(土)
7月26日(土)
8月2日(土)

先週末、我が家も行ってきましたが、まるで本番さながらの人出と賑わいで、一足早くお祭り気分を味わうことができました!

週末の夜のお出かけ候補としてもおすすめです。



(実際のリハーサル時の写真。本番さながらの華やかさでした!)


6. 最後に

今回の記事では、シンガポールのナショナルデー、そして2025年最新情報まで一挙ご紹介してまいりました。

ナショナルデーは、単なる記念日というだけでなく、国民が共に歩んできた歴史を振り返り、これからの未来に向けて思いを一つにする大切な日でもあります。

私自身、今年でシンガポールでナショナルデーを迎えるのは5回目ですが、これまであっという間に感じられます。

建国60周年のジュビリーを迎えるこの国の姿を、改めて間近で見られることに大きな意味を感じています。

今年のナショナルデーが、皆さまにとってもシンガポール生活の素敵な思い出になりますように。
 

===============
日系の人材紹介会社リーラコーエン シンガポールは、

シンガポールでのフルタイムやパートタイムでのお仕事紹介だけではなく、あなたに合わせたキャリア構築・面接対策などを無料で承っております。

納得のいく転職を、経験豊富なキャリアコンサルタントが最後までご支援させて頂きます。

シンガポール国内転職・キャリアアップに興味をお持ちの方は、是非お気軽にご相談くださいませ。

★☆最新求人方法はこちらから★☆

また、就労や生活情報など、シンガポールでの時間をより豊かにするための最新情報をブログにてお届けしています。

どうぞお見逃しなく!

シンガポール転職に関する記事はこちらから
シンガポール生活情報の記事はこちらから
シンガポールでの子育てに関する記事はこちらから

またこのブログ内容は、フェイスブックおよびインスタグラムでも配信しておりますので、

是非いいね・フォローをお待ちしております。

>>ついにチャンネル登録者3,500名突破<<<

毎週、シンガポール拠点とその他アジア拠点からお届け!

動画で"海外で働く・生活する"を知る、Reeracoenチャンネル

ぜひチャンネル登録・イイね!を宜しくお願い致します。

最新の動画:【海外就職】よくある質問 / 最適な時期・入社までの期間・在宅勤務・休暇申請・医療費etc..