一時帰国、日本の保育園に体験入学してみた!

こんにちは。

リーラコーエン シンガポールの平林です。

 

国を跨ぐ規制が緩和され、リモートワークが一般的となった今、海外にいらっしゃる多くの方が一時帰国をされているのではないでしょうか。

私も約3年ぶりの日本帰国中で、ありがたいことにワーケーションを楽しんでおります。

今回は長期滞在ということもあり、せっかくなので子供たちを日本の保育園に体験入学させてみました!

入園準備から実際の園生活まで、今回のブログでは私が経験したことをお伝えしたいと思います。

そもそも一時帰国中に学校や保育園に通わせることができるのか!?

そしてシンガポールとはまるで異なる園での生活とはどのようなものか!?

地方自治体により体験入園・入学の方法は異なりますが、この情報が少しでもお役に立てば幸いです。

 

【目次】
1. 入学手続きはお早目に!
2. 学校に必要な持ち物リスト
3. 実際の園での生活について
4. 体験入学を経験してみて

 

1. 入学手続きはお早目に!

最初にお伝えしたいのは、海外在住者の一時帰国に伴う体験入園・入学については、法的な制度は存在せず、地方自治体によって規定が異なるということです。

ですので、日本で通わせたい保育園や学校が決まったら、まずは市町村役場のHPを確認しましょう。

体験入学は「聴講生制度」や「仮入学」という表現をされる場合もありますので、色々なワードで検索することをお勧めします。

実際にHP上であまり情報が確認できない場合は、直接お電話で問い合わせを行いましょう。

(私は義両親に役場の窓口まで行ってもらいました)

住民票が必要な場合とそうでない場合がありますので、詳細は各自治体へご確認ください。

また体験期間は一般的に1日~1ヶ月未満となるのですが、学校によってテスト期間中は受け入れが難しい等の対応があるそうですので、こちらも別途確認が必要です。

我が家の地元の保育園の場合は「預かり保育」という形式で、1日単位で1ヶ月ほど預かってくれることになりました。

以前、別の保育園にお願いした際は待機児童が多い地区だったこともあり、限られた受け入れ枠を取得するために月初の朝8時から電話を何度もかけた記憶があります…。

今回は幸いにも待機児童がない地域だったこともあり、園長はじめ先生方が快く受け入れて頂けたことがありがたかったです。

 

2. 学校に必要な持ち物リスト

我が家のように未就学児の場合は、おおよそ以下の持ち物が想定されるかと思います。※各園により異なります

タオルやパンツ、靴下まで一つ一つにお名前を書くのが大変でした(笑)

【持ち物リスト】

  • お手拭きタオル(紐つき)
  • コップ、歯ブラシ
  • お箸、フォーク、スプーン
  • お着替え一式
  • パジャマ
  • お昼寝用のお布団セット
  • 汚れものを入れるビニール袋
  • オムツ、おしりふき(必要な場合)

同じく弊社で働く2人の小学生を育てるワーキングマザーに聞いたところ、日本の体験入学のために教科書は主要なものだけを購入したそうです。(2人分で5,000円程)

あとは体操服や上履きなど、身に着けるものも一式購入したとのこと。

基本的に短期入学のため、購入は任意となり、自由な服装で登校しても良いそうです。

(教科書は学校で貸し出し可能な場合もありますので、事前に確認が必要です)

ランドセルも任意となりますが、本人のやる気を出させるためにフリマサイト等で安く購入される方もいるそうです。

日本ならではのランドセルは子どもも喜びそうですよね!

また赤白帽などは100円均一でも買えるそうですので、必要に応じて購入を検討してみても良いかもしれません。

 

3. 実際の園での生活について

いざ体験入園が近づいてくると、親である私もドキドキです。

我が家は入園日までに時間があったので、ご挨拶がてら事前に園を訪問することができました。

(事前訪問の際には予めお電話でその旨を伝えておくとスムーズかと思います) 

実際の園での生活はというと、園庭で野菜を育てて収穫したり、裏庭でカエルやトンボを捕まえたり、シンガポールとは大きく異なるものでした。

お散歩の時間には近くの川へ行って水遊びをするそうです!

日本の田舎ならではの生活に、娘は最初戸惑っていたものの、今ではシンガポールより楽しいと言っております。(笑)

また給食のメニューもシンガポールとは異なり、日本食中心。

毎日美味しい給食に2人とも大満足!給食当番やお片付けの時間もあるそうで、シンガポールとは異なる生活を楽しんでいる様子です。

 

4. 体験入学を経験してみて

入園した最初の2日間は緊張もあってかすんなり登園したのですが、3日目から雲行きが怪しくなり下の子は朝から大泣きでした…。

やはり環境が変わることに対して、少なからずストレスや我慢をしていたのかもしれません。

私自身は家で仕事に集中することができる一方で、子どもは親の都合で短期的に環境が変わることに対し、その罪悪感から体験入学自体を辞めようかとも考えました。

しかし、主人とも相談し、子供たちに少しでも多くの経験を積んでもらいたいという気持ちから、登園を続けることにしました。

その翌週も2日ほどグズる朝が続き、私の心も折れそうになったところで、思い切って1日お休みをしてみました。

日単位で登園を調整できるのも体験入学の利点です。

1日気分転換をしたところ、翌日からはすっかり気持ちを切り替えた様子で、今では毎日楽しく登園しております!

日本語のみならず、日本でしかできない体験や文化を学び、ひと回りもふた回りも大きくなって欲しいと感じました。

 

最後に

今回は日本一時帰国時の体験入学についてまとめてみました。

受入れ要件や手続きの流れは各市町村によって異なりますので、ご確認くださいませ。

ニューノーマルな生活が浸透しつつあり、長期一時帰国やワーケーションといった様々なチョイスが選択可能となった今、未来を担う子どもたちにとっても学ぶ環境が少しでも広がればと思います。

弊社では今後もシンガポールで子育てをするママを応援すべく、様々な情報を発信していきますので、引き続きよろしくお願いいたします。

またお仕事に関するご相談は、お気軽にお問合せくださいませ。

 

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