先日弊社リーラコーエンでは、

企業向けに行ったアンケートを元に、ウェビナーを開催致しました。

 

本日は、そのウェビナーのまとめを二本立てに分けて、お届けしていきます。

第一弾となる今回はコロナショックからの業績見立て・回復状況について、まとめていきます。

 

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アンケートから見る業績動向

アンケート対象：Reeracoenのお取引のある日系企業728社様

時期：2020年12月23日から2021年1月7日

国別回答数：シンガポール 137, タイ 103, マレーシア 120, ベトナム 78, フィリピン 63, インドネシア 105, 台湾 98, 香港 24

 

第4四半期における、新型コロナウイルスによる売上への影響は？

※2020年10月から12月・前年同期比較

 

ベトナム・台湾：過半数以上の企業様で回復傾向！

マレーシア：回復傾向の数字ではあるが、再度ロックダウンに入ってしまったため、今後注視していく必要あり。

タイ・フィリピン・インドネシア：まだまだマイナス影響の企業様が多く、影響が高い

 

アンケート実施国全体としては、37%の企業様が回復傾向にあると回答。

第3四半期時点では29%・マイナス影響している企業様の中でも、マイナス幅の減少。

これら2点からも、全体的に回復傾向にある企業が増えている事がわかる。

 

2021上半期・下半期における売上見立てへの影響は？

※上半期：2021年1月~6月/ 下半期：2021年7月~12月・前年同期比較

 

ベトナム・台湾：好調

その他：上半期は4~5割の各国企業で回復見立て。

 

一方で下半期の売上見立てとなると、

ワクチンの流通等によって各国の状況が異なる…

タイと香港以外の他国：50%近くの企業様で回復見立て。

 

 

自社がコロナショックから回復する時期(2019年の基準に戻るタイミング)は、いつ頃と見立てているのか？

半年前には、88%の企業様が2021年の下半期には回復すると見立てていた。
 

 

 

一方で、2021年下半期の回復を見立てているのは59%の企業様。

ワクチンの到来やコロナ第2波の影響もあり、

半年前と比較すると回復見込みの後倒しになっている企業様もいらっしゃる。

 

各国別のデータはこちら。

 

全体としては、21年の下半期および22年の上半期と見立てる企業が多い。

一方で、タイ・インドネシア・フィリピン・香港では22年上半期と見込んでいる企業が多い事が読み取れる。

 

今後3年で見た自国経済の見立てとは？

6月実施のアンケートによると、全体の52%の企業様はアジア市場は成長すると見立て。

一方で、20%強の企業様が減退と回答していた。

 

 

ところが今回のアンケートでは、64%の企業様がアジア市場が成長すると回答している。

減退していくと回答する企業様も減少。

 

特に、ベトナムでの成長見込みが9割、期待が高い。

他にもマレーシア・フィリピン・インドネシア・台湾では約7割が成長予測。

一方、香港・タイは他の国と比較して、減退傾向も少し高くなっている。

 

最後に

このアンケート・採用について、ご不明点がございましたら、お気軽にご相談下さいませ。

国別もしくは業種別のデータをご希望の際なども、上記までお問い合わせ頂ければと存じます。

 

Reeracoenグループは、人材採用および採用コンサルティングサービスを提供するグローバル企業グループです。

アジアでの長年の経験を元に幅広く採用課題の解決に向き合っております。

アジアにおける求人の取り扱い量、適切なキャリアコンサルティングで海外就職をサポートいたします。

 

 

ウェビナー担当の経歴について

◆内藤 兼二（ないとう けんじ）
ネオキャリア海外事業本部執行役員 REERACOEN Group Managing Director
2006年リクルートエージェント（現リクルートキャリア）入社。
2010年よりリクルート中国へ出向。上海に赴任。11年、中国での事業拡大に伴い3拠点（蘇州・天津・大連）の設立。
2013年、ベトナムに赴任、同社タイ法人の設立。14年に同社退職。
2015年REERACOEN Malaysiaを設立・赴任。18年に現職。
10年間アジアの人材マーケットに関わる。

 

◆副島 康介（そえじま こうすけ）

Regional General Manager @Reeracoen Singapore Pte. Ltd./REERACOEN PHILIPPINES INC
大学卒業後、新卒でエン・ジャパン株式会社に入社し、中途採用支援領域にて営業とマネジメントを経験。
2015年に株式会社ネオキャリア/Reeracoen(リーラコーエン)に入社し、フィリピン拠点の立ち上げに従事。
2016年1月にシンガポール拠点に異動し、17年より同拠点の責任者に就任。
19年よりシンガポール、フィリピンの2ヵ国の管掌マネージャーとして会社経営に携わっている。