シンガポールは、女性が働きやすいとは本当なのか?

こんにちは。

リーラコーエン シンガポールのマーケティング担当Lisaです。

 

本日は、シンガポール国内での女性の社会進出と労働環境についてご紹介していきます。

 

【目次】

①統計から見る、シンガポール国内での女性の社会進出

②実際例:弊社社員に聞く家庭と仕事の両立法

③充実した福利構成

 

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統計から見る、シンガポール国内での女性の社会進出


・女性役員比率:


シンガポール上場企業上位100社の女性役員比率は約18%でした。

(2020年12月時点, 社会・家族開発省傘下の役員会多様化評議会(CBD))

欧州先進国と比較すると、半分以下の水準ですが、アジア圏内では高い水準を維持しています。

※最も高い数値を出したのはノルウェー42.5%、日本6%

 

一方でシンガポール政府は、2020年までに20%を目標としていました。

特に行政機関や公益法人では、女性の活躍が進んだものの、各企業での数値が伸び悩み、目標値には届かなかったようです。

シンガポール政府(多様性行動委員会)は2025年までに25%、2030年までに30%以上を目標と掲げています。

今後の施策等にも期待です。

 

・ジェンダー不平等指数(国連開発計画):

高ければ高いほど女性の社会進出が進んでいる指標とされるジェンダー不平等指数でも、シンガポールの評価は高いです。

2019年、189ヵ国中シンガポールは9位でした。※日本は19位

このような統計から見ても、シンガポールは女性進出が日本より進んでいるといえます。

 

実際例:弊社社員に聞く家庭と仕事の両立法

リーラコーエンシンガポールでも、家庭と仕事を両立しているスタッフがいます。

その先輩は現在フルタイムで働きながら、3歳と1歳半の2人のお子様を育てています。

仕事復帰に伴い、子供が1歳になった時点から保育園に入れ、働いています。

 

毎日のスケジュール:

就業時間は9時から17時。

保育園へ子供を送り出してから就業を開始し、お迎え前に就業時間終了というタイムスケジュール。

他のスタッフは18時まで勤務していますが、保育園の送り迎えにあわせて調整してもらっているようです。

コロナ感染対策として始まったサーキットブレーカー以降、リモートワークになってからより働きやすくなったと聞きます!

通勤や身支度に当てていた時間を、家事にあてるあど時間を有効利用しながらお仕事と家庭をうまく調整しています。

 

充実した社会制度

政府が積極的に、女性の社会進出を応援していることもあり、様々な制度があります。

 

・外国人メイド(1978年から導入):

シンガポールでは、外国人メイドを雇う家族も多くあります。

実際リーラコーエンシンガポールの社員の中にも、メイドがいる環境で育った方もいます。

住み込みのメイドさん、掃除や送り迎えなど育児の一部を担当するメイドさんといった様々なタイプがあります。

 

シンガポール人材省(MOM)によると、その数はおよそ23万6,000人(2020年時点)といわれています。

主にフィリピンやインドネシアなど東南アジア諸国から、シンガポールに働きにきている方が多くいらっしゃいます。

こういったサービスの身近さも、女性の社会進出に貢献していると言えるでしょう。

 

・産後休暇(2008年から延長):

2008年から16週間の育児休暇取得が可能になりました。

また、2017年には男性の育児休暇を2週間に延長されました。

*子供の両親のうち1人はシンガポール人もしくは永住権保持者であるなど、限定条件あり

 

・保育制度の充実:

シンガポールには、ローカル幼稚園・保育園、インターナショナルスクールなど多くの保育施設が整っています。

ローカルの幼稚園施設などは、比較的保育時間が長い施設もあります。

実際にリーラコーエンシンガポール内でフルタイムで働いているスタッフの子供も、7時から19時まで預かってくれる園を利用しているようです。

日本と比較すると待機児童問題もあまりなく、選択肢も多いようです。

 

・フレキシブルな働き方:

就業時間や雇用形態、働く場所などにおいて、柔軟性が高い企業が多いです。

特にサーキットブレーカー以降、ほとんどの企業で在宅勤務が強いられました。

現在も多くの企業でシフト制でのオフィス・在宅勤務や、完全在宅勤務などを取り入れています。

 

・ホーカーセンター:

共働きの家庭が多いことから、外食文化が根づいているシンガポール。

フルタイムでなかなか料理が出来ない方でも、ホーカーセンターなどで気軽に食事を済ますことができます。

3食ホーカーセンターで食事をするシンガポール人も少なくありません。

 

最後に

こういった背景からシンガポールには共働きの夫婦も多く、女性進出が進んでいると言えます。

そんなシンガポールで新たなキャリアアップに挑戦したい方は、お気軽にリーラコーエンシンガポールまでお問い合わせくださいませ。

シンガポールでのお仕事に挑戦したい方や、さらなるスキルを高めたい方にとって参考になれば幸いです。

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