ここだけは押さえておきたい!電話面接の対策とコツ

こんにちは。

リーラコーエン シンガポールマーケティング担当の野上です。

この数年で多くの企業の採用活動においてオンライン面接が取り入れられてきました。

中には採用担当者の都合により、電話を使った面接となるケースもよく見られます。

企業側としては、出張中なども対応がしやすい、また候補者の電話応対のスキルを早い段階から見極められるという利点がありますが、面接をされる側としては相手の顔が見えないことにより会話のペースを掴みにくく、いつもと少し違った緊張が伴う電話面接。

実際にはどのような点に気をつけて挑めば良いのでしょうか。

今回は、そんな電話面接の対策とコツを改めてご紹介いたします。


【目次】
1.準備編:環境を整える
2.準備編:必要なものを準備する
3.いざ、実践編
4.最後に

1.準備編:環境を整える

1‐1.通信環境の確認を行う

電話面接は多くの場合、企業担当者との初めての面接で指定されます。

選考場面におけるとても大切な第一歩、日程が決まったら自宅の部屋や静かな場所でリラックスして迎えられるよう、前もって予定管理をしておきましょう。

周囲の騒音があると、会話の妨げにもなり、面接に集中ができない恐れがあります。

併せて通信状況も確認しておきたいところです。

自宅でも、電波の入りやすい場所と入りにくい場所があるかと思います。

途中で切れてしまうリスクなどを鑑み、できれば前もって確認を行っておくことをおすすめいたします。

なお、実際の面接では、相手側の通信環境も影響されますので、万が一相手の声が聴き取りにくい場合は正直に伝えるようにしましょう。

 

1‐2.使用機器の確認を行う

使用する携帯電話の充電状況は事前にしっかり確認しておくようにしましょう。

また、手元の書類を確認したり、メモを取ったりするためにマイク付きのイヤホンを準備し、ハンズフリー通話にしておくと安心です。

 

2.準備編:必要なものを確認する

それでは実際に、どのようなものを揃えて面接に挑むのが良いのでしょうか。

詳しくご紹介いたします。


2‐1.履歴書や書類

電話面接も立派な採用面接です。

履歴書に基づき、経歴や志望動機など自己アピールを行う場です。

提出した書類は必ず印刷して手元に置いておき、いざ聞かれた時にすぐに出して答えられるようにしておくと安心です。

また、電話面接特有の姿や顔が見えないというのはデメリットでもありますが、手元に準備できるものの幅が広いというメリットもあります。

事前に想定問答集を箇条書きで用意しておき、聞かれた質問に対し、すぐに要点を答えられるよう準備しておくと安心です。

実際に初回の面接で聞かれる質問で多いのは転職の動機、これまでの職務経験や今後のキャリアについてなどが多いようです。

逆に、面接官や企業への質問があればこちらも事前にメモをしておきましょう。


2‐2.メモ帳

聞かれた質問や気になったことなどをすぐメモしておけるよう、手元に筆記用具とメモ帳を用意しておくと安心です。


2‐3.スケジュール手帳

面接の最後には、次回の選考に関する案内がされる場合もあります。

このため、手元にスケジュール手帳やカレンダーを用意しておくと良いでしょう。

もしも即答できない場合は、「〇〇日までに」と期限を決めて返答を約束するようにしましょう。

 

3.いざ、実践編

それでは実際に、いざ面接が開始したら気をつけるべきポイントをご紹介いたします。


3-1.ゆっくりと、はっきりと

電話面接では、顔やジェスチャーが見えない分、声だけで全てを伝える必要があります。

相手が聴き取りやすいように、はっきりとした声でゆっくり、伝えたいことを簡潔に話すようにしましょう。

このとき、結論から入り、プロセスを伝え、改めて結果を伝える順番で話を進めるとスムーズに伝えられます。


3-2.面接官の話に相槌を打つ

相手が話している間に無言のままでいると、意図が理解できているかどうか分からないという不安な気持ちにさせてしまうことがあります。

ぜひ、面接官の話をさえぎらない程度の軽い相槌を打ち、スムーズな会話を心がけるようにしましょう。

 

3-3.笑顔で、口角を上げながら話す

顔が見えなくても、笑顔で話すと前向きでエネルギッシュな印象を声に乗せて伝えることができます。

ぜひ、ご自身のアピールポイントやポジティブな話をする時は特に笑顔で話すことを心がけましょう。

より前向きな印象を与えるためには、立ち上がって話すこともおすすめいたします。

立ち上がると下半身に力が入り、自然と声のトーンやボリュームが上がります。

ここで1つ注意したいのは、歩きながら話すことはNGです。

呼吸が荒くなってしまい、逆効果となってしまいます。

 

4.最後に

今回は電話面接の対策とコツについてお届けしました。

対面での面接とは異なり、面接官の反応が分かりづらい電話面接。ご自身の話が相手にきちんと響いているのか、不安になることも多いかと思います。

ぜひ、周到な準備を行った上で、自信を持って受け答えできるようにしましょう。

また、面接の準備を行う上では第三者の意見も効果的です。弊社ではキャリアコンサルタントによる面接対策も行っております。

お困りのことがあればお気軽にお問い合わせくださいませ。

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