家族全員で感染!シンガポールでコロナにかかったら

こんにちは。

リーラコーエン シンガポールの平林です。

 

先日のコロナ規制緩和の発表を受け、気持ちが華やいだ方が多くいらっしゃるのではないでしょうか。

約2年間マスク生活だっただけに、今さら顔全体をさらすことに少し戸惑いも感じるものの...暑いシンガポールではありがたいですよね!

(引き続きマスク着用は推奨となり、室内では着用義務があります)

 

そんな中、我が家は先日、一家全員で新型コロナウイルスに感染してしまいました。

これだけ流行っていたら感染するのは時間の問題だろうと腹はくくっていたのですが、いざ感染するとうろたえる始末...

思ったより症状も辛く、大変な一週間を経験しました。

 

そこで今回は我が家の経験をもとに、シンガポールでコロナ感染した際の体験談をまとめてみました。

あくまで個人の体験ですのであまり参考にならないかもしれませんが、私の備忘録としても記録したいと思います。

 

目次:

1.  第1感染者は長女!感染ルートは?

2.ARTテスト結果がPositiveに、連絡先は?

3.感染1日目とその後の症状

4.隔離期間中の生活

5.やっと外に!隔離が明けるまでの期間 

 

1.  第1感染者は長女!感染ルートは?

当時、5歳の長女と2歳の長男が通う保育園では毎週複数の生徒やスタッフが感染している状況でした。

週末に園からClose Contact(濃厚接触者)の連絡を貰っていた長女は月曜の朝ARTテストを受けて陰性だったため登園。

長男も大騒ぎしながらテストを終えて、同じく陰性だったので登園しました。

 

園から帰宅後、長女にスイミングレッスンのために着替えを促すと、今日は泳ぎたくないとの返答。

大雨でもプールに行きたいという長女にしては珍しいな、と思いつつ、天候や疲れもあるのかと思いその日はレッスンをお休みしました。

そして翌朝のARTテストではバッチリ陽性ラインが!今思うと月曜から体調は優れなかったのかもしれません。

 

私達は夫婦で在宅勤務のため、外部との接触は学校のみとなり、恐らくは園から貰ってきたのではないかと考えられます。

同日にARTテストを行った結果、主人も陽性。

私と長男は陰性でしたが、翌々日の木曜には陽性となり、こうして一家隔離が始まりました。

 

2.ARTテスト結果がPositiveに、連絡先は?

ARTテスト結果が陽性となった場合、まず最初に連絡したのは学校もしくは勤務先でした。

最終登園/出社日を伝え、ARTテスト日時と症状を伝えます。

その後、長女も主人も容態は重くなかったため病院には行かずに自宅待機を行いました。

(発熱や症状が重い場合は自己判断ではなく、最寄の病院(GP)もしくはオンライン診療へご相談ください)

また以下に該当する方は自宅療養対象外となりますので、医師へご相談ください。

  • 80歳以上のワクチン未接種者(1回のみの接種も含む)
  • 生後3か月未満の乳児
  • 妊娠36週目以降の妊婦
  • ワクチン未接種の妊婦(1回のみの接種も含む)
  • 基礎疾患がありプライマリケアを受けている方

 

我が家は幸い私も長男も病院へ行く必要がなかったため、代わりに最寄のARTテストセンターへ訪問しました。

現在は完全予約制となりますので、訪問の際にはこちらから予約を行います。

自宅のART検査でPositiveだった場合は検査費用(15ドル)はかかりません。

テストセンターにて再度ART検査後、15~30分以内に検査結果がSNSで通知されます。

それと同時にTrace Togetherアプリ上のデータも自動アップデートされ、感染後180日間は「Exempted from vaccination(ワクチン接種は免除)」となります。

 

MOHへはARTセンターから自動的に感染報告がいきますので、当日もしくは翌日中にSMSで連絡があります。

現在の症状や隔離状況、濃厚接触者情報をオンラインで報告を行います。

報告が完了すると6桁のピンコードが送られてきますので、自身のTrace Togetherに登録して作業は完了です。

 

3.感染1日目とその後の症状

ここからは気になる症状をご説明します。

娘と息子は感染初日に容態が悪化し、娘は39度近くまで熱が上がりました。

食事があまり進まない様子だったため子供用パナドールを服用したところすぐに寝てしまい、1時間程のお昼寝後には熱も下がって食欲も回復しました。

翌日には2人とも回復した様子でしたが、普段はお昼寝をしない娘がその後2日連続でお昼寝をしていたので、完全に回復するまでには3日程かかりました。

 

私はというと、熱は38度以下だったものの頭痛と身体中の痛みが激しく、倦怠感で初日は動くことができず...

主人は幸いにも発熱はなかったので、子供の世話を頼み、お仕事も2日間お休みを頂くことにしました。

ただ横になっていても身体中の痛みがひどく、長時間の睡眠が難しかったため、就寝前にパナドールを服用。

翌朝には身体は少し楽になっていたものの、倦怠感と若干の咳(のどにひっかかる感じ)はなかなか治らず、約1週間ほどは気だるい状態が続きました。

 

家族4人でも年齢や個人によって容態や症状の発生時期が異なるため、あまり参考にはならないかもしれませんが、私個人の感想としては思っていたよりも辛いものでした。

目立った症状がない分、発熱がない場合は感染自体に気づかないケースがあることにも納得でした。

そして辛い中で支えてくれた家族、会社のメンバー、食材を送ってくれた友人には感謝の気持ちでいっぱいです!

 

4.隔離期間中の生活

隔離期間中はとにかく食事、食材の手配が一番のネックだったのですが、幸いデリバリーシステムが発達していることもありそこまで困ることはありませんでした。

日用品なども含めてオーダーすると翌日には配達してくれるので、とても助かります。

オンラインスーパーについては、こちらの記事をご確認ください。

 

あとは体力が回復した後の子供達の様子ですが、テレビ時間は確実に長くなっておりました…。汗

親の体力が完全に回復していないこともあり、NetflixやYoutubeには本当にお世話になりました!

隔離後半はみな体力が戻りつつあったので、ベランダの植木の入れ替えやクローゼットの整理、スニーカーを洗ったりと普段後回しにしていたことができたのは良かったです。

 

5.やっと外に!隔離が明けるまでの期間 

そんな隔離生活ですが、主人と私は感染から陰性になるまで9日程かかりました。

娘はまだ年齢が若いからか、感染から4日後には陰性になったのですが、週末をはさんだこともあり、大事をとって学校には7日後に復帰しました。

(息子はARTテストを激しく嫌がるため、あまり正確な時期はわからないのですが、7日後には無事に陰性となりました)

 

MOHによるとコロナ感染から72時間後のARTテスト結果が陰性の場合、もしくは以下の場合に隔離終了となります。(2022年3月時点)

  • ワクチン接種者 or 12歳未満:感染から7日目以降
  • ワクチン未接種者 or 12歳以上:感染から14日目以降

主人と子供達が先に隔離明けし、私のみ2日遅れで隔離が明けたのですが、薄情なことにその間早速3人で外食に行っておりました... 

母置いてけぼりの外食でしたが、子供達はとても楽しかったらしく、こうして元気に外で食事ができることに改めて感謝しました。

 

最後に

今回は家族全員でコロナに罹患した体験談をブログにまとめてみました。

家族の内一人でも罹ると、どうしても家庭内隔離がままならない状況になると思いますが、MOHは水回り(トイレ、シャワー)別の部屋での隔離を推奨しております。

また政府への報告や隔離規制については随時MOHのサイトをご確認ください。

実際にコロナに感染したことで改めて病気の恐ろしさに気づいたと同時に家族全員が健康であることのありがたさを感じることができました。

早くこの感染拡大が収まることを祈りつつ、皆さまも体調に気を付けてお過ごしくださいませ。

 

===============

日系の人材紹介会社リーラコーエン シンガポールでは、

シンガポールでのフルタイムやパートタイムでのお仕事紹介だけではなく、あなたに合わせたキャリア構築・面接対策など無料相談を行っております。

納得のいく転職を、日本人キャリアコンサルタントが最後までご支援させて頂きます。

シンガポール国内転職・キャリアアップに興味をお持ちの方は、非お気軽にご相談くださいませ

 

また、就労や生活に関する最新情報をブログにてお届けしています。

毎週3回以上更新しておりますので、お見逃しなく!

現在の求人情報はこちら

シンガポール転職に関する情報・記事はこちら

シンガポール子育て・働きたい奥様へ向けた情報・記事はこちら

 

またこのブログ内容は、フェイスブックおよびインスタグラムでも毎日配信しておりますので、

是非いいね・フォローをお待ちしております。

 

>>ついにチャンネル登録者2,500名突破<<<

毎週、シンガポール拠点とその他アジア拠点からお届け!

動画で"海外で働く・生活する"を知る、Reeracoenチャンネル

 

シンガポール拠点からは毎週木曜日シンガポール時間18時(日本時間19時)より動画を更新しています。

ぜひチャンネル登録・イイね!を宜しくお願い致します。

 

最近の動画はコチラ:シンガポールの有給で休める病気休暇