【現地コンサルタントが語る】転職エージェントとの上手な付き合い方

こんにちは。

リーラコーエン シンガポールの平林です。

 

前回は転職エージェントを使う利点について解説いたしました。

何より最大の利点は無料であることですので、ぜひエージェントを利用してみてください!

 

一方で、エージェントへ登録すれば自動的に転職が上手くいくというわけではありません。

言い方を変えると、エージェントとの付き合い方次第で転職の成功率を何倍も上げることができるのです!

 

では一体どのように付き合えば良いのでしょうか。

今回は実際に転職エージェントへ登録した後の付き合い方について詳しくご説明します。

 

目次

1.登録面談前/面談時

 1-1.履歴書送付はお忘れなく!

   1-2.希望はすべて伝えるべし!

2.書類選考/企業面接時

 2-1.連絡はまめに!頻度と連絡方法

 2-2.正直な感想を!求人紹介や面接後のフィードバック

3.オファー/意思決定時

   3-1.コンサルタントは最強の味方!情報開示について

 

1.登録面談前/面談時

コンサルタントとのファーストコンタクトといえば、登録面談です。

お電話やオンラインでご自身の経験やご希望を伝える最初でかつ最大の機会、

可能であれば、事前に履歴書、職務経歴書、英文レジュメを送付しておくことをおススメします。

 

1-1.履歴書送付はお忘れなく!

というのも、担当コンサルタントとじっくり話せるのは実は登録面談時が最高のチャンスとなり、

プロセスが進むと意外とメールや簡単な電話だけで進んでしまうことがほとんどです。(もちろん随時ご相談は可能です)

 

そのため、できればご自身の情報を予め多く渡しておくことが重要となります。

もしお手元に履歴書のご用意がない場合は、簡単な略歴やご希望をメールで連絡するだけでも構いません。

 

担当コンサルタントは面談前に必ず履歴書類に目を通し、その方の築いてきたキャリアや今後の展望、それに見合う求人や面談時の質問事項を準備します。

事前の情報があるだけでより深堀りしたヒアリングをすることができ、面談時間を有効に活用できます。

 

もし履歴書のご準備がない方は予めその旨を伝え、フォーマットを送ってもらうと良いかもしれません。

記載方法や英文レジュメのチェック等を気軽に相談できることもエージェントを使う利点です。

 

1-2.希望はすべて伝えるべし!

ご面談時に重要なのはずばり!希望条件をなるべく多く伝えることです。

業界、職種、勤務形態、勤務時間、待遇、職場環境など、予め面談前にまとめておくとスムーズかもしれません。

 

たまに面談時に「どんなお仕事でも大丈夫です!」と仰る方がいるのですが、

その後の選考はなかなか上手く進まないケースが見られます…。

 

面談時にご希望が定まっていない方は、まずは「希望しない条件」からお伝え頂くと良いかと思います。

消去法でご希望に近いお仕事を一緒に探していきましょう。

 

また、ここで注意して頂きたいのが、すべてのご希望条件が合致する求人はめったにないということです。

担当コンサルタントと相談しながら、マーケット状況や相場を踏まえてご希望条件を絞り、転職の成功率を上げていきましょう。

 

書類選考/企業面接時

次は、求人紹介から面接調整、企業との面接前後等、こまかなやり取りが発生する、

選考プロセス中のエージェントとの接し方についてご説明していきます。

 

2-1.連絡はまめに!頻度と連絡方法

連絡はなるべくまめに行うのが好ましいのですが、現職中の方はなかなか難しいですよね。

そんな時に便利なのがSNSです!

シンガポールではWhatsAppが主流ですが、LINEやFBメッセンジャーなどご自身が一番使いやすいツールでやり取りすることをおススメします。

 

メールでやり取りを希望される方は、できれば翌日までには返信することを心がけると良いでしょう。

というのも、シンガポールの求人のほとんどはリプレイスメント案件となり、

急ぎで人材を探されているケースが多いです。そのためスピード重視となります。

 

求人への応募段階から面接調整時のスピードが早ければ早いほど、多くの選考機会に触れることができ、

転職の成功率アップに繋がります。

 

またレスポンスが早い求職者様はそれだけ転職の意向が高いことの意思表示に繋がりますので

エージェントも積極的に案件を紹介してくるかと思います。

PDCAをより多く回すことで、エージェントとのスムーズな意思疎通や信頼関係の構築にも繋がります。

 

2-2.正直な感想を!求人紹介や面接後のフィードバック

フィードバックのご連絡は選考を希望する/しない以外にも「その理由」を追記しておくことをおススメします。

 

多くの求人紹介をされる中、面倒な作業にはなるのですが、

簡単でも結構ですのでご連絡を頂くことで次回の求人紹介の質がぐっと上がります。

 

また、企業面接後のフィードバックに関しては、

なるべく早い段階(できれば同日中)にエージェントへ連絡を入れておくと良いでしょう。

 

その際にコンサルタントへの遠慮は必要いりません!

稀に企業やエージェントへ気を使って、良い感想のみをご共有頂く場合があるのですが、

気になった点や不安に感じた部分、ほんの些細なことでも結構ですので正直にご共有ください。

意思決定をする際に後々ネックになってくる可能性もありますので、取り除ける不安要素はなるべく早く解消しましょう。

 

また面接前のやり取りも重要です!

面接官の雰囲気や想定質問(過去にあった質問)など、コンサルタントへ確認しておくと良いかと思います。

不安な場合は面接対策や英語面接の練習などもサポートしておりますので、お気軽にご相談ください。

 

3.オファー/意思決定時

プロセスの最終段階、オファー以降のやり取りも重要です。

特にオファー交渉や他社選考等、コンサルタントとの密な情報共有が鍵となります。

 

3-1.コンサルタントは最強の味方!情報開示について

他社選考状況、特に他エージェント経由で案件が進んでいる場合、他社のコンサルタントへ選考状況を伝えるべきか悩みますよね。

 

特にもう一方の案件の方が気になっている場合、何となく後ろめたい気持ちになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

他社選考の状況は逐一開示しなくても問題ないのですが、

できれば2次面接、最終面接の前には担当コンサルタントへ情報共有をされたほうが良いでしょう。

その時、選考スピード(今何次面接中であとどのくらい選考があるのか)、条件や優先順位も共有できればベストです。

 

情報を共有することで最終面接のスピードを調整したり、その後のオファー内容の交渉をしやすくすることが目的です。

 

1度正式なオファーが出てしまうと、その後の交渉はなかなか難しくなります。

選考段階から求職者様、企業様双方の調整を図るのがエージェントの役割となりますので、

出来る限りの情報を開示しましょう。

 

コンサルタントは転職の心強い味方です。

もちろん自社からご紹介した企業様とご縁があるのが望ましいのですが、それ以前に求職者様が納得のいく転職活動ができることが何よりも大切なのです!

 

何かお困りの際は、ぜひコンサルタントを信じて相談してみてください。きっとあなたのご希望に沿った解決方法を一緒に考えてくれるはずです。

 

最後に

今回は転職エージェントとの上手な付き合い方についてご説明いたしました。

より良い転職活動ができるよう、エージェントと上手く付き合い、味方につけましょう!

 

 

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