こんにちは。

リーラコーエン シンガポールの平林です。

 

転職活動をするにあたり、多くの方が不安に感じていることが

「メンタルマネジメント」ではないでしょうか。

 

企業からの不合格通知や現職へのモチベーション維持、

自分を否定されているような気持ちだったり、隠し事をしているような気持ちになったりと

気持ちがマイナスな方に揺れることが多々あるかと思います。

 

特に転職活動が長期化すればするほど、不安な気持ちが大きくなり

結果として転職が上手くいかなくなるケースも見られます。

私自身もシンガポールで転職活動を経験し、先の見えない活動に不安だった時期がありました。

 

そこで今回は、海外における転職活動中のメンタルの保ち方について記載したいと思います。

自身の経験やコンサルタントとしての客観的な視点も踏まえてお伝えできればと思いますので、

転職活動中の方や今後転職をお考えの方のお役に立てば幸いです。

 

目次

1．不採用通知に対する考え方

2．現職に対するモチベーション

3．先が見えない不安、転職活動の長期化について

 

不採用通知に対する考え方

転職活動中の最大の落ち込み要因が「不採用通知」です。

書類の不採用から面接後の不採用、最終面接後の不採用、、、

プロセス毎に合否が伴い、心が休まりませんよね。

 

特に志望度が高い会社なら尚更、不採用だった時の落ち込みは激しく自分を責めてしまいがちです。

そして、その後の就職活動にもマイナスな気持ちを引きずってしまうかもしれません。

 

しかし、不採用通知に落ち込む必要はまったくありません！

もちろん反省や改善が必要な場合もあるかと思いますが、不採用は決してあなた自身を否定している訳ではありません。

まずは不採用の理由をしっかり確認しましょう。

 

特に海外の場合は就労ビザ要項はマストです。

どれだけ過去のご経験がマッチしていたとしても、ビザ要件にマッチしなければお見送りとなります。

要件をクリアしているか否かは事前にエージェントへ確認するとよいかと思います。

 

また、不採用は企業からの一方的な断わりのように感じてしまうかもしれませんが、

ご自身にも選択の権利があることを忘れないでください。

 

面接は企業と求職者の双方が判断する場となり、ご縁がある場合とそうでない場合があります。

最終的に就職できるのは1社のみですので、不採用通知は入社後のミスマッチを1つ防げたと思い

気持ちを切り替えて次のプロセスに全力で挑みましょう！

 

現職に対するモチベーション

現職中の方が良く悩まれるポイントとして、現職に対するモチベーションの維持についてです。

転職という新たな目標がある中で、現在のお仕事をどのように続けていくのか。

近い将来辞めてしまうお仕事に対して、どうしても気持ちが入らないことがあるかと思います。

 

また、職場の上司やメンバーに対し、内緒で転職活動をしている事に気が引けるかもしれません。

何か隠し事をしているような、後ろめたい気持ちになる方も多くいらっしゃいます。

 

そんな時は今一度、転職する理由を考えてみてはいかがでしょうか。

 

● きっかけ、理由：なぜ現職を離れ、次のお仕事につきたいと思ったのか

● 転職軸：今回の転職で叶えたい事、優先順位

 

上記2点は転職をする上でとても重要なポイントとなり、

自身を安定させるメンタルマネジメントにも繋がります。

 

現職に申し訳ないという想いが少しでもあるということは、現職に対しての思い入れも少なからずあるはずです。

再度転職理由を考え直した上で「現職に留まる」という選択肢もあるかと思います。

 

ポジティブなマインドを保つことが転職成功へも繋がりますので、

少し迷いが生じた時は、ぜひともご自身が納得する転職理由に立ち返ってみてください。

 

先が見えない不安、転職活動の長期化について

プロセスがトントン拍子に進む場合もあれば、なかなか良いご縁に恵まれないケースもあり、

終わりが見えないことも転職活動における不安の一つかと思います。

 

特に活動が長期化してくると、このままずっと転職先が見つからないのでは…と

ネガティブな気持ちになる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

私もシンガポールで転職活動をしていた時は、先の見えない活動に日々不安を感じておりました。

当時は6か月間のワーキングホリデービザを取得して現地で活動していたこともあり、

限られた時間の中で良い仕事が見つけられるか、というスケジュール的なストレスも感じておりました。

 

3か月を過ぎた辺りから、手あたり次第に選考を進めた方が良いのではないか、という気持ちにまでなり、

今考えると企業に対して失礼な話なのですが、当時はかなり焦っていたことを覚えています。

 

もちろん選択肢や視野を広げることは重要なのですが、

大切なのは内定をもらうことではなく、自身の希望を叶える転職ができるかどうかです。

更に言うと、もっと大切なのは入社前ではなく入社した後です。

 

私はあの当時、自身の希望を再度コンサルタントと相談し、

幸運なことに現在の会社とご縁があり、8年経った今もこうして働いております。

 

焦りやマイナスな気持ちが出てきた時には、友人やご家族、

担当のキャリアコンサルタントをぜひとも頼ってみてはいかがでしょうか。

 

最後に

今回は転職活動中のメンタルマネジメントについて記載いたしました。

当時の転職活動を振り返って改めて思うことは、「あの時に焦らなくて良かった」ということと「良いコンサルタントの方々と巡り会えた」ということです。

 

特に海外での転職は不安がつきものです。

エージェントという心強い味方をつけて、皆さまのヘルシーでポジティブな転職活動を願っております！

 

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