シンガポール人に「徴兵制度」について聞いてみたら、1日○○時間拘束だった

こんにちは。

リーラコーエン シンガポールのマーケティング担当Lisaです。

 

シンガポール国民・もしくは一部の永住権を持つ男性に対して、徴兵制度があります。

なんとなく、徴兵制度があるという認識はあるものの、その詳細を知らないという方も多いのではないでしょうか?

 

そこで、本日は、シンガポールの徴兵制度についてお伝えしていきます。

※今回の内容は、先日のYOUTUBEチャンネルのビデオでも紹介しています!

 

【目次】

1. シンガポールの徴兵制度について

2. 再徴兵(Reservist)とは?

 

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シンガポールの徴兵制度について

基本情報

シンガポール国民、およびシンガポール永住権を持っている男性が、

16歳以上になると1年10ヶ月もしくは2年の兵役が義務化されています。

 

シンガポール人のスタッフによると、徴兵制度が義務化している理由として

「資源のない小国のシンガポールでは自分の身を守る方法を知っておく必要があり、

シンガポールの建国当初からすべての男性は自国を守る方法を知っていなければならないという法律を作られました。

そのために、シンガポールでは徴兵制度を義務化し、訓練を始まったのでないか」と言っていました。

 

兵役は、3つの部隊にわかれます。

①軍隊 ②警察 ③シンガポール市民防衛庁

実際どのように配属されているのかは分からないようですが、

今まで受けてきた教育や体力テスト等様々な要素によって決められるようです。

 

どの部隊に入隊するとしても、最初は3~6ヶ月間ベーシックトレーニングから始まります。

※部隊によって期間が異なります。

特に最初の2週間は"Confinement week"と言われ、その期間はキャンプ地を離れる事はできません。

 

多くのシンガポール国民はだいたい学生を終えてから入隊しますが、

学生の頃との大きな変化に戸惑う人も少なくないようです。

 

1日のスケジュール

1日のスケジュールは、それぞれ部隊やランクによって異なるようです。

リクルート(入隊最初のランク)のときは、5時までに起床し身支度を済ませた状況で5:30の朝礼から一日が始まります。

朝礼では点呼があり、みんながきちんと時間通りに揃っているのか・持ち物をすべて用意してきたのか確認されます。

 

その後にエクササイズから始まり、体をウォームアップしてから7:30の朝食に向かいます。

何も食べずに朝から活発に動くので、お腹がすごくすきます。

8時以降、日々異なる体力トレーニングが続きます。

例えば武器の使い方や歴史といった様々な座学も、どのように武器を使うか等実用的なトレーニングや体力トレーニングもあります。

壁を登ったりロープを使ったり障害物コースもしました。

 

ランチはだいたい12時くらいで、夜ご飯は5~6時に食べます。

夜ご飯の後には、ちょっとトレーニングもしくは、なにか問題を起こした人に対するしつけが行われたりします。

その後ようやく9時から就寝時間の10時か10時半まで、少しリラックスする時間ができます。

そんなひとときには家族や友人と電話をしたり、一緒の部屋・ベッドを共有するバングメイトとの時間を楽しみます。

 

就寝時間にはベッドに居なくてはならず、指揮官は部屋の電気を消します。

照明を消した後には、携帯は利用禁止・会話も禁止となります。

 

まとめると朝の5:30から一日が始まり、9時価10時まで続く15~16時間ほど拘束されるようです。

 

再徴兵(Reservist)とは?

上記の兵役を終えても、毎年、一定の年齢になるまで少なくとも年に一度は予備役と呼ばれます。

体力トレーニングをしたり以前習った講義の知識を再修得したりする、2週間程度の期間になります。

 

 

他にも、毎年体力テストを受けなくてはいけません。

必ず一定基準に合格する必要があり、合格すると政府からかなりの額のインセンティブをもらうことも出来ます。

 

仮にもし落ちてしまったら、ITFという別のトレーニングに行かなくてはいけません。

政府が金銭的補助もおこなう10段階のエクササイズで、これを完了するとその年の体力テスト合格とみなされます。

そのため体力テストを合格するか、トレーニングセッションに参加するかが毎年求められています。

 

もちろん給与に関しては、政府が負担します。

通常通り給与は支払われ、雇用主は政府にその分の給与を請求することができます。

 

最後に

以上、シンガポールの徴兵制度についてまとめてみました。

 

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