DP保持者の転職成功事例から学ぶ、 パートタイムでの仕事と家庭の両立を目指した転職【ワークパーミット取得から転職まで】
こんにちは。
リーラコーエン シンガポールのマーケティング担当Lisaです。
今回は実際にWPを取得して転職を成功させたBさん(仮名)に、インタビュー協力をいただきました。
WPを取得して、子育てと働くことの両立を実現させたBさんの転職体験記を、メッセージとともにお届けします。
本日ご紹介する事例が、就労を希望されるDP保持者の皆様のご参考になれば幸いです。
この記事がオススメな方
- 就労・転職を希望されているDP保持者の方
- これから渡航されるDP取得予定の方…
そんな方に是非読んでいただきたい記事です。
目次
1. こだわりを持って進めた転職活動
2. シンガポールで働く上で不安だったこと
3. 働きたいママへのメッセージ
【プロフィール】
2009年に新卒でメーカーへ総合職で入社し、営業・マーケティングを担当。
2015年12月に主人の赴任先のインドネシアへ帯同、出産を経験してから2020年1月にシンガポールへ異動。
その後、シンガポールでの子育てが落ち着いたタイミング(2021年3月ごろ)で転職活動をスタートしましたが、
2021年5月には、LOCによるDP保持者の就労が不可能となり、転職活動を停止していました。
今回のWPによるDP保持者の就労解禁により、希望・経験職種でのオファーをいただきました。
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こだわりを持って進めた転職活動
転職を始めた経緯
前職の帯同休職制度の期限が切れ、ワンオペ復職か退職してシンガポールに残る決断を迫られた結果、後者を選びました。
息子が2歳になり幼稚園へ行き始め、自由な時間が出来たことで、復職について調べ始めたことがきっかけでした。
企業や業種を選ぶ上で大事にしていた軸
今回のシンガポールでの転職活動で大事にしていた軸は、2つありました。
1つめは、働き方。
2歳になる子どもの子育てに時間を割くため、在宅勤務や柔軟性のある企業での転職を、最優先軸として考えていました。
コロナウイルス感染症の蔓延を経て、世界的に在宅勤務やオフィス出社のシフト制、時短勤務など様々な働き方が普及しました。
シンガポールでも、在宅勤務のデフォルト化や採用選考のオンライン化などが急速に進んでいるようです。
そのため、在宅勤務の求人がほとんどでした。
2つめは、職種です。
出産前に携わっていたマーケティングの業務が好きだったので、関連業務での転職をしたいと考えていました。
家族を優先するのであれば、事務などの単純作業でお仕事をするという選択肢もありましたが、
私の場合は、今までの経験を活かしながらやりがいを感じて成長ができるマーケティング業務に携わりたいと思い、
関連業種での転職を希望していました。
実際の選考状況はどうでしたか?
転職活動の準備
再度今までの仕事を振り返り、過去使用していた資料などを読み返しどんな仕事がしたいか考える時間を設けました。
併せて、今の家事育児状況でどこまで仕事にコミットできるかを周りの友人を参考にしながら検討しました。
希望軸が決まった後は、インターネット検索やシンガポールお役立ち掲示板・フリーペーパーを利用して求人を探しましたが、
ビザ条件や希望に合う求人掲載は少なかったです。
最終的には、駐在妻を対象にしたセミナーなどを積極的に行っていた日系人材紹介会社リーラコーエンに相談しながら履歴書の用意をしました
選考に進んだ企業数
オファーを頂いた企業を含めて、選考に進んだ企業数は3社になります。
面接を受けたのは1社のみです。
選考スピード、転職期間
面接回数は2回、選考期間は1週間以内でした。
転職活動を始めた当初は、DP所持者のWPで働ける仕事や希望していたパートタイムの求人が少なかったです。
しかし、リーラコーエンに登録してからご担当者が親身になって境遇や悩みを理解してくださり、
なるべく希望に合った仕事を紹介してくださったり、アドバイスを下さったので安心して進んでいくことができました。
またDPが再度働けるようになったタイミングでは、その背景から丁寧に説明してくださり、
疎かったマーケット情報などを説明してくださった上でこちらの希望を聞いていただけたことが信頼できたポイントでした。
とにかく、一人一人の境遇を理解してくださり、希望の働き方や職種をしっかりヒアリングした上で仕事を紹介してくださるという点がおすすめできると思います。
シンガポールで働く上で不安だったこと
転職活動を始める上で、不安だったことは2つありました。
1. 出産後のブランク
出産・育児を経て専業主婦として社会から離れていたギャップで、再度仕事ができるかが、一番の不安でした。
特に不安に感じていた部分は、復職後、家庭を優先したい中、コロナ禍でオフィスへの出勤が必要なのか、などの働き方全般についてでした。
しかし転職活動を進めていく上で、インターネットや周りの友人・人材紹介会社からの情報収集によって解消できました。
企業にもよりますが、パートタイムや在宅勤務の求人もあり、
実際に私も柔軟性が高い企業でのパートタイムの仕事が決まったので良かったです。
2. 子育てとの両立
働きたいママにとって、復職と子育ての両立を不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
現在、子供は半日保育に通っていますが、周りのママ友の方からも様々な意見を聞きます。
周りには子育てに集中したい方もいる一方で、働きながら家庭と子育てを両立している方もいます。
働いている方に意見を聞いたところ、
「働いているからこそ感じるやりがいもあり、両立することで時間の使い方を学べた」との声に励まされ、復職を決めました。
子供と過ごす時間が少なくなるというデメリットもありますが、
自分次第で子育てとお仕事を両立できるという学びにも繋がりました!
両立を目指す方法として、自分の経験のあるエリアでお仕事に挑戦してみたり、家族のサポートを少し受けてみたりと様々あると思います。
働きたいという思いがある方は、まず選考を受けてみてはいかがでしょうか。
働きたいママへのメッセージ
私自身も、LOCによるDPでの就労ができないとの発表後、復職ができないのであれば、勉学をしようかなとも考えていました。
日本でワンオペ育児をしながら復職をするという選択肢もありましたが、
それを諦めた理由が、「コロナ禍」と「ワンオペ育児」への不安からでした。
シンガポールにいれば後者への不安は解消される上に、前者はきっと今後も続く。
それであれば今のコロナ禍を何もしない理由にせず、自分がやってみたいことを通してステップアップし、
再度社会貢献していきたいと思い復職活動に踏み切りました。
もし私と同じような俗に言う駐在妻の立場の方々が、少しでも「シンガポールで働いてみたい」というお気持ちをお持ちであれば、
迷わずにまずはリーラコーエンシンガポールに相談していただきたいと思います!
相談することで新しい自分の可能性を見出せたり、今の状況から一歩踏み出せるきっかけになると思います。
最後に
以上、WP取得で転職成功したDP保持者の転職体験記とメッセージをご紹介しました。
WP取得によるDP保持者の就労情報がまだまだ少ないため、
ご質問やご希望がございましただ、お気軽に現地在住キャリアコンサルタントまでご相談くださいませ。
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