日本人のためのシンガポール運転ガイド2025|外免切替からカーシェア・カーリースまで
こんにちは! リーラコーエン シンガポール リサーチャーのShihoです。
公共交通が非常に発達したシンガポール社会ですが、大雨がなかなか止まない時、小さなお子様を抱えている時、買い物の荷物が大量の時……「車があったらなぁ」と思う瞬間は、ありませんか。
昨今はGrabなどのタクシー代も上がりつつありますし、マレーシアに頻繁に行かれる方にとっても車があると便利ですよね。
また、実は弊社で扱う求人の中には、シンガポールで運転可能な人材を求めるものも散見されます。
このように意外に需要がある、シンガポールでの自動車運転。
では、シンガポールで日本人が自動車を運転するにはどのような手続きが必要なのでしょう?
今回は、外国運転免許からの切り替えやシンガポールでの運転事情について、お届けしてまいります。
【記事参考リンク】Singapore Driving Licence
※本記事の情報は2025年8月時点のものです
【目次】
1. 日本人はシンガポールで車を運転できる?
2. いざ、外免切り替え〜必要な3ステップ
3. シンガポールでドライブ♪ その手段
4. 最後に
1. 日本人はシンガポールで車を運転できる?
日本の自動車運転免許を保有している方であれば、基本的にはシンガポールでの運転が可能です。
しかしどのような手続きを経て運転に至るかは個人の状況により異なりますので、以下に説明してまいります。
■シンガポールの滞在が12ヶ月未満の方
国際運転免許証(IDP)を取得して運転が可能です。
例えば渡航後など、国際運転免許証の取得が難しい場合には日本大使館で英語翻訳証明を発行してもらって運転することもできます。
また、シンガポール到着後すぐ運転の必要がある長期滞在者は、国際運転免許証を取得しておくと安心です。
国際運転免許証は日本の各都道府県の警察署や運転免許センターで交付されています。
国際運転免許証の有効期間は発行日から1年なので、くれぐれも期限には注意しましょう。
■シンガポールの滞在が12ヶ月未満の方
シンガポールに12ヶ月以上の長期滞在をする就労ビザ、留学ビザ、帯同ビザ保有者がシンガポールで運転するには、シンガポールでの運転免許に切り替える必要があります。
2. いざ、外免切り替え〜必要な3ステップ
それでは、日本での運転免許証をシンガポールの運転免許に切り替える、通称「外免切り替え」の手順を見ていきましょう。
STEP1) Basic Theory Test に合格しよう
外免切り替え申請をする前に、まず基礎理論試験(Basic Theory Test、通称BTT)に合格する必要があります。
BTTの受験は、現在シンガポール内に3ヶ所あるドライビングセンターで行われています。
事前予約をした上で受験しましょう。
・Singapore Safety Driving Centre (場所: Woodlands)
・ComfortDelGro Driving Centre (場所: Ubi)
・Bukit Batok Driving Centre (場所: Bukit Batok)
テストは50問をタッチパネル形式で1時間で解くもので、日本で運転免許を持っている人であればさほど難しくはありません。
ただし正答率90%が合格ラインであること、問題にはシンガポール独自のルールも含まれていることから、事前の予習は必須です!
ちなみに外免切り替えする人に実技試験はありません。
STEP2) 外免の切替申請をオンラインで提出
BTT合格後、FormSGにてオンラインで必要事項を入力・申請します。
申請の審査が通ると後日、Traffic Police Headquarters (交通警察本部) 訪問のための予約日時が通達されます。
STEP3) 交通警察本部へ訪問・手続き
UbiにあるTraffic Police Headquarterss (交通警察本部) に予約日時に出向き、写真撮影や日本免許証の原本を確認後、シンガポール免許証の発行手続きへ進みます。
基本は即日発行、受領後すぐの運転が可能です。
3. シンガポールでドライブ♪ その手段
シンガポールでの自動車購入にかかる費用の高さは、ご存知の方も多いかと思います。
まず車体は輸入品になるため関税がかかるのに加え、車両購入権(COE)や、駐車場にガソリン代、保険などメンテナンスも他国に比べて高いため、シンガポールで車を保有すると日本の4〜5倍もコストが高くつくと言われています。
個人、ましてや何年当地に滞在するか曖昧な方にとって自家用車の保有はなかなかハードルが高いですよね。
当地での運転を求める求人には会社から社用車を支給されるケースもありますが、個人で自由に運転したいとお考えでしたら、カーリースやカーシェアリングという選択肢が便利かと思います。
カーリース
車を購入せず、指定料金を払って借りる契約を結ぶことで自由に車が使えます。
頻繁に運転したいけれど、購入はチョット……という方にピッタリです。短期から長期の契約まででき、利用料金に保険代や税金、メンテナンス費が含まれるのも安心ですね。
・日本語でサービス!安心カーリース 東京センチュリー
・手続きがラクとの定評アリ MKM Car Leasing
カーシェアリング
例えば家具購入や雨の日の移動など、ちょこっと短時間で車を使いたい、などのニーズにはカーシェアリングが最適です。
シンガポールにはカーシェアのサービスも多くあります。
・シンガポール最大のカーシェアサービス GetGo
・15分単位から借りられる、チョイ乗りに最適! CarLite
4. 最後に
今回は、「シンガポールでも運転したい!」という方向けに、当地での免許切り替え方法などをお届けしてまいりました。
公共交通でのアクセスがいまいちな場所に向かう時には、やっぱり自動車というオプションがあるとラクですよね。
こちらで運転をなさる方はぜひ安全運転を心がけて、楽しいドライブにお出かけください♪
本記事が皆様のシンガポール生活を彩る一助となれば幸いです。
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