オンライン面接虎の巻、面接官編

こんにちは。

リーラコーエン シンガポールの平林です。

 

オンライン面接が一般的となった今、以前弊社の社員がお届けしたオンライン面接虎の巻にもたくさんアクセスをいただきました!

対面とは異なるオンライン面接、事前準備が必要なのは求職者側だけではありません。

企業の顔となる面接官の皆様は、普段どのような点に気をつけていらっしゃいますでしょうか。

今回は面接官のためのオンライン面接における注意点についてまとめました。

 

【目次】
1. まずはここから、環境編
1-1. ミーティングルームの準備
2-2. 緊急時の連絡先交換

2. 求職者側だけじゃない、身だしなみ編
2-1. フォーマルな服装を心がける
2-2. 背景、照明にも気を配る

3. いよいよ本番、面接編
3-1. 対面以上のアイスブレイクを
3-2. 間の取り方に注意
3-3. 退室は速やかに

 

1. まずはここから、環境編

以前の記事でもお伝えした通り、インターネットの通信環境やPCの充電、使用するアプリケーションの動作確認は最低限の事前準備となります。

それ以外に企業側として気を付けたいのが、以下の2つです。

 

1-1. ミーティングルームの準備

通常ミーティングルームは企業側が用意されるかと思いますが、URLは面接前日までには必ず求職者側へ連絡しましょう。

使用されるツールによっても異なりますが、中には事前にアプリケーションのダウンロードが必要なツールもあります。

直前の連絡ですと求職者側が十分な準備ができず、面接時間に影響が出る可能性もあります。

また企業によっては、オンライン面接時の注意点や操作マニュアルなどを事前にご共有頂くケースを目にします。

求職者側への配慮が感じられ、選考プロセスに対しても安心感が与えられるかと思います。


2-2. 緊急時の連絡先交換

例え事前準備を万全にしていても、トラブルがつきもののオンライン面接。

もしもの時に備えて、緊急時の連絡先(電話、メールアドレス)は求職者もしくは人材紹介会社へ共有しておくと良いでしょう。

企業側だけでなく、求職者側にとっても、何かあった際に連絡を取ることのできる状況は安心感にもつながります。

 

2. 求職者側だけじゃない、身だしなみ編

次にお伝えしたいのは、身だしなみについてです。

ご自宅ですとどうしてもリラックスしてしまいがちですが、企業側もある程度緊張感を持って臨みたいところ。

そのためには、まずは服装や照明、背景などへ気を配ることをおすすめします。

 

2-1. フォーマルな服装を心がける

以前の記事にも柄物は避けるという記載があったかと思います。

見える範囲が限られているオンライン面接では、できればシンプルかつフォーマルな服装を心がけましょう。

求職者側は当然、きちんとした格好で臨まれると思います。

オンラインであっても正式な面接であるという表れの一つとして、ぜひ服装から注意してみてください。

 

2-2. 背景、照明にも気を配る

良くありがちなのが、背景に生活感が出てしまうケースです。

どうしても周りの環境は映り込んでしまいますので、デジタル背景を設定することをおすすめしております。

そうすることで求職者側も集中が途切れずに面接に専念できるかと思います。

また、照明も大きなポイントです。

自然光ですと天候や日の当たり具合に左右されてしまい、顔映りが悪くなってしまうことがあります。

面接官の表情がクリアに見えないと、求職者側は不安を感じやすくなってしまいます。照明はできるだけ明るいものをご準備ください。

 

3. いよいよ本番、面接編

準備が整ったら、いよいよ本番です!

面接官として気を付けたいことは以下の3つです。

 

3-1. 対面以上のアイスブレイクを

対面であれば自然と笑顔や会話がこぼれてくるかと思いますが、オンラインですとお互い最初は少し緊張してしまいますよね。

いざ時間となりお互いの入室が確認できたら、まずは挨拶と軽いアイスブレイクから入りましょう。

求職者側の緊張を解き、ベストな状態を作り出すのも面接官の大切な役割です。

特にオンラインですとお互いの雰囲気が伝わりにくく、最初の数分は探り探りの状態となり、結果面接時間を圧迫してしまいます。

候補者の本質を見極めるために、ぜひともお互いが話しやすい雰囲気づくりから心がけましょう。


3-2. 間の取り方に注意

オンラインですと、音声や画像の遅れにより、会話のテンポが図りにくいことがあるかと思います。

特に求職者側は面接官側の反応が感じられないと不安に感じるでしょう。

稀に「ネット通信が途絶えているのでは」と心配になるほど、十分な間を取られる方がいらっしゃいますが、なるべく会話のテンポを崩さないことがポイントです。

また以前の記事にもありましたが、できる限りリアクションを大きくして、相手に安心感を与えることが大事です。

相槌や相手の話を繰り返すことで、きちんと相手を理解していることをアピールしましょう。

そこから更に話を深堀りをすることで、求職者の本質を見抜き、良い選考に繋がります。


3-3. 退室は速やかに

最後に面接が終了したら、今後のプロセスの説明をし、速やかに退室しましょう。

求職者側は面接官より先に退室しにくいと感じるため、先にミーティングルームを出ることがポイントです。

またオンライン面接は対面と比べると印象に残りにくいため、面接終了後の評価は早めに行うことをお勧めしております。

求職者側へも早めにフィードバックを返すことで、お互いの温度感をキープしながら選考が進められます。

 

最後に

今回は面接官が注意すべきオンライン面接のポイントについてまとめました。

新型コロナウイルスの流行以降主流となったオンライン面接は、便利な分、実際に入社した後にギャップが生じることもあります。

少しでもお互いの入社後のギャップを減らすために、面接官側も求職者に配慮したオンライン面接を心がけたいものですね。

また、人材の採用に関するご相談は、弊社までお気軽にご連絡くださいませ。
 

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