【SG60】ローカル気分で楽しむ!ナショナルデーパレード(NDP)2025完全ガイド
こんにちは。
リーラコーエンシンガポール マーケティング担当の野上です。
今年2025年、シンガポールは建国60周年を迎えます。
今年の「ナショナルデーパレード(National Day Parade/略してNDP)」と呼ばれる記念式典は、60周年のジュビリーにふさわしく、過去最大級のスケールで開催される予定です。
例えば、空を舞うレッドライオンズ(空挺部隊)や、かつてない規模の戦闘機のフライイングショー、街中を彩る華やかなデコレーション、そして最新テクノロジーを駆使したショーなど、「Majulah(マジュラ)」=「前進」をキーワードに、国民が一体となって祝うこの祭典。
観光客や在住外国人も一緒に楽しめる内容が盛りだくさんです。
すでに毎週行われている本番さながらのリハーサルに足を運ばれている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなナショナルデーを目前に、リハーサルのスケジュールから観覧ポイントなど、SG60(シンガポール60周年)のお祭りムードを満喫するためのポイントを改めてご紹介してまいります。
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【目次】
1.今年のNDP2025が特別な理由
2.リハーサル・本番スケジュールとおすすめ鑑賞スポット
3.SG60 ハートランド・セレブレーション(8月10日)
4.見逃せないNDPハイライト
5.ローカル流?!NDPの楽しみ方
6.企業でも活かせるNDPの意義
7.最後に
1.今年のNDP2025が特別な理由
今年のNDPが特別な理由。
それはズバリ、シンガポールが建国60周年という大きな節目を迎えることにあります。
テーマは「Majulah Singapura(マジュラ・シンガプーラ)=進めシンガポール」。
ロゴに描かれた「60」は、「GO(進む)」にも見えるようにデザインされており、国としてさらなる成長を目指す前向きなメッセージが込められているそう。
また、ここ数年は別の会場で実施されていたNDPですが、今年は久しぶりに歴史ある「パダン」がメイン会場として選ばれました。
官庁街に位置し、建国初期から数々の国家行事が行われてきたこの場所に、特別な思いを持つ国民も多いそう。
さらに注目すべきは、パダンとマリーナベイという2つの会場で同時にイベントが展開されるという初の「ダブル会場開催」です。
水上での演出や、光と音を駆使したショー、そして最新のテクノロジーによるストーリーテリングが予定されており、シンガポールの“過去・現在・未来”を体感できる壮大なスケールの祝典が予定されています。
まさにジュビリーならではの内容に期待が膨らみますね!
2.リハーサル・本番スケジュールとおすすめ観覧スポット
ナショナルデーの雰囲気は、事前の練習やショーでも十分に楽しむことができます。
また、毎年「シンガポール人でもなかなか行けない」と高倍率で評判の当日鑑賞チケットがなくても、リハーサルが設けられていることで楽しむ機会も広がっています。
・リハーサル:6月21日(土)、6月28日(土)
・ナショナル・エデュケーション・ショー(National Education Show):7月5日、12日、19日(各土曜日)
・一般向けプレビューショー:7月26日(土)、8月2日(土)
・本番(NDP):8月9日(金・祝) ※チケット配布は終了済み
「ナショナル・エデュケーション・ショー」は、シンガポールの小学5年生を対象とした特別な教育プログラムの一環として実施されているもので、一部の中学3年生(小5時にコロナ禍でで参加できなかった生徒)が対象となっています。
このショーでは、生徒たちが実際にパレードの雰囲気を体験しながら、シンガポールの歴史や文化に触れ、国家への誇りや帰属意識を育むことが目的とされています。
教育的な意義も高く、国民意識を次世代へとつなぐ大切な機会となっているようです。
おすすめ観覧スポット
NDP本番の観覧席(グランドスタンド)はチケット制ですが、チケットがなくても十分に楽しめる場所がいくつもあります。
特に空中演出や花火は広範囲で見ることができるため、毎年多くの市民や観光客が街中から観覧エリアへ足を運んでいます。
リハーサルを重ねるごとに人出が増える、ということも毎年の「あるある」のようです。
・パダン周辺:チケットが必要な観覧席もありますが、その周辺エリアでは臨場感のある雰囲気を間近に感じられます
・マリーナベイ周辺:マーライオンで有名なエリア、マリーナベイ周辺ではエスプラネード橋、マリーナ・プロムナード、プロモントリーなど。空中パフォーマンスや花火を鑑賞できる人気の公共エリアです。早めに行くとベストポジションを確保できます
・ハートランド花火(8月10日):各地域で実施されるため、自宅の近くでも気軽に花火を楽しめます。
今年の開催地はビシャン、プンゴル、イーシュン、ゲイランセライ、ブキッゴンバックの5カ所が予定されています
3.SG60 ハートランド・セレブレーション(8月10日)
島内の「ハートランド」と呼ばれる居住区各地域でも大規模な祝賀イベントが行われることも見どころです。
今年はナショナルデーの1日後の午後4時~9時に予定されており、この日も地元のコミュニティと一緒に盛り上がる絶好のチャンスです。
・レッドライオンズの降下(空挺ショー):午後4時@ビシャン Junction 8
・カーニバル&パフォーマンス:5つの会場で実施
・F-16戦闘機の飛行ショー:午後6時〜6時30分
・花火:夜には各会場でフィナーレの打ち上げ
4.見逃せないNDPハイライト
今年のNDPでは、記念すべき建国60周年にふさわしい、豪華で多彩なプログラムが予定されています。
中でも注目は、「ジャンプ・オブ・ユニティ」と呼ばれる空挺部隊レッドライオンズと海軍ダイバーによる合同降下パフォーマンス。
彼らがパダンやマリーナベイに次々と着地する様子は、まさに息をのむ瞬間です。
また、陸上では軍用車両が街中を行進する「モバイル・コラム」も復活。子どもから大人まで楽しめる迫力ある演出となっています。
文化面では、多民族国家ならではの多彩なパフォーマンスも見逃せません。
中華、マレー、インド系など、さまざまなルーツを持つ出演者たちが、シンガポールの歴史や文化をテーマに、音楽やダンスで魅せてくれます。
音楽の面でも豪華な顔ぶれが揃います。国民的歌手として愛されるキット・チャンをはじめ、チャーリー・リムやベンジャミン・キェンなどの実力派アーティストが登場し、観客を盛り上げます。特に今年のテーマソング「Here We Are」も演奏予定。
これまでの歩みとこれからの希望を感じさせる一瞬として、式典を象徴する存在になるのではないでしょうか。
5.ローカル流?!NDPの楽しみ方
ナショナルデーをもっと身近に、かつもっと楽しく過ごしたい場合はローカルの人たちが実践しているちょっとした工夫を取り入れてみるのもおすすめです。
まず、この日は赤と白をテーマにしたコーディネートで出かけるのが定番。国旗カラーを身にまとって、街中の一体感を肌で感じることができます。
たとえ外出の予定がなくても、赤白の服でコーヒーを買いに行くだけで、祝祭ムードに自然と参加できるはず。
また、家族や友人と一緒にNDPの鑑賞会を自宅で開くのも人気の過ごし方の一つです。
ナショナルデー公式ウェブサイトやYouTubeチャンネル「NDPeeps」ではパレードの様子がライブ配信されるので、ローカルスナックを用意して、ホームパーティのように楽しむのも良いでしょう。
他にも、マリーナベイ周辺のルーフトップ席や人気レストランは、すでに予約が取りにくくなってきているよう。
観覧を計画している方は、早めの予約がカギとなりそうです。
さらに、当日は交通規制も実施されるため、公式サイト(ndp.gov.sg/advisories)で、事前にアクセス情報を確認しておくと安心です。
ちょっとした準備と工夫で、NDPはもっと楽しく、もっと思い出深いものにもなります。
ぜひSG60のお祝いを記念に、ローカル気分でこの特別な日を過ごしてみるのも楽しそうですね!
6.企業でも活かせるNDPの意義
ナショナルデーは、国民全体が一体感を持って祝う特別な日。
こうした国家的イベントを利用し、組織の中でも“絆”や“誇り”を育む貴重な機会として取り入れることも良いでしょう。
たとえば、社内で赤と白のドレスコードを取り入れたランチ会の開催は、社員同士の交流を促すきっかけになります。
また、「Majulah Singapura(進めシンガポール)」というテーマにちなんで、社員一人ひとりにその言葉から連想される思いや体験をシェアしてもらう場を設ければ、チームの価値観を共有し合う良い機会になるでしょう。
さらに、8月には「SG Cares」主催のボランティアイベントも多く開催されます。
部署ごとに参加するなど、社会貢献を通じたチームビルディングの場として活用するのもおすすめです。
このように、NDPをきっかけに社内イベントやコミュニケーションの工夫を取り入れることで、働く環境の一体感や帰属意識を高めることができます。
小さな取り組みでも、職場の文化づくりに大きな影響を与えることにつながります。
7.最後に
今回は、60周年のナショナルデーのお祭りムードを満喫するためのヒントをお届けしてまいりました。
ナショナルデーパレードは、国民一人ひとりがシンガポールの歩みを振り返り、未来を思い描く日。
観光客や私たちのような在住外国人にとっても、現地文化を深く理解し、地域に溶け込む絶好のチャンスです。
皆様にとって、SG60がシンガポールでの生活をより豊かに彩る素敵な経験となりますよう、チーム一同お祈り申し上げます。
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