シンガポールと日本のアニメの深い関係を探る!

こんにちは。

リーラコーエン シンガポールマーケティング担当の野上です。

先月の下旬、シンガポールでは3年ぶりに東南アジア最大級のアニメエキシビション「AFA(Anime Festival Asia)」が開催されました。

2008年に初めてシンガポールで開催されて以来、マレーシアやインドネシア、タイなど、東南アジア各国で開催され世界中のアニメファンを牽引してきた本イベント。

当日は東南アジア各国からの有名コスプレイヤーや、「黒子のバスケ」などへの出演から大人気の声優などをゲストに迎えながら様々なイベントが行われ、どこへ行っても長蛇の列の大盛況だったそう。

それもそのはず、来場者数はなんと3日間で約15万人。

コロナ禍以降、大規模なイベントの開催が戻ってきていることを嬉しく思うとともに、こんなにたくさんもの人が日本のアニメが好きで、イベントに足を運んでいるのだと思うと感慨深くも感じました!

同時に疑問に思ったのが、果たしてシンガポールにはどのくらい日本のアニメが浸透しているのか?!

今回は、そんなシンガポールと日本のアニメの関係について、深堀してみることにしました。


【目次】
1.シンガポール人は日本のアニメをどのくらい見るのか?
2.ローカルスタッフに聞いてみた!日本のアニメの魅力
3.アニメの作中にシンガポールが描かれている?!
4.最後に
 

1.シンガポール人は日本のアニメをどのくらい見るのか?

世界各国で様々な調査を実施している「YouGov」が実施したシンガポール人1,000名のアニメ視聴に関する調査によると、「一度は日本のアニメを見たことがある」と回答した人は51.9%と半数以上でした。

また、そのうちの15%が「アニメを定期的に観る」、または「時々見る」と回答しており、「定期的に観る」と答えた人の半数以上が1週間に5‐6回とかなり頻繁に見ているという結果でした。

さらに、アニメを定期的、または時々観ると回答した人に人気のジャンルは「進撃の巨人」や「マイ・ヒーロー・アカデミア」「鬼滅の刃」などのアクション系、そして「ONE PIECE」や「ソードアート・オンライン」などに代表されるアドベンチャー系でした。


コロナ禍で増加したNETFLIXをはじめとした動画サブスクリプションサービスなど、誰でも簡単にコンテンツへアクセスしやすくなったことにより、日本のアニメはこれまでに増してシンガポールのみならず、世界各国へ浸透していそうです。

同調査によると、実際に2021年度のNETFLIXの世界中の会員2,200万人のうち半数はアニメを一度は視聴しており、全体の視聴時間も前年比で20%増加しているそう。

「名作」と言われる昔からのシリーズものに加え、新しい作品が次々と出てくる日本のアニメ。

これからも様々なタッチポイントを通してシンガポールでも広まって欲しいですね。

 

2.ローカルスタッフに聞いてみた!日本のアニメの魅力

実際に、日本のアニメのどのようなところが好きなのか、弊社のアニメ好きのローカルスタッフに聞いてみました!

一番の魅力は「作画のクオリティ」だそう。

色鮮やかかつ最新技術をふんだんに使った没入感のある映像と、鍛錬された声優の声で命が吹き込まれたキャラクターたちが活躍する最近のアニメ、確かに見ごたえがたっぷりですよね。

特にアクション系作品の場合、アニメならではの魅力をさらに感じることができます。

また、感情移入しやすい豊かなキャラクターやストーリー展開も魅力的だそうで、クオリティの高い作画×バラエティに富んだキャラクターとストーリーにより、作品が唯一無二の個性を発揮している、と語ってくれました。

国境を超えて日本のアニメがここまで愛されている声を実際に聞いてみると、いちアニメ好きとしても幸せな気持ちになりました。
 

3.アニメの作中にシンガポールが描かれている?!

実は日本のアニメ、シンガポールを舞台にした作品もたくさんあることをご存知ですか?

まず一つ目は2018年に日本で放送され人気を博したテレビアニメ「宇宙よりも遠い場所」。

本作品の第6話は、シンガポールの観光名所が散りばめられた回でした。

主人公たちがシンガポールを訪れてオーチャードへ行ったり、マーライオンやマリーナベイサンズを見たり、カヤトーストやチキンライスを食べたり。

さらにはドリアンを食べるシーンなどもありました。

さらに、2019年には「名探偵コナン」シリーズの映画「名探偵コナン 紺青の拳」の舞台となったのはシンガポール。

マリーナベイサンズをはじめ、マーライオンやナショナル・スタジアムなどの名所が余すことなく出てきました。

そして最近では、大手建設会社のコマーシャルでシンガポールが舞台になりました。

最近運行を開始した新ライン、トムソン・イーストコースト・ラインの建設に携わる女性のストーリーを、「君の名は。」で知られる新海誠監督が制作したことが話題になりました。

名立たる作品の中で際立つシンガポールのランドマークは観光名所としても名高い場所ばかりですが、実際に作品の聖地巡礼として訪れる方も多いようです。

 

4.最後に

今回は、シンガポールと日本のアニメの深い関係についてお届けしました。

今年は、AFAのみならずシンガポールではアートサイエンスミュージアムで「進撃の巨人展」が行われていたり(※8月に終了)、現在はナショナル・ミュージアムで「ドラえもん展」が行われていたり、年間を通して日本のアニメに触れることができた1年でした。

実際に各イベントは在星日本人だけでなくローカルの人々で賑わっており、大盛況のようです。

国境を超えて人々に愛される日本のアニメ、日本人として誇れる資産の1つだと感じます。

これからも人々を幸せにするコンテンツが増えていくよう、願うばかりです。
 

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