2025年夏、世界水泳がシンガポールにやってくる!東南アジア初の開催に注目
こんにちは。
リーラコーエンシンガポール マーケティング担当の野上です。
今年の2025年7月、「世界水泳選手権」通称世界水泳(World Aquatics Championships)」が、ここシンガポールで開催されます。
同大会は、世界水泳連盟(World Aquatics)が主催する国際大会で、各国を代表する選手たちが競泳、飛込み、水球、アーティスティック・スイミング、オープンウォーター・スイミング、ハイ・ダイビングという6つの水泳競技の世界一を決める大会です。
通常は2年ごとに開催され、夏季オリンピックの前年・翌年に行われることが多く、水泳界にとってはまさに「もう一つのオリンピック」とも言えるほどの存在です。
今年は、本大会が東南アジア、しかもシンガポールで初めて開かれるということで、シンガポール国内では少しずつ盛り上がっているよう。
在住の私たちにとっても、間近で世界のトップアスリートたちの戦いを目にできるまたとないチャンスです。
そこで今回は、「世界水泳2025」の概要や見どころを生活者目線でご紹介いたします。
【目次】
1.世界水泳 IN シンガポール概要
2.大会テーマとマスコット
3.一般参加型イベントも!SG60 Swim Challenge
4.最後に
1.世界水泳 IN シンガポール概要
「世界水泳2025」の開催日は、2025年7月11日(金)〜8月3日(日)。※7月11日(金)は開会式
今年の参加国・地域はシンガポール、日本のほか210カ国以上、選手数はなんと驚きのおよそ2,500人だそう。
まさに“水のオリンピック”とも呼ばれるスケールです。
競技種目は次の6つ。
競泳
飛込み
アーティスティック・スイミング(旧名・シンクロナイズドスイミング)
水球
オープンウォーター・スイミング
ハイ・ダイビング(高飛込み)
日本水泳連盟は3月24日、今回の大会に出場する日本代表選手を発表しています。
選出されたのは計42名で、競泳ではパリ2024で日本勢唯一のメダルを獲得した松下知之選手、飛込では日本初の五輪メダリストとなった玉井陸斗選手らなど、注目選手が名を連ねています。
シンガポールからの代表選手は今後の詳細発表が待ち望まれるところ。
どのような激突を繰り広げるのか楽しみですね!
競技会場となるのは、シンガポール国内の複数のスイミングプールです。
中でもメイン会場となるのは、カランにある「Singapore Sports Hub」内のOCBC Aquatic Centreです。
MRT黄色ラインのStadium駅からすぐの場所で、普段からスポーツイベントやコンサートでもおなじみの場所です。
さらに、競泳やアーティスティックスイミングは、同場所からほど近い位置に設置する臨時アリーナ「World Aquatics Championships Arena」で実施予定です。
最先端のプール設備が期間限定で設置される予定で、最大4,800席の観客を収容できるスケールだそう。
リゾート感あふれるセントーサ島のパラワンビーチ周辺ではオープンウォータースイミングとハイダイビングが行われます。
海と緑に囲まれた美しい景観の中で、ダイナミックな競技を観戦するのは特別な体験になりそうですよね!
青い海と空をバックにそれぞれに白熱した戦いが繰り広げられる光景、想像しただけでワクワクします。
以下、世界水泳の公式サイトによる競技スケジュールです:
競泳:7月27日〜8月3日(朝:予選、夜:決勝)
アーティスティック・スイミング:7月12日〜19日
水球:男子7月12日〜25日、女子7月11日〜24日
オープンウォーター:7月15日以降、数日間開催
ハイ・ダイビング:大会後半にセントーサにて実施
観戦チケットは公式サイト、またシンガポールのチケット販売サイトSISTICにて販売中です。
試合ごとのチケットから、通し券、VIP席まで、さまざまな選択肢があります。
お目当ての競技がある場合は早めにチケットを購入するのが吉です。
2.大会テーマとマスコット
毎回テーマが設定される本大会ですが、今年のテーマは「Water Shapes Us(水が私たちを形づくる)」です。
このメッセージには、人の成長や文化、都市の発展において「水」が果たしてきた役割への敬意が込められているそう。
国土が水に囲まれながら、資源としての水に創意工夫を凝らし、再生水「NEWater」や「マリーナ・バラージ」など独自の水循環システムを築いてきたシンガポール。
そのような背景を持つこの国だからこそのテーマとも言えますね。
また、本大会の顔となるマスコットは、お子さまにも親しみやすいカワウソとジュゴンのキャラクター、「Ollie(オリー)」と「Dewey(デューイ)」です。
シンガポールの街中でよく見かけるカワウソがモチーフとなった「オリー」と、環境保護の象徴となるジュゴン「デューイ」の2人が大会を賑やかに彩る予定です。
大会期間中には、街中でも関連グッズや装飾が見られるようですので、お子様と一緒にマスコットたちを探してみるのも一つの楽しみと言えそうですね。
3.一般参加型イベントも!SG60 Swim Challenge
今回の世界水泳2025では、観戦するだけでなく、自ら参加して楽しめるイベントも用意されています。
その代表的な取り組みの一つが「SG60 Swim Challenge(SG60スイム・チャレンジ)」です。
今年はシンガポール独立60周年。
SG60 Swim Challengeは、それを記念して住民一人ひとりが「泳ぐこと」を通して健康を楽しみ、地域とつながることを目的としたコミュニティ参加型イベントです。
参加方法はとても簡単。特設サイト「GameOnSG60」で自分のアカウントを登録し、自分が泳いだ距離や回数を記録していくだけ。
参加費は無料で、年齢や泳力に関係なく、どなたでも気軽にチャレンジができるそう。
泳いだ記録に応じて特典も用意されているというのがまたやる気をそそりますね!
「大会を見る側から参加する側へ」。
こちらもシンガポールに住んでいるからこそ参加できる、特別な経験になりそうです。
4.最後に
今回は、世界水泳2025の概要やその楽しみ方について詳しくお届けしてまいりました。
トップアスリートたちの大会が終わった後も、水泳の熱気は冷めません。
7月26日〜8月11日には、「世界マスターズ水泳(World Aquatics Masters Championships)」が開催されます。
こちらは年齢別のアマチュア国際大会で、50代、60代の出場者も多数。競技を続ける楽しさを体現する舞台として、こちらも注目を集めています。
世界水泳のような大きな国際大会が、普段の生活圏で開催される機会はそう多くありません。
せっかくシンガポールに住んでいるからこそ、少し足を伸ばして観戦してみたり、街の盛り上がりを感じてみたり—そんな楽しみ方ができるのも、この大会ならではです。
私自身、「特別な準備がなくても楽しめるイベント」として、家族でのお出かけや、週末のちょっとした気分転換に取り入れてみるのも良いかと思いました。
常夏のシンガポールですが、「水の競技」を通して、いつもと少し違う夏の風景が見えてくるかもしれません。
本記事が皆様のシンガポールでの夏を、より盛り上げてくれますように。
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