学力トップクラス!シンガポールの日本人小学校について【在星10年ママ小学校選びシリーズ①】

こんにちは。

リーラコーエン シンガポールの平林です。

 

すっかり雨季に入ったシンガポール。

雨は多いですがクーラーなしで過ごせるこの季節、四季がないシンガポールで少しだけ秋らしさを感じております。

 

さて今回から始まる本シリーズ、タイトルにもある通り「シンガポールの小学校選び」で悩みに悩んでいる在星10年目の私がお届けします。

現在ローカル保育園に通う長女は、日本であれば来年4月から小学生。

小学校一つとっても選択肢の多いシンガポールでは、小1の壁ならぬ「小学校選びの壁」が存在するように思います。

大きく分けて3パターンの選択肢(日本人学校、ローカル、インター)の中から、まず手始めに日本人小学校について調べることにしました!

既にご存知の内容も多いかと思いますが、学校のご紹介と共に、私が感じる魅力や学校選びのポイントなども記載できればと思います。

シンガポールで同世代のお子様を持つパパママのお役に立てば幸いです!

 

【目次】
1. シンガポール日本人小学校とは
2. チャンギ校とクレメンティ校の学区分け
3. 意外と知られていない、編入学の条件
4. 最大の魅力!母国語で学べる有難さ
5. 私個人が学校選びの際に需要視している点
 

1. シンガポール日本人小学校とは

まず最初の選択肢として上がるのが日本人小学校です。

1966年に開校されたシンガポール日本人学校は、MOE(Ministry of Education)から認可された私立学校です。

狭い島内ですが、小学部は西側にクレメンティ校、東側にチャンギ校の2校あり、中学部はクレメンティに1校あります。

2021年5月時点の小学部の児童生徒数は、クレメンティ校822名、チャンギ校735名。1学年に100名以上在籍しているのですね。

1クラス25名程で編成され、1学年に約4~5クラスあります。

日本と同じ4月始まりの3学期制となり、 世界の日本人学校の中でもトップクラスの学力を誇るそうです!

 

2. チャンギ校とクレメンティ校の学区分け

チャンギ校、クレメンティ校は学区制となり、お住まいの場所によって学校が決まります。

学区境界線地図はこちらです。※画像はHPのものをお借りしました

島内をちょうど南北半分に分けたような区切りとなり、以下のストリートにお住まいの方は道を挟んだ向かい側とで学区が異なるので要注意です。

‐ Kampong Bahru
‐ Lower Delta Rd
‐ Jln Bukit Merah
‐ CTE
‐ Tiong Bahru Rd
- Delta Rd
- Alexandra Canal
- Tanglin Rd
- Napier Rd
- Cluny Rd
- Evans Rd
- Dunearn Rd
- Adam Rd
- PIE
- BKE 

通学バスは保護者の方のボランティア団体によって運営されており、利用される方は予めピックアップポイントの確認事前予約が必要です。

学区やバスが停まるコンドに合わせてお引越しをされる方もいるそうです。

 

3. 意外と知られていない、編入学の条件

年間を通して転入生が多いのが特徴の日本人学校。

編入学の条件には「保護者がシンガポール日本人会の会員(法人もしくは個人会員)であること」があります。

また「保護者の所属する日系企業または日系団体が、所定の企業寄付金を納入すること」が必須条件となります。(過去に納入している法人は除く)

我が家の場合、日本人会会員ではなく、主人と私の会社も過去に寄付金を納入したことがないため、入学には会員になり寄付金の納入が必要になります。

※企業・団体に属さない個人、外国人、あるいは外資系企業勤務の保護者の場合は、所定の個人寄付金の納入をもって代えられます。詳細はHPをご確認ください

 

また、生徒が就学可能な滞在許可証(DP、PR、Student Pass等)を保持している必要があり、編入学日から2週間以内にビザのカードの写しを事務局へ提出する必要があります。

※就学可能な滞在許可証がない場合は、入学金の支払いが済んでいても通学ができません

日本や他国から編入学される方は、余裕を持って来星してビザ発行手続き(カード登録)をしておいた方が安心ですね。

 

4. 最大の魅力!母国語で学べるありがたさ

なんといっても日本人学校最大の魅力は、母国語(日本語)教育かと思います。

シンガポールに居ながら日本の教科書やカリキュラムで学べるのはありがたいですよね。

個人的には英語よりも日本語を学ぶ方が難しいと感じており(教えるのはもっと難しい!)、漢字や敬語などを日常的に学べる環境にあるのは大きなポイントかと思います。

 

その他、最近ではICT教育に力を入れている日本人学校。

小学校4年生からは一人一台ずつChromebookが使用できる環境にあるようです。

また英語学習にも力を入れており、小学部ではネイティブの先生による英語授業に加えて、音楽・水泳の授業でイマージョン教育(外国人の先生が英語で指導し日本人の先生がサポート)を行っているそうです。

異国に居ながら日本語を学べ、かつ英語教育にも力を注いでいる日本人学校は良いとこ取りの学習環境と言えるでしょう。

 

5.私が学校選びで重要視するポイント

そんな素敵な日本人学校ですが、私個人が学校選びの際に重要視しているポイントもいくつかご紹介したいと思います。

まず第一にマルチナショナルな環境という点です。

シンガポールという多様な人種や文化が存在する国だからこそ、できれば教育環境も国際的な場所で多くを学んで欲しいと感じております。

そして第二のポイントは、給食があるという点です。

日本人学校のランチは給食ではなくお弁当持参。

学校でお弁当をオーダーすることもできるようですが、朝が苦手な私にとって、バスのお迎え時間までに毎朝お弁当を作るのは至難の業です...。

またPTAやバス当番なども、仕事をしながらこなせるのか正直不安ではありますが、先輩ママのお話を聞くと周りから色々と助けてもらえる環境にあるそうです!

色々と悩みながら、検討してみたいと思います。

 

最後に

今回はシンガポールの小学校選びシリーズ第一弾として、日本人小学校についてご紹介しました。

日本語教育だけでなく、英語はもちろん最新のIT教育や日本文化に至るまで学べる環境、多くの生徒がインターやローカル校から編入学する理由がわかりました。

次回はインターナショナルとローカルの小学校について、実際にそれぞれの学校へ入学させた先輩ママ達のお話をご紹介したいと思います。

そのほか、参考になる情報も掲載できればと思いますので、引き続きご覧いただければ幸いです。

 

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