【2025年最新】シンガポールの生活費はいくら?一人暮らしのコスト徹底解説
こんにちは! リーラコーエン シンガポール リサーチャーのShihoです。
シンガポール転職を考える上で最も気になることのひとつが、生活費かと思います。
日本に比べて物価が高いと言われるシンガポールでの仕事・暮らしがどれほど実現可能なのかというポイントは、海外転職を考える上でとても重要ですよね。
そこで今回は【2025年最新版】と題して、シンガポールで働く単身者へのヒアリングを参考に、当地での生活費についてまとめてまいります。
シンガポールでの生活、やりくりをイメージするのに、ぜひお役立てください。
※記事中の価格はすべて、1 シンガポールドル=111 日本円レートにて計算しています(2025年6月現在)
【目次】
1. シンガポールでの単身者の生活費を、のぞき見!
2. シンガポールで節約するとしたら…
3. 最後に
1. シンガポールでの単身者の生活費を、のぞき見!
単身でシンガポールに暮らす20代の日本人ふたりに生活コストについてヒアリングを実施したものをまとめました。
Aさんは3,750 SGD (416,250円)
Bさんは4,180 SGD (463,980円)
程度が、毎月出費としてあるようです。
言わずもがなではありますが、何にお金を使うかという点は個人により大きく異なりますので、これらはあくまで一例としてお捉えください。
では、それぞれのコストについて詳しく見ていきましょう。
家賃(住居費)・水光熱費+WiFi
生活費の中で最も大きな固定費かと思われます。
特に住居費が高めで、シンガポール国民の8割がHDBと呼ばれる公団に暮らす事情から、単身者向けの物件が少ないことが特徴です。
そのため、当地に暮らす外国人にとっては、単身者であればルームシェアという選択も一般的です。
物件タイプとしてはコンドミニアム、HDB、(稀に)一軒家があります。
ルームシェアの場合はバス・トイレ付きの部屋をマスタールーム、バス・トイレ無し部屋をコモンルームと呼び、それぞれ家賃設定も異なります。
また、コンドミニアムの単身者向けStudioタイプの部屋も、数は少ないながらあります。
単身者の場合はシティ、セントラルなどの中心部に住む方が多く、またMRT EW線のイースト周辺に住む方も一定数いらっしゃる印象です。
ヒアリングした2名とも、シティ・セントラルエリアでルームシェアしています。
Aさんはマスタールーム、水光熱費・Wifi代込みで月1,750 SGD です。
Bさんはコモンルーム、Wifi込みで月1,700SGDで、水光熱費は月の使用額をシェアメイトと按分して月50~60 SGDだそう。
シェアメイトは女性のみで、安全面も重視して住む部屋を選んでいます。
2025年現在の月額家賃の相場としては、
・コンドミニアム 1Studioタイプ 3,500 SGD~
・コンドミニアムでのルームシェア、マスタールーム 1,600~2,500 SGD
・コンドミニアムでのルームシェア、コモンルーム 1,000~2,000 SGD
あたりといったところのようです。
エリアや駅からの距離、築年数などによってこれらの額は左右されます。
食費・日用品代
ここでは自炊代、ランチ代、日用品の購入などを指します。
ヒアリングした二人は自炊する機会は少なく、自宅で食事をとるにも電子レンジを使って温める程度で、基本は外食だそう。
ご参考までに、有名ネットスーパーであるredmartにて、2025年6月の物価を調査してまいります。 *はブランドの表記
卵(10個入り): 3.4 SGD (約378円) *redmart
牛乳(1リットル): 2.7 SGD (約299円) *Dutch Lady
鶏もも肉(500g): 8.3 SGD (約921円) *redmart
食パン(1斤): 2.25 SGD (約249円) *redmart
ミネラルウォーター(600ml): 0.36SGD (約39円) *redmart
日本産米(5KG): 29.2 SGD (約3241円) *米屋の特薦米
トイレットペーパー(24ロール): 12.6 SGD (約1398円) *redmart
Bさんは一日の食費(ランチ代、夕食代)を30 SGDに留めるよう意識しているとか。
オフィス近辺でランチをとる場合には、選ぶ場所によって値段は変わってきます。
・ホーカーなどローカルご飯: 一食 5~7 SGD
・日本食などレストラン: 一食 20~25 SGD
・スターバックスのコーヒー(Freshly Brewed Coffee): 4.4 SGD *Tallサイズ
・スターバックスのカフェラテ: 7.1 SGD *Tallサイズ
また日用品に関しては二人とも単身者なので減る量も少ないため、購入しても小さな出費のみのようです。
Bさんは日本に一時帰国した時にまとめてヘアケア用品など、こだわりのものを購入しているそうです。
交際費
シンガポールでは日本人同士の交流会も盛んに開かれており、スポーツ目的のものや年代会、同窓会、県人会などさまざま。
友人知人や職場の人との飲み会、交流会などでの出費も人によっては大きいようです。
シンガポールはお酒も高めで、一回の飲み会で100 SGD以上出ていくこともザラです。
ただし飲食量や交流の頻度で調整できるものなので、交際費はさほどかからない、という方もいらっしゃることと思います。
趣味費
こちらも人によって大きく変わる項目ですが、例えばAさんはゴルフ、Bさんは美容系の出費にこれを充てています。
月に一回程度マレーシア・ジョホールバルに仲間とゴルフに行くAさんは、一回に200~250 SGD(移動費、ラウンド代、食事代込み)かかるそうです。
またBさんは美容系の出費があり、ネイル一回100 SGD、まつ毛エクステ一回150 SGD、ヨガに月100 SGD程度かけています。
交通費
こちらの額は、grabなどタクシーを多く使うかどうかで大きく変わります。
シンガポールの公共交通費は日本よりも安く、電車・バス利用であればかなり出費は抑えられます。
Bさんは基本、公共交通機関で異動するため月々の交通費はごくわずかですが、Aさんは飲み会帰りにタクシーを使うので月100 SGD出しているようです。
ここまでのレギュラーな生活費に加え、イレギュラーな出費として二人は2ヶ月に一回程度は近隣国に旅行に出かけたり、貯蓄・投資に回したりする余裕もあるようです。
近隣国までLCCで行けばフライト代も安価で、日々の疲れのリフレッシュにもなりますね!
2. シンガポールで節約するとしたら…
物価が比較的高めなシンガポールではありますが、場合と人によってはメリハリをつけて家計を絞ることも可能です。
その手段として4つ、ご紹介してまいります。
買い物は賢く!
コンビニや高級スーパーはお値段が高く、ローカルスーパーやウェットマーケット(生鮮市場)に行けば安いのは、どこの土地でも共通事項です。
ローカルスーパーと言えばFair PriceやSheng Siong、Giantなどがあり、日系スーパーに行くよりもだいぶお得です。
もしくは上に挙げたネットスーパーのredmartもプライベートブランド商品は、だいぶお得ですよ!
食事はバランスよく、ハッピーアワーも利用
あらゆる食品が輸入食材であるシンガポールで食費を切り詰めるのには限界があります。
日々摂る食事が健康を作ることを考えると、やみくもに安さを求めるだけというのもいただけません。
ローカルフードとのバランスのとり方が節約のポイントなので、なるべく多くの食材や栄養が摂れるような食事を選んで楽しみたいですね。
お酒を飲む時は、ハッピーアワーを実施するお店を利用すると費用が少し浮きます♪
なるべく公共交通を
タクシー利用は快適ですが、頻度高く使うようではやはりコストがかさみます。
徒歩エクササイズを意識してなるべく電車・バスを使うようにしましょう。
特にバスは島中を網羅しているので、バスをマスターすると、シンガポール生活は非常に便利です!
お得なアプリを積極的に活用
割引やプロモーションが使えるアプリを日頃から積極的に活用していくとお得にサービスを受けられます。
ジム・フィットネス系サブスクのClasspass、飲食から美容系まで幅広いプロモーションを取りそろえるFave、ご存知grabでも様々な割引などを取り扱っています。
よく行くお店などが決まっているようでしたら、そこのプロモーションやチケット購入するのも一手ですね。
3. 最後に
今回は、シンガポールで暮らす単身者に焦点をあてて、生活費にまつわる情報をお届けしてまいりました。
物価がお高めなシンガポールと言えど、心がけ次第ではメリハリをきかせた生活が十分可能です。
シンガポール転職を考えておいでの方は、本ブログの情報を参考に、ぜひ当地での生活設計を思い描いてみてください。
当地での生活、きっと気に入るはずですよ!
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