マレーシア昆虫教室とは?フレイザーズ・ヒルの親子向け昆虫採集ツアー体験記 


こんにちは! リーラコーエン シンガポール リサーチャーのShihoです。

昆虫好きのお子さまを持つご家庭の中には、「本物の大型カブトムシやクワガタを自然の中で見せてあげたい」と思われる方も多いのではないでしょうか。

そんな夢を叶えてくれるのが、マレーシアの高原リゾート、フレイザーズ・ヒルで開催されている「マレーシア昆虫教室」です。

日本では出会うことのできない昆虫たちを観察しながら、親子で自然について学べる特別な体験として、長年多くの昆虫ファンから注目されてきました。

私の家族はこれまで複数回にわたりマレーシア昆虫教室に参加しており、今回もその体験を通じて現地の魅力を改めて感じてきました。

そこで、本記事では、マレーシア昆虫教室の概要や歴史、実際に感じた魅力、参加を検討している方に向けた情報を体験談を交えてご紹介します。

「昆虫が大好きな子どもに忘れられない体験をさせてあげたい」「親子で自然の中で特別な時間を過ごしたい」という方はぜひご覧ください。 


【 目次 】
1. マレーシア昆虫教室とは
2. マレーシア昆虫教室の歴史
3. マレーシア昆虫教室に参加するには
4. ツアーの流れと体験談
5. 最後に

 

1. マレーシア昆虫教室とは

「マレーシア昆虫教室」は、マレーシアの高原リゾート「フレイザーズ・ヒル (Fraser’s Hill) 」で長年開催されている親子向けの自然体験プログラムです。

昆虫採集を単なる趣味やコレクションとして楽しむのではなく、昆虫を通じて自然や生き物への理解を深め、親子のかけがえのない思い出作りを目的としています。

会場となるフレーザーズ・ヒルは標高約1,200mに位置する自然豊かな高原地帯で、日本ではなかなか見ることのできないコーカサスオオカブトや多様なクワガタムシ、ナナフシ、カマキリ、コノハムシなどが生息しています。

教室では主に夜間の灯火採集や観察活動を通して、昆虫たちの生態を間近で学ぶことができます。

また、採集した昆虫は観察後に自然へ戻すことを基本としており、自然保護と教育を両立させたプログラムとして運営されています。

 

2. マレーシア昆虫教室の歴史

マレーシア昆虫教室は、長年マレーシアで生活し、現地の自然や昆虫に魅了された主宰者・河谷先生が、自身のお子さんとかけがえのない時間を過ごす中で始まった取り組みです。

フレイザーズ・ヒルは昆虫愛好家の間では昔から知られた場所でしたが、親子で安全に参加できる形で本格的な昆虫観察・採集体験ができる場は多くありませんでした。

そこで「採集だけではなく、親子が同じ目線で自然を楽しめる機会を作りたい」という想いから教室が始まりました。

現在では日本をはじめ世界各地から昆虫好きの家族が参加し、長年の経験によって培われた採集スポットや運営ノウハウにより、多くの参加者が憧れの昆虫との出会いを楽しんでいます。

印象的なのは、「昆虫採集ツアー」というよりも「親子の体験共有」を重視している点です。

スマートフォンやゲームから離れ、親子が同じ目的に向かって過ごす3日間は、単なる旅行以上の価値を生み出しています。

 

3. マレーシア昆虫教室に参加するには

マレーシア昆虫教室は2泊3日のプログラムで実施されています。

宿泊費や食事、プログラムはすべて参加費に含まれているため、現地では安心して滞在できます。

開催地のフレイザーズ・ヒルまでは、クアラルンプール市内からは車で約2時間半。

クアラルンプール国際空港からは車で3時間半ほどです。

参加者はGrabやタクシーなどを利用して現地入りします。
 

また、現地は自然保護区であるため、採集した昆虫を持ち帰ることはできません。

観察後は自然へ還すルールとなっており、子どもたちが自然との関わり方を学ぶ貴重な機会にもなっています。

参加前には公式サイトで最新の日程や募集状況をご確認ください。
 

マレーシア昆虫教室: ホームページ

マレーシア昆虫教室:   Facebookページ



4. ツアーの流れと体験談

ツアーの行程

標高約1,200~1,500mに位置するフレイザーズ・ヒルはクアラルンプールなどの低地に比べてかなり涼しい気候です。

日中は半袖でも問題ありませんが、朝・夜間は薄手の長袖くらいがちょうど良く感じます。
 

2泊3日の昆虫教室、初日の集合は午後4時前後と、ゆったり昼食をとりながら道中を楽しめます。

採集の本番となる夜までは、参加者で自己紹介したり夕食をとったり昆虫トラップを仕掛けたりと、のんびり過ごします。

自然保護区として本来は昆虫採集も制限された地域ながら、採集スポットは主宰者の河谷先生が土地の所有者から許可を得た場所なので、安心して採集に臨めます。

また採集スポットは複数あり、移動には車が必要です (自家用車がない方は現地でチャーターが可能です) 。

こうして昼は休み、夜は採集…というリズムが2泊の中で行われます。

食事は基本的にホテルでとりますが、日本人の口にも合いやすい味付けのため、食事面はあまり心配せずに滞在を楽しめるでしょう。

最終日はランチ後、昼の解散となりますので、その日のうちにシンガポールに帰ることが可能です。

参加者は、総じて小学生低学年~中学年くらいの男児とそのお父さん、という組み合わせが多いように見て感じましたが、我が子は中学生になっても参加しているくらいなので、昆虫愛に年齢は関係ありません!


採集の収穫は?

マレーシアは熱帯雨林と高温多湿の環境により、カブトムシや蝶、擬態昆虫など多様な昆虫が生息する世界有数の昆虫フィールドです。

自然環境に依存するため、採集できる種類や個体数も毎回大きく変わります。

その中でも代表的なのがコーカサスオオカブトで、強い角と圧倒的な力を持ち、オス同士の争いが非常に激しい大型カブトムシとして知られています。

そのほか、巨大な羽を持つアトラスオオカブトは迫力ある体格が特徴で、樹液に集まる姿が人気です。

また、美しい模様をもつオオルリオビアゲハという蝶や、周囲に擬態するナナフシ・カマキリなども代表的な存在です。

変わり種としては、我が家はカブトムシの雌だと思って拾った昆虫が、「オウサマゴキブリ」だったということもありました。

名前を聞いた途端、一同のけぞりました (笑) 。


これまで「マレーシア昆虫教室」で出会えた虫たち (リンク)

 

親子で楽しむ感動体験

我が家、特に中学生の長男は幼い頃から昆虫が好きで何度も参加しているわけですが、期待したほど虫に出会えないこともあれば、見つけたのに惜しくも逃すこともあります。

そういった経験から自然のままならなさを学び、どうしたら捕まえられるかを考えて実践に移し、実際意中の虫をゲットしたときの興奮は大きなものです。

2泊3日でそういった体験を通して成長する子どもの姿を間近で見られるのは親としてとても貴重だと感じています。
 

小さなお子さまであれば、親御さんが率先して採集にいそしむことで、楽しむ親の姿を見せることが何よりの教育になるはずです。

一般的な観光での旅行とは異なる、世界有数の生物多様性エリアを舞台にした「体験型」旅行。

きっと親子で感動を共有できる、最高の思い出となることでしょう。

 

5. 最後に

昆虫好きのお子さまにとって、マレーシア昆虫教室はまさに夢のような体験ができる場所です。

ただ、このプログラムの魅力は珍しい昆虫に出会えることだけではありません。

親子で同じ目標に向かって自然の中を歩き、発見し、感動を共有する時間そのものに大きな価値があるように感じています。

大自然の環境に身を包むことでデジタル・デトックスにも最適です。

シンガポールでまとまったお休みがとれる場合には、ぜひ参加をおすすめします!

 

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