売り手市場の人事採用プロセスで気をつけるべきこと

こんにちは、

Reeracoen(リーラコーエン)Singapore法人営業担当の嶋村です。

 

シンガポール国内ではワクチン接種率が全国民の80%に近づき、

2回接種していれば5人までの店内飲食ができるようになりました。

 

私事ではありますが、

先週、前職の同僚からディナーのお誘いがありデンプシーまで行ってきました。

駐車場は満車、どのレストランもほぼ満席で、パンデミック真っ最中であることが嘘のようでした。

 

さて求人市場はどうかと申しますと、求人数が伸びております。

メールやお電話にて、増員、もしくは欠員のため採用します、というご連絡を頻繁にいただいております。

 

ニッチな応募条件でなければ、早いときは求人を頂戴したその日、

おそくても翌日には候補者を数名ご紹介できることがほとんどですが、最近、選考プロセスで気になることがあります。

 

以前からもありましたが、

先月から今月にかけて、選考中に「すでにオファーを頂戴したので、辞退します」ということが立て続けに起こったのです。

今月は特に多く、両手を使っても足らないくらいです。

人選を担当している同僚は “Most common lines from candidate is “ I just recently got a job”と言っていました。

 

採用、転職はタイミングとはよく言いますが、

こんなにタイミングが悪いのも珍しい。せっかくよい候補者をご紹介できても面接さえ組めないことも。

 

打開策は結局のところスピード。

そんな中、以前よりご相談のあった求人で、やっとお一人ご紹介ができ、面接依頼を頂戴しました。

数週間苦戦して見つけた候補者でした。

経歴面で若干懸念があったのですが、今までで一番ぴったりの方。

人事の方が、早く動いて下さったおかげで2次面接までスムーズに経過していました。

 

しかし3次面接調整の際、その候補者が他社よりオファーを頂戴したとの情報が弊社人選担当者から飛び込んできました。

 

今の候補者市場を鑑みるといずれ来るだろうと、その同僚が候補者との密な関係を構築していたおかげでいち早く情報をキャッチ。

企業様の人事担当者には即電話で状況を説明し、3次面接後の翌日には最終面接を実施、

そしてその日にオファー準備まで社内調整してくださりました。

 

前回最終面接まで進んだ方は、選考途中で他社からのオファーに流れてしまったので、

人事担当者は同じことを繰り返したくない、と必死に社内調整を試みてくださいました。

この人材を逃すと年内の採用は難しい、という懸念もあったからです。

 

上記は一例ではありますが、9月以降はさらに候補者の売り手市場化が強まります。

年末ボーナスについても、ここ数ヶ月景気が回復基調にあるため、もらえるかもしれない、という心理が働き、

この状況が続く可能性もあるかと思います。スピードと決断力がものをいう採用が続く中、

弊社としてもタイムリーなご支援ができるよう心がけて参ります。

人材・採用関連にお困りの際には、リーラコーエン シンガポールまでお気軽にご相談くださいませ。

 

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