【シンガポールの義務教育は小学校まで?】日本とシンガポールの教育の違い5つ
こんにちは。
リーラコーエン シンガポールのマーケティング担当Lisaです。
今週のブログでは、シンガポールの教育についてまとめています。
皆様、シンガポールでの義務教育は小学校だけなのをご存知でしたか?
その他シンガポールと日本では教育システムの違いがいくつかあるので、本日はそのうち5つを御紹介させて頂きます。
①シンガポールの義務教育
MOE(Ministery of Education, シンガポール教育省)は、1996年から例外を除き、Primary School(小学校)への通学を義務化しています。
義務教育はシンガポールではCE(Composary Education)と言われます。
対象者:
・シンガポール人でシンガポールに在住している人
・1996年以降に生まれた、6歳以上15歳以下
罰則:
もし子供が15歳になるまでに、6年間の義務教育を終了させなかった親には、5000ドル(40万円)の罰金、もしくは1年以下の懲役及びその両方が課されます。
②入学時期は1月
シンガポールでは、その年の1月1日の時点で満6歳になっている子供は、同年1月の新学期に小学1年生として入学することになっています。
以下のように、2期制が取り入れられています。
第1期:1月2日~3月9日、3月19日~5月25日)
第2期:6月25日~8月31日、9月10日~11月16日
休日:
学期間の休み 約1週間
テスト休み 約1か月間
第1期セメスター2終了時点での休み 約1週間
第1期セメスター3終了時点での休み 約1週間
最終年次の休み 約10日間
③フードコートが設置?好きな食べ物が食べられる
シンガポールは給食配膳やお弁当はありません!
その代わりに学校の敷地内に、フードコートがあるのです。
種類も様々で、2ドル~5ドル以下でしっかりとご飯を食べることが出来ます。
ローカル料理、イスラム料理、日本食、韓国料理
宗教により摂取できる食べ物に決まりがあるので配慮されている。
④学校は選ぶもの!実際の費用は?
学校の種類やシンガポール国民・永住権保持者(PR)・アジア各国かそれ以外など国籍によって、学費は異なります。
アジア各国以外の外国人の場合、シンガポール国民の約3倍の学費がかかります…(小学校の月間給与を比較した際)。
詳細は、MOE(シンガポール教育省)のウェブサイトを御覧ください。
⑤徹底されたバイリンガル教育
学習科目:
英語・算数・母語・音楽・芸術・体育・Character and Citizenship Education
+3年生以上になると理科・社会が追加されます。
小学生の頃からバイリンガル教育が徹底されているのが大きな違いです。
他にも、 1~2年生のみを対象に、PAL(Programme for Active Learning)という科目が用意されています。
2009年からMOE(シンガポール教育省)によって推奨されているプログラムで、週に2時間以上導入されている科目です。
新しいことを学ぶことによる自信、好奇心、仲間と協力し合う協調性や個性などを学ぶことを目的に、屋外学習やクリエイティブ、ゲームを行います。
学問以外でもこういった科目を通して、心身ともにバランスを取れた教育を目指しています。
最後に
以上、日本とシンガポールの教育の違い5つについてまとめてみました。
明日はシンガポールで日本語教育についての記事を公開していきます。
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