覚えておきたい、シンガポールに持ち込み可能な食品について【2023年1月時点】

こんにちは。

リーラコーエン シンガポールマーケティング担当の野上です。

年が明け、シンガポールでは来週末いよいよ旧正月の連休が控えています。

今年はコロナ禍を経て、久しぶりに国境制限も緩和された中、多くの方が海外旅行や一時帰国を予定されているのではないでしょうか。

日常から離れて過ごす時間、景色や雰囲気はもちろん、記憶にとどめたい場所や美味しかった食べ物などの思い出は何よりも代えがたいですよね!

また、そんな思い出を少しでも形にしてシンガポールに持ち帰りたい、という方も多くいらっしゃると思います。


特に一時帰国をされる方は、日本の冬の味覚をシンガポールに持ち帰りたい、とお考えの方も多いのではないでしょうか。

フレッシュなお野菜や果物、お肉やお魚など…シンガポールでも購入することは可能ですが、やはり日本で購入するものは格別です。

一方で、果たしてシンガポールは食べ物の持ち込みを許可しているのでしょうか…?

今回はそんな疑問に対し、シンガポール食品庁(SFA)の2023年㋀時点の情報を詳しくお届けいたします。


【目次】
1.個人の食品の持ち込み、OK?NG?
2.具体的に個人の持ち込みが許可されている食品
3.持ち込みに注意したい食品
4.最後に

 

1.個人の食品の持ち込み、OK?NG?

2023年1月時点、SFAによると、原則として個人のシンガポール入国時の食品の持ち込みは以下の条件を満たす場合のみ可能です。

・分野ごとに持ち込みが許可されている国からであること
・定められた指定量以内であること
・商業的な販売をしないこと

このほか、冷蔵品は極力避けるよう記載があり(移動中に腐敗などでバクテリアなどの発生を防ぐため)、持ち込む場合は責任を持って食品が安全な状態で持ち込まれることとしています。

食品を安全に持ち込む方法の詳細はSFAのホームページをご確認ください。

 

2.具体的に個人の持ち込みが許可されている食品

それでは実際に、どのような食品でどのくらいの量の持ち込みが許可されているのでしょうか。

安全上の理由などにより、それぞれの分野ごとに持ち込みが許可されている国が異なります。

詳しく見ていきましょう。

 

1.肉類(肉を含む調理済みの商品、またはすべての形態のもの)

一人につき、それぞれのお肉の種類は<5キロ>まで、以下の国からの持ち込みが可能です。
 

牛肉

アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、デンマーク、フィンランド、フランス、ハンガリー、日本、オランダ、ニュージーランド、
スウェーデン、ウルグアイ、アメリカの13カ国

マトン(羊肉) アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、
フランス、アイルランド、ニュージーランド、スイス、オランダ、
ウルグアイ、イギリス、アメリカの13ヵ国
豚肉 オーストラリア、オーストリア、カナダ、チリ、デンマーク、
フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、日本、
メキシコ、オランダ、ニュージーランド、スペイン、スウェーデン、
スイス、イギリス、アメリカの19ヵ国
鶏肉 アルゼンチン、オーストラリア、ベルギー、ブラジル、カナダ、チリ、
デンマーク、フランス、ドイツ、ハンガリー、アイルランド、
ニュージーランド、スイス、オランダ、イギリスの15カ国

日本からは牛肉と豚肉の持ち込みが許可されています。
 

2.シーフード(シーフードを含む調理済みの商品、またはすべての形態のもの)

こちらも一人につき<5キロ>まで、またそのうち冷凍のカニとエビは2キロまでと定められています。
 

魚類(冷凍のカニ、エビ、牡蠣または活牡蠣を除く) 全ての国
活または冷凍牡蠣 オーストラリア、カナダ、フランス、アイルランド、ニュージーランド、オランダ、イギリス、アメリカの8カ国
冷凍カニ、エビ 全ての国

 

3.野菜や果物


こちらは一人につき明確な重量は定められていません。

「ハンドキャリーができる程度の量」で、個人消費するものというルールの下、全ての国からの持ち込みが許可されています。
 

4.卵(または卵を含む製品)

こちらは鶏卵に限り、最高<30個まで>以下の国より持ち込むことが可能です。

鶏卵

オーストラリア、デンマーク、フィンランド、アイルランド、日本、
マレーシア(西側のみ)、オランダ、ニュージーランド、ポーランド、
スペイン、スウェーデン、韓国、タイ、ウクライナ、アメリカの15か国


5.加工食品

最後に上記のものを含まない加工食品一般は、一人につき5キロまたは5リットルまで、そして相当金額100シンガポールドルまでの食品であれば全ての国から持ち込みが可能です。


特に野菜や果物などの生鮮食品は持ち込みが禁止されている国が多い中、シンガポールは上記のルールさえ遵守すれば比較的柔軟に食品を持ち込むことができます。

一時帰国で購入した食品も様々なものが持ち込めるのは嬉しいですね!

ただし当然のことながら、SFAは気になるものや分からないものを持ち込む場合は申告するよう喚起しています。
 

3.持ち込みに注意したい食品

ここまで持ち込むことができる食品とその量についてご紹介しました。

一方で、持ち込みが禁止されている食べ物もあります。それは「チューイングガム」。

ご存知の通り、シンガポールではガムを噛むことが禁止されています。

シンガポール入国管理局(ICA)のホームページにも、チューイングガムは持ち込んではいけないものとして明確に記載されています。

一方で、こちらは「薬用」または「歯の健康を保つためのもの」という条件があれば持ち込むことが可能ですが、不安な場合は持ち込まないのが一番かと思います。
 

4.最後に

今回は、シンガポール入国時に個人で持ち込むことが可能な食品について詳しくお届けしました。

シンガポールの旅行会社によると、今年の旧正月の海外旅行予約率はパンデミック前の85%まで回復しているそうです。

「リベンジトラベル」という言葉もありますが、人の往来が従来のように活発になることはとても良いことだと感じます。

また、旅行で味わった思い出の味がシンガポールに戻った後も楽しめると思うと嬉しいですよね!

ルールを守りながら、旅行先で賢くお土産ショッピングをお楽しみくださいませ。

本情報が皆様のご参考になれば幸いです。

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