「I’m Here for You」―Reeracoen Wayが言葉を超えたとき

GeneralSeptember 11, 2026 10:00

Reeracoen, +one and CMSP participants with children during the 2026 +one visit to CMSP Children’s Village in the Philippines.

フィリピンの、とある子どもたちが多く暮らす施設で、聞き慣れたメッセージが流れ始めました。

「I’m Here for You」

2026年8月、Reeracoen Singaporeのブランチマネージャー・須長が、Christian Mission Service Philippines (CMSP) の子どもたちとともに、Reeracoenのテーマソングを歌いました。

数分間、Reeracoen Wayの大切な価値観の一つが、よりシンプルなものになりました。
 

人が人に想いを伝える、ということ。

このシンプルな言葉にこそ、20年以上前に始まった活動が今も続いている理由がぎゅっと凝縮されています。


1. 20年以上にわたる「また帰ってくる」ということ

2003年、内藤 兼二がReeracoenのグループCEOになるよりずっと前、初めてフィリピンを訪れました。

最初に受けた衝撃が、彼自身に今、大きな影響を与えています。

そこから友人たちとともに+oneの活動に関わるようになり、今では20年以上にわたって続くコミュニティとなっています。

今年2026年8月、CMSP Children’s Villageへの訪問には+oneメンバーに加え、10名のReeracoenメンバーも参加しました。

CMSPは、1989年にフィリピンで設立されたキリスト教系団体で、カビテ州にあるChildren’s Villageには多くの子どもたちが親元を離れて暮らしています。

今回も、毎年恒例の「Dreams Come True」のショッピング体験から始まりました。

ショッピングモールで、子どもたちは自分が欲しいものを自分で選びます。

中には初めてエスカレーターに乗った子どももいました。

ショッピングモールへ行くこと。
自分で好きな靴を選ぶこと。
一緒にランチを食べること。
エスカレーターに乗ること。

ある人にとってはすぐに忘れてしまうようなささいな経験も、誰かにとっては大切な思い出になることがあります。

Reeracoen, +one and CMSP participants with children during the 2026 +one visit to CMSP Children’s Village in the Philippines.

Children’s Villageに移動すると、子どもたちは歌やダンスで訪問者を迎えてくれました。

翌日は、夏祭りやゲーム、水遊び、互いのパフォーマンス鑑賞など、さらに楽しい時間を一緒に過ごしました。内藤は今回の訪問を、笑顔と涙にあふれ、次々とさまざまな感情が生まれる時間だったと振り返っています。

なぜこれほど長く活動を続けてきたのかと尋ねると、その答えはとてもシンプルだと言います。

「貧困をなくす」とかいった大それたことはとても言えない。大切なのは、ご縁があった人と経験を分かち合い、互いにどんな状況を抱えていようとも、一緒に幸せな時間を過ごしたい、のだと。

共に過ごす時間が子どもたちを笑顔にする。
一緒に訪問した仲間も笑顔になる。
そして、自分自身の心も満たされる。

内藤は、これを「Happy Spiral」と呼んでいます。


2. 「また帰ってこられる場所」

今回の訪問では、この20年以上の歴史の中でしばらく活動やフィリピン訪問から離れていた人々も参加していました。

9年ぶりに戻ってきた人。
10年ぶりに自分の子どもを連れて戻ってきた人。

長くない時間の中で疎遠になってしまったかつての仲間も、いつも一緒にいるかのように受け入れる。内藤にとって、+oneとCMSP訪問は「ホーム」だと捉えています。

長年、家族と海外で暮らしてきた内藤は、自身の子どもたちには一般的な意味での「故郷」がないのでは、と考えたことがあります。子どもらに故郷は作ってあげられなくても、「ホーム」を作ることはできる。

内藤の家族にとって+oneとCMSPは、そんな場所になっています。

そしてそれは自身の家族だけでなく、+oneやCMSPに関わってくれたすべての人にそうであってほしいと願っています。

以前活動に参加していたものの少しずつ遠ざかってしまった人たちにも、内藤はこう伝えています。

「いつでも帰っておいで」
 

Reeracoen, +one and CMSP participants with children during the 2026 +one visit to CMSP Children’s Village in the Philippines.

23年という時間が意味するのは、単に長い年月が積み重なったということだけではありません。

人が何度も、ここへ帰って来続けたという証拠です。


3.「I’m Here for You」を行動にする

「I’m Here for You」は弊社のReeracoen Wayを構成する6つの価値観の一つです。それも、言葉として掲げるだけではなく、行動になってこそ意味を持ちます。

候補者が次の一歩を踏み出すときに、寄り添うこと。
企業が成長していく過程で、その隣に立つこと。
仲間が困難に直面したときに支えること。
そして、ときには、ただそこに居続けること。

ブランチマネージャー・須長と子どもたちの編成バンドがコラボレーションした今回のサプライズライブは、そうした「I’m Here for You」の精神と、CMSPファミリーの温かい精神がうまく融合したものになりました。
 

Reeracoen, +one and CMSP participants with children during the 2026 +one visit to CMSP Children’s Village in the Philippines.

4.「そばにいる」ということ


+oneとCMSPの関係が長く続いてきたのは、人々が何度もそこへ足を運び続けてきたからです。

CMSPは、+oneとの23年間の関係を、友情、愛、信頼、そして子どもたちに希望と機会を届けたいという共通の想いによって築かれたパートナーシップだと表現しています。

その考えは、私たちReeracoenにとっても同様です。

候補者、企業、仲間、そしてコミュニティのために、私たちができること。

相手が抱える課題を理解し、その人とともに歩み、状況が変わっても変わらずそばにいることによって、意味のある関係を築いていくことだと捉えています。

Reeracoen, +one and CMSP participants with children during the 2026 +one visit to CMSP Children’s Village in the Philippines.

5. 一歩から始まる「Happy Spiral」

初めてCMSP Children’s Villageを訪れた2003年当時。

内藤は、この活動がどこへつながっていくのか知ったうえで始めたわけではありません。

ただその経験が心に残り、活動に関わり、仲間が増え、そうして年月が流れ、自身の子どもも参加するようになり、Reeracoenの仲間たちも活動に参加するようになりました。

はじめの一歩が、次の一歩につながってきて、今があります。

「Happy Spiral」が連鎖がここにはあります。

誰かが一歩を踏み出す。
次の誰かがその隣に立つ。
そこからつながりが生まれる。
何かが変わる。
起きた変化が、また誰かの行動を後押しする。

Reeracoen, +one and CMSP participants with children during the 2026 +one visit to CMSP Children’s Village in the Philippines.

この考え方は、Reeracoenの企業ミッションとも深くつながっています。

「Create a wonderful future with those pursuing happiness.」

ここで大切なのが、「with」という言葉です。

キャリアであっても、企業であっても、コミュニティであっても、意味のある変化は、誰か一人が別の誰かのためにつくるものではありません。

私たちは、一緒につくっていくのです。

6. 次の一歩は、あなたから

2026年、+oneは活動を通じて約620,000フィリピンペソを寄付することができました。

しかし+oneの活動は、決してお金だけで成り立ってきたものではありません。

そこには、一緒に過ごした時間があり、友情があり、学びがあり、そして「また帰ってくる」という選択があります。

内藤自身も、活動を続けきた中で決していつも順調だったわけではありません。

それでも、一度始めたからにはできる限り長く続けていきたい。

その想いを胸に、活動を続けています。

20年以上にわたる歩みを振り返ったとき、今年CMSPで響いたこの言葉ほど、その想いを表すものはないのかもしれません。

「I’m Here for You」
 

もしこのストーリーに共感していただけたなら、一緒に次の一歩を踏み出していただければ幸いです。

7. +oneを応援する

+oneでは、フィリピンやカンボジアの子どもたちを継続的に活動を行っており、活動への参加、寄付、サポータープログラムなどを通じて、その活動を応援してくれる方を歓迎しています。

+oneについて詳しく見る

人のために何かをすることは、必ずしも特別なことから始まるわけではありません。

まずは一歩を踏み出すこと。
そして、その人のそばに居続けること。
それだけで、何かが始まることもあります。
今回ご紹介した+oneの活動は弊社代表・内藤の個人的なものではありますが、弊社の企業ミッションや行動指針 (Reeracoen Way) にも大きく影響を与えています。

企業様、求職者の皆様、それぞれの想いに寄り添い、必要とされる存在であり続けられるよう、社員一同努めてまいります。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。 


8. よくあるご質問

+one(プラスワン)とは?
+oneは、2003年に東京で始まったチャリティー活動です。創始以来、フィリピンやカンボジアの子どもたちやコミュニティを支援しています。募金活動や現地訪問、CMSPの子どもたちと一緒に行う「Dreams Come True」のショッピング・プログラムなど、さまざまな活動を行っています

Christian Mission Service Philippines (CMSP) とは?
Christian Mission Service Philippinesは、フィリピンで子どもたちのケアを行う団体です。+oneはCMSPおよびCMSP Children’s Villageと20年以上にわたり、長期的な関係を築いてきました

Reeracoenは+oneにどのように関わっていますか?
Reeracoen Group CEOの内藤兼二は、+oneの活動初期から関わっており、これまでReeracoenのメンバーの一部も共に活動に参加してきました。2026年のCMSP訪問には、38名の参加者のうち10名のReeracoenメンバーが参加しました

Reeracoenにおける「Happy Spiral」とは?
Happy Spiralとは、一人の幸せや前向きな変化が、別の誰かへと広がっていくことを表す言葉です。誰かが一歩を踏み出し、誰かがその隣に立つ。そこからつながりが生まれ、その経験がさらに次の前向きな行動を生み出していく。私たちは、そんな循環を「Happy Spiral」と呼んでいます

Reeracoenにおける「I’m Here for You」とは?
「I’m Here for You」は、Reeracoen Wayを構成する6つの価値観の一つです。候補者、クライアント、仲間、そして私たちを取り巻く人々が困難に直面したとき、あるいは次の一歩を踏み出そうとするときに、その人のそばにいることを意味しています

+oneを応援するにはどうすればよいですか?
+oneの活動に関心のある方は、活動内容を知ることから、実際の活動への参加、寄付、+one Supporter Programmeを通じた支援まで、さまざまな方法で活動を応援することができます


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