海外転職に役立つ!転職用語集(シンガポール編)
こんにちは。
リーラコーエン シンガポールの平林です。
海外転職を進める中で、聞き慣れない単語を耳にすることがあるかと思います。
例えば「レジュメ」「CV」などです。
実はどちらも海外転職においてもっとも重要といえる資料の一つ、「英文の履歴書」という意味。
今回は、海外転職を始める方必見!海外転職で使う専門用語や英単語などをまとめてみました。
復習も兼ねて、ご参考にいただければ幸いです。
1. 転職準備、書類編
まずは基本の単語、恐らく耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
シンガポールに限らず、どの国でも使用される単語となりますので、覚えておいて損はありません!
Resume(レジュメ)
「Resume」はフランス語で要約や摘要という意味を持ち、英文の履歴書や職務経歴書のことを指します。
日本語の履歴書と違い、特定のフォーマットがないため、プロフィールや学歴、職歴に加え、自身がアピールしたい内容を記載します。
A4用紙1~2枚程度以内にまとめるのがコツです。
Curriculum Vitae(CV)
CVは「Curriculum Vitae」 の略で、職歴や学歴に加えスキルや表彰暦など、これまでの功績
なお、「Curriculum Vitae」はラテン語で「人生の行路」のこと。
レジュメと比較すると、
Job Description(JD)
「Job Description」は直訳すると「職務記述書」となり、一般的に求人票を指します。
その職務に関する業務内容や必要なスキルなどが記載されており、この資料をもとに応募するかどうかを判断します。
いわばその仕事に関するResumeの様な役割となるのですが、そこに記載されていることがすべてとは限りません。
もしそのポジションが気になる際は、ぜひともコンサルタントへ詳細を尋ねてみましょう。
2. 選考中によく耳にする単語
次に選考段階でよく聞く単語についてまとめてみました。
よく耳にする単語やシンガポールならではの言葉もありますので、ぜひご確認いただければと思います。
Interview(インタビュー)
日本語では人に質問をする際に使われることが多くあるかと思いますが、就職におけるインタビューは「面接」を指します。
言葉の通り企業担当者から様々な質問を受け、その職務や会社に合うかどうかの判断の場となります。
インタビューは一方的ではなく、求職者側からも直接質問ができる貴重な場ですので、あらかじめ質問事項をまとめて臨みましょう。
Offer(オファー)
就職におけるオファーとは、企業が採用にあたり条件を提示することを指します。
通常は「オファーレター」と呼ばれる「採用通知書」と共に提示され、職務内容や勤務条件および給与などが伝えられます。
Letter of Appointment(LOA)
「LOA」とは「Letter of Appointment」の略となり、日本語では「雇用契約書」にあたります。
通常はオファー承諾後に発行され、企業と求職者双方の署名を以て締結される法的文書です。
就業を始めるにあたり、雇用条件や福利厚生などが詳細に記載されており、雇用契約において最も優先される書類となります。
AL(Annual Leave)
「Annual Leave」略して「AL」は有給休暇のことです。
シンガポールの雇用法では入社3か月後から適用となり、最低日数は初年度で7日間です。(在籍年数により14日まで増加します)
こちらは国によって定められた最低基準となり、企業によってALの日数は異なります。(詳細はJDおよびLOAに記されます)
ML(Medical Leave)
「Medical Leave」略して「ML」は「病気休暇」を指し、日本ではあまり聞き慣れない単語かと思います。
「Sick Leave」とも呼ばれ、こちらもシンガポールの雇用法により入社3か月後の社員に適用します。
最低基準は年間、通院時:14日、入院時:60日となり、AL同様に有給休暇扱いとなります。
詳細については、こちらのブログをご確認ください。
Allowance(アローワンス)
「Allowance」とは「手当」を意味し、福利厚生を指します。
医療手当や残業手当等、会社によって福利厚生の幅は大きく異なります。
仕事内容や給与だけでなく、Allowanceも仕事を選ぶ上で重要なポイントになるかと思いますので、ぜひともコンサルタントへ確認してみてください。
Probation Period(プロベーションピリオド)
「Probation Period」は「試用期間」です。
どのポジションにおいても一定の試用期間を設けるのが通常で、一般的には3か月から6か月以内の間となります。
そのポジションに適応しているかの判断期間となり、解雇通知受け渡し日数も少なく設定されている場合がほとんどです。
試用期間を経て晴れて正式雇用となりますので、LOAに記されている内容を確認しておきましょう。
AWS
「AWS」は「Annual Wage Suppliment」の略となり、シンガポール政府が推奨している「固定賞与」を指します。
売上や個人の成績に連動する業績賞与とは異なり、固定の金額が賞与として支給される制度です。
通常は1ヶ月分の給与となりますが、AWS制度を採用していない企業もあります。
3. 職種や職位
最後に職種や職位に関する用語をまとめてみました。
日本ではあまり馴染みがない言葉も多くありますので、ぜひともチェックしてみてください。
Business Development(BD)
「BD」と呼ばれる職種は主に新規開拓を担当する「営業」ポジションを指します。
応募要件には「セールスパイプライン」や「ターゲットオーディエンス」など、潜在的な顧客やパートナーを獲得するためのスキルが必要となります。
Account Manager(アカウントマネージャー)
「Account Manager」も「営業」を指し、主に既存顧客との関係構築を行います。
一見「Accounting Manager(経理マネージャー)」と間違えてしまいがちですが、経理は「Accounting」となり、まったく別の職種です。
Managing Director(MD)
「MD」は「Managing Director」の略となり、「代表取締役」を指します。
しかしながらダイレクターとして登録されていないケースもあり、「拠点長」「拠点責任者」などと訳される場合も多いです。
会社の代表という管理ポジションとなります。
Executive(エグゼクティブ)
Excetiveとは職位にあたり、直訳すると「責任者」や「役員」となりますが、シンガポールでは「独立して仕事を進めることができる」レベルのこと。
数年以上の社会人経験があり、その職務に関する知識と経験が伴っている場合に適用されます。
「Sales Executive」「HR Executive」など、職種名の後に付けられます。
Junior/Senior(ジュニア/シニア)
ジュニア/シニアも職位を指し、その職種に対しての経験値を示します。
一般的にジュニアレベルは0~2年程、シニアレベルは3~5年以上を指し、段階を経て昇格していきます。
「Junior Sales Executive」「Senior HR」など、職種名の前に付けられます。
最後に
今回は海外転職に役立つ、転職用語集についてまとめてみました。
職種名に関してはかなり種類が多く、日本では聞き慣れない名前も多くあります。
シンガポールの一般的な職種リストについてはMOMのサイトから確認できますので、気になる方はチェックしてみてください。
またシンガポール転職に関するご相談や気になるポジションがある方は、お気軽にご連絡くださいませ。
本記事が海外転職を目指す方のお役に立てば幸いです。
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